1時間足で、50期間のHLバンドを併用しながら、トレンドに沿った押し目買い、戻り売りを狙います。
アルーンは50期間、ストキャは14期間の設定です。実線ではHLバンドによるブレイクOUTFX手法を併用していますが、説明が長くなるので、FX初級者向けにストキャスティクスの戻りで売買するFX手法を紹介します。
アルーンFX手法概要
手法名 | アルーンで順張りFX手法 | ||
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開発者 | まるちゃんさん | ||
勝てる? | 勝てる | ||
取引スタイル | デイトレード、スイングトレード | ||
時間足 | 1時間足 | ||
通貨ペア | 米ドル円、ユーロ円、ポンド円、豪ドル円、ユーロ米ドル、ポンド米ドル、豪ドル米ドル | ||
分析手法 | ストキャスティクス、その他 | ||
その他選択項目 | 逆張り | ||
取引市場 | オセアニア市場、東京市場、欧州市場、NY市場 | ポジション保有時間 | 12時間 |
FX業者 | OANDA JAPAN | 月間取引頻度 | 10回 |
エントリー注文 | 成行-指値 | 決済注文 | 成行、指値 |
勝率 | 60% | 損益レシオ | R-1 |
平均利益 | +60pips | 平均損失 | -50pips |
アルーンのゼロを基準にトレンドを判断
50期間のアルーンオシレーターでトレンド方向を確認します。
読み方に裁量の余地はありますが、「0より上なら上昇トレンド」「0より下なら下降トレンド」と判断します。トレンド方向に向かって、14期間のストキャスティクスの反転でエントリします。
アルーン上昇中なら、ストキャスティクスが安値で反転したところで買いで入ります。
※管理人の補足
アルーンとは「トゥーシャー・シャンデ」が開発したテクニカル分析で、トレンド指標として使われることが多いインジケーターの1つです。
30pips~50pipsが利確の目安
利益確定は、HLバンドのセンターラインタッチ、HLバンドの高値か安値の更新、ストキャの80%、20%ラインとなります。
損切りは想定利益を越えない範囲で、直近の高値か安値に設定します。通貨によっても異なりますが「30pips~50pips」が目安です。
実際の取引チャート
画像はポンドドルの1時間足で、トレンド転換の難しい場面です。
A:AはHLセンターでの反発を期待して買いで入りますが、直近安値で損切りです。
B:下降トレンドに入った戻り売りのBは、安値タッチで利食いです。
C:戻り売りCは有力な抵抗ラインとなるHLセンターで戻されたので、信頼度が高い売りパターンです。安値タッチを待たずにストキャが反転したので利食いします。この手法は、トレンドフォローなので、トレンド転換の場面ではサインがでないので、エントリを見送ります。
D:Dは押し目から、高値タッチで利食いです。
ストキャスティクスの読み方を理解していれば、事前にエントリポイントと、利食いのポイントがわかるので、指値でFXトレードできると思います。エントリ回数の少なさは、取引ペアを増やすことで補えると思います。
※取引チャート