5年間ずっと損失繰越の確定申告を続けおり、なんとか首の皮一枚でFX相場に残れている状態の兼業FXトレーダーです。
これまでさんざんコツコツドカンを繰り返し、ようやく損切りを徹底するFX手法でのトレードが身に付きつつあるところです。
ただ、以下にご紹介するFX手法では現在のところ月間トータルでの連続勝ち越しはできていません。
※それなりの値幅は狙えるのですが、レンジに入ると損切りが続きます。有効なフィルターが見つかれば、損益が改善されると考えています。
5分足の100EMA反発エントリーで何度もダマシにあって、何とか損切りを減らしたいという思いでひと工夫入れました。
このFX手法のポイントは、100EMAタッチで反転するのかそのまま抜けて行ってしまうのかを、25EMAを使って確認していることにあります。
2本のEMA FX手法概要
手法名 | 2本のEMAで押し目買いFX | ||
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開発者 | 勘助さん | ||
勝てる? | 勝てない | ||
取引スタイル | デイトレード | ||
時間足 | 5分足 | ||
通貨ペア | 米ドル円、ユーロ米ドル、ポンド米ドル、豪ドル米ドル | ||
分析手法 | ローソク足、移動平均線 | ||
その他選択項目 | 順張り | ||
取引市場 | 欧州市場、NY市場 | ポジション保有時間 | 2時間 |
FX業者 | 月間取引頻度 | 20回 | |
エントリー注文 | 成行-指値 | 決済注文 | 指値、逆指値 |
勝率 | 30% | 損益レシオ | R-4 |
平均利益 | +40pips | 平均損失 | -10pips |
25EMAと100EMAを使用
5分足チャートに25EMAと100EMAを表示し、下記の条件が揃ったら成行でのエントリー、もしくは指値注文を入れます。
《買い注文までのセットアップ》
1.上昇の値動きがしばらく続き、パーフェクトオーダーになったことを確認します。※パーフェクトオーダー:上からローソク足、25EMA、100EMAの順番に並ぶこと
2.ローソク足が下降して25EMAを割り込み、100EMAと接触します。その際にローソク足が100EMAを一旦割り込んでしまってもかまいません。
3.100EMAと接触したローソク足が再度上昇し、25EMAを上抜けしたままローソク足がクローズしたことを確認します。
4.次のローソク足が一旦下がって25EMAにタッチした場合は、成行で買いエントリーします。(25EMAにタッチせず続伸していった場合は25EMAの値で指値注文を入れます。その後25EMAが上昇すれば指値注文の値も変更します)
《売り注文までのセットアップ》
買い注文とは上下逆の条件で、確認・エントリーを実行します。
1.下降のパーフェクトオーダーを確認
2.ローソク足が上昇し、25EMAを上抜けて100EMAにタッチしたことを確認
3.ローソク足が再び下降し、25EMAを割り込んでそのままクローズしたことを確認
4.一旦上昇し25EMAにタッチしたところで成行エントリー(もしくは指値注文)
※取引イメージ
トレンドが発生しやすい時間帯のみ
《有効な時間帯》
15時~25時が有効な時間帯となります。このFX手法は順張りでのエントリーですので、トレンドが発生しやすい時間帯のみをウォッチしています。
早い時には15時台にトレンドが緩やかに始まります。その後一旦押し(戻り)が発生し、欧州組参入の時間帯に本格トレンドが発生しますので、その初動を捕えます。
また、21時~22時台のNY組参入前後やLondon Fixでもトレンドが発生しますので、同様にその初動を捕えます。
《エントリー見送りの条件》
極力無駄なエントリーを減らすために、下記の状態ではエントリーを見送ります。
・買いエントリーのセットアップ中に25EMAが100EMAを下割れした。(この場合は買いエントリーのセットアップが終了し、売りエントリーのセットアップ開始となります)
・重要な経済指標発表後などのボラティリティが高過ぎるとき。(損切り幅を10pips+スプレッドとしているため、エントリー方向が合っていてもかなりの確率で損切りになってしまいます)
利益は損切りの4倍確保
損切りは10pips+スプレッドで、利確は40pipsです。
トレードツールの自動損切り・利食いを設定し、成行および指値注文と同時に上記の値幅をOCOで注文できるようにしています。
《同値撤退》
成行および指値注文が約定し含み益が出だしたら、損切り設定を損益±0に変更します。変更のタイミングは含み益が20pips程度出たあたりを目安にしています。
※損切りイメージ
トレンドを捉える為のFX手法が必要
このFX手法では、100EMAタッチ後の25EMA抜けをしたときに、ほとんど戻りを試さずにそのまま続伸していくことがあり、エントリーしないままその値動きをジッと見ているだけの状態がよくあります。
また、パーフェクトオーダーにすらならない状態で、ローソク足が2本のEMAからグングン離れていくこともあるため、このFX手法に加えてこれらのトレンドを捉えるためのFX手法も必要であると考えています。