日本円は金利が低いので高金利通貨との相性は抜群です。今回は実際に運用しているトルコ円を利用したスワップFXトレードについてご紹介させて頂きます。
スワップトレードは一度でもロスカットに引っかかればすべて終わりです。
そのためロスカットラインの設定が非常に重要です。以前は過去の最安値から少し下にロスカットラインを設定していましたが、最安値の更新は幾度となく過去が証明しています。
そのことに改めて気づいてから、少しでも合理的にロスカットラインを算出できないものかと考えてみました。
トルコリラ円FXトレード 概要
手法名 | トルコリラ円のスワップFXトレード | ||
---|---|---|---|
開発者 | あーちゃん さん | ||
勝てる? | 勝てる | ||
取引スタイル | 長期保有 | ||
時間足 | 月足 | ||
通貨ペア | トルコリラ円 | ||
分析手法 | その他 | ||
その他選択項目 | 低レバレッジ | ||
取引市場 | NY市場 | ポジション保有時間 | 年単位 |
FX業者 | 月間取引頻度 | 1回以下 | |
エントリー注文 | 成行-逆指値 | 決済注文 | 逆指値 |
勝率 | 100% | 損益レシオ | R-5 |
平均利益 | 0pips | 平均損失 | 0pips |
ドル円とドルトルコのレートからロスカットラインを設定
たどりついた結論、それはトルコ円はドル円とドルトルコの合成通貨(TRY/JPY= USD/JPY÷USD/TRY)なので、ドル円の最安値とドルトルコの最高値からロスカットラインを算出するというものです。
つまり、「ドル/円」と「ドル/トルコリラ」がそれぞれ同時に最安値と最高値になったときの価格を、ロスカットラインに設定するということです。
現在(2015年3月)、ロスカットラインは「75.307÷2.6475=28.44」としています。
そしてこの価格までは下がり得るとしてポジションを建てます。
このルールではドル円とドルトルコがそれぞれ同時に過去の最安値と最高値に到達したらアウトです。もちろん、どちらかの通貨が暴落又は暴騰し、ロスカットラインを下回ってもアウトです。
ロスカットラインは何れかの通貨が最安値又は最高値を更新するたびに見直します。
FXチャートを開くのは月1回だけ
上記のルールのもとで、FXの醍醐味である複利運用を行います。
月の終わりにその月のスワップの合計を算出し、場合によっては資金を追加して、翌月始めにトルコ円のポジションを建てます。
FXチャートを開くのは月に1回、テクニカル分析やファンダメンタルズ分析は一切行いません。
FXは余剰金で運用することが重要
サブプライム後にこのスワップトレードを開始して数年が経ちます。共働きという恵まれた投資環境のもと、複利運用で月10万以上を得るまでに成長しました。
利を以てロスカットラインを定めていますが、FX相場に理屈は通用しません。資産の余剰金、かつ、余剰金の一部で運用することが重要だと考えています。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。少しでも皆様のFXライフに参考になれば幸いです。