極めてシンプルだが効率がよい稼ぎ方を紹介しようと思う。FXで儲ける唯一の方法は波に乗ることである。多くの負け組FXトレーダー達は、この意味を理解していないから何時まで経っても負け組なのだ。どうして物事をシンプルに考えれないのか?
大きな波か?その判断がつかぬ間に、強引に入り込む事はご法度だ。
サーフィンをする前に波の種類を確認してから、腰を上げても遅くはない。乗り遅れを怖がっていては波乗りはできない。この事を肝に命じるべきである。
N字型FX手法の概要
手法名 | N型と逆N型を使えばFXで儲けられる | ||
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開発者 | gurieluさん | ||
勝てる? | 勝てる | ||
取引スタイル | デイトレード、スイングトレード | ||
時間足 | 1分足、5分足、4時間足、日足 | ||
通貨ペア | 米ドル円、ユーロ円、ポンド円、豪ドル円、ユーロ米ドル、ポンド米ドル、NZドル円、NZドル米ドル、ユーロ豪ドル、ユーロポンド、カナダドル円、スイスフラン円、その他、ユーロフラン | ||
分析手法 | ローソク足、エリオット | ||
その他選択項目 | 順張り | ||
取引市場 | 東京市場、欧州市場、NY市場 | ポジション保有時間 | 5時間 |
FX業者 | -OANDA JAPAN | 月間取引頻度 | 10回 |
エントリー注文 | 成行 | 決済注文 | 成行 |
勝率 | 60% | 損益レシオ | R-1 |
平均利益 | +50pips | 平均損失 | -40pips |
FXは感情のブレをなくすことが大切
それでは私が実行している方法を説明しよう。恐らく拍子抜けするだろうが、事実私はこのFX手法をメインにして生計をたてている。
カスタムインジケーターの部類は一切使用せず、ローソク足のチャートパターンで取引可能である。
ただし待ちの姿勢が必要である。FX取引において1通貨ペアに限定するのは、あまりにも勿体無い。それは機械損失として受け止めるべきだ。FXトレードする際には必ずチャートを見るのだから多ければ多いほどに越した事はないのだ。
同じパターン認識を持ち、同じロジックでトレーダーするのであれば、複数通貨の監視はそれほど難しい事ではないだろう。慣れの問題だけだ。
重要な事は、仮に10通貨のチャートを見て一日に一度も売買しなかった場合に、感情のブレを無くすことだ。
少しでも感情の変化を感じる場合はデモトレードに移行すべきだ。FXで負けて感情を乱すより、ポジションを持てずに感情を乱す方がタチが悪い。
N型と逆N型を意識したFXトレード
大きな波の確認は日足と4時間足を見ることから始まる。両方の足で大きな波が来ているのが理想ではあるが、これは片方の足だけでも結構だ。
どちらかの足で「N型を確認して買い準備」「逆N型を確認して売り準備」となる。
つまりエリオット波動論でいうところの5波目を目指すのが、今回のルールであるが、エリオット波動論は気にせずに単に「N型」と「逆N型」を発見する事だけに集中すれば良い。
仮に4時間足でN形を発見したとしよう。もちろんこの場合は買い準備だ。そうした場合に2つのシナリオを描く。
1.直前の高値まで落ちてきて反発上昇する。
2.トレンドラインまで落ちてきて反発上昇する。
まずは4時間足において上記のシナリオを描く。
つまり、2つの位置まで落ちてくるまでは「待ちの姿勢」となる。
※日足・4時間足の確認
落ちてきた場合は1分足か5分足を見る。5分足の方が精度が高いのは言うまでもないが、回数を熟したい人は1分足推奨。
5分足&1分足、どちらかの足でも日足&4時間足と同じで、N型が出るまで待つ。短期足ではN型が出たら買い注文をする。分かりやすく言うと、この場合は高値を抜けたら買いという意味になる。
※1分足・5分足のエントリーイメージ
売りの場合は逆となる。
「日足か4時間足で逆N型を見つける」→「2つのシナリオポイントまで待つ」→「5分足か1分足で逆N型を見つける」→「安値を抜けたら売り」
自分に合った決済の取り決め
損切りと利確のバランスが重要だ。これは「どこまで耐えれるか」を自身の検証により見つける事が先決。仮に「損小利大」のルールにしても、低勝率に自身が耐えられなければ、やがてルールを破ってしまうだろう。
自分の性格とこれまでの経験は自分が分かっているはずだ。そこから導きだしてほしい。
参考までに私の設定を述べれば、「損失1に対して利益は1~1.3」といったところに毎月収まる。
これは、私が勝率重視のスタイルであり、とにかく「負けず嫌いな性格」な事が理由となっている。もちろん、利大トレードの検証も回数を重ねたが性には合わなかった。無理なく、毎月60%~70%を目標にしている。
損切りする場所は、2つのシナリオが崩れたところだ。つまり、トレンドラインの崩れがシナリオ終了を意味する。
ただし、トレンドライン付近というのはダマシが頻繁に発生する場所でもある。だから、崩れたからといってすぐに損切りをせずに、ある程度、方向性が出るのを待ってから損切りすべきだ。
トレンドラインを崩れて、明らかに勢いが加速を示す場面もあるが、その時は早急な損切りが必要になってくる。
※損切りイメージ
利確に関しては、損切り場所から逆算して大体の位置を求めることができる。後は臨機応変に場面に応じて、チャートの勢いも考慮しながら決済位置を決定する。
決済は難しい。毎回間違う事を前提にしていれば、失敗を過度に気にする事もなくなるだろう。FX手法選びで悩んでいる人の参考になれば幸いだ。