はじめまして。BJと言います。移動平均線の研究をしていると不思議な発見があります。
それは、ある時間足で機能する期間設定です。特に時計と関係した(1日のサイクル)「24の倍数」を使った期間設定は、デイトレードではかなりの有効性があると感じています。
今回、投稿させていただくFX手法はこの「24の倍数」に着目したものです。
24の倍数FX手法概要
手法名 | もみ合いでのドテンFXトレード | ||
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開発者 | BJさん | ||
勝てる? | 勝てる | ||
取引スタイル | デイトレード、スイングトレード | ||
時間足 | 15分足、1時間足、日足 | ||
通貨ペア | ユーロ円、ポンド円、豪ドル円、ポンド米ドル | ||
分析手法 | 移動平均線、高値安値、水平線 | ||
その他選択項目 | 逆張り | ||
取引市場 | 東京市場、欧州市場、NY市場 | ポジション保有時間 | 10時間 |
FX業者 | DMM.com証券 | 月間取引頻度 | 10回 |
エントリー注文 | 指値 | 決済注文 | 成行、指値 |
勝率 | 60% | 損益レシオ | R-2 |
平均利益 | +40pips | 平均損失 | -20pips |
取引環境
今回の手法で使うインジケーターは「24の倍数」の移動平均線4本です。
内訳は、「24」「48」「72」「96」これをチャートに並べます。恐らく、この時点でちょっと勘がいい人なら「パーフェクトオーダー」を想像するかもしれませんが、全く違います。寧ろ逆の発想でFXトレードを行うのです。
つまり、トレンドフォローではなく逆張りをするルールということになります。
パーフェクトオーダーで、同じ角度で上昇/下落していた場合、押しや戻しを待つルールが一般的かもしれません。ただし、それでは結構遅かったりするんですよね。トレンドの残りカスを掴まされる事になるのは、非常にストレスが溜まります。
そのような事にならないように、トレンドは無視してはなっからレンジだけにターゲットをロックオンするのです。
あまり、頻繁に取引する訳ではありませんが、はまれば往復で何度も利益を手にすることができます。それが、レンジFX手法のメリットであります。
エントリールール
エントリーの詳細は「4本の移動平均線が絡み合っている状態」を見つける事が最初の仕事です。
それがレンジを見極めるサインとなります。最高の形は、4本の移動平均線全てがほぼ水平であること。この状態では、かなりの確率で勝てます。
注文は「指値」を使います。水平線を引いて、そのポイントまで待つことになりますが、水平線を引くのはヒゲを除いた高値や安値です。
ヒゲまで待ってしまうと、約定しないケースが多いので、確実にもみ合いの往復をモノにするためには、若干甘めの設定が必須になるのです。
1つのもみ合いFX相場で取引する回数も決めています。それは「4回」です。例えば「売り」「買い」「売り」「買い」とこの4回でFX取引は終了となります。
検証した結果、5回目のエントリーからは勝率が悪化するケースが多く、もちろん勝つときもありますが、総合的に見送った方が良いという判断に至りました。
※エントリーイメージ
ドテンFXトレードを採用
タイトルにも書いたように、このFX手法は「ドテン」を採用しています。つまり、エントリーと利食いのポイントが同じということです。
ドテンをルール化することで、もみ合い相場でも、ある程度の値幅を取れることになります。
損切りについては、引いた水平線をロウソク足の実体で抜けてきた時にしています。実体で抜けて、次の足でちょっとだけ戻される事が多いので、その場面で決済をします。
※決済イメージ
通貨ペアはポンド円がおすすめ
最後に通貨ペアの選定ですが、私の場合は「ポンド円」を中心にFX取引しています。
ポンド円は値動きが荒い特徴があり、もみ合い相場といえども値幅が上下にあり、1つ1つの利益が大きくなります。反面、トレンドが発生した場合おいては、一気に置いて行かれる可能性もありますので、先術したように損切りのタイミングが重要となります。
このFX手法で大事なことは、あくまでも「水平」になるまで待つことです。根気が必要ですが、勝ちやすい形というのが確実にありますので、それを発見すれば、暇なもみ合い相場での武器になります。