FXで勝つためにはテクニカルだけで良いといわれることがあります。しかし、ファンダメンタルズを入れることで勝率は更に上がります。
毎月出る経済指標に左右されるとプロに負けてしまいますが、大まかな筋書きは勉強さえしたら一般投資家でも予想が出来ます。慣れれば誰でもできる大まかな流れのファンダメンタルズ戦法です。
手法概要
手法名 | ファンダメンタルズによるスイングトレード | ||
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開発者 | トリニティさん | ||
勝てる? | 勝てる | ||
取引スタイル | スイングトレード | ||
時間足 | 日足、週足、月足 | ||
通貨ペア | 米ドル円、ユーロ円、ポンド円、豪ドル円、ユーロ米ドル、ポンド米ドル、豪ドル米ドル | ||
分析手法 | ファンダメンタルズ | ||
その他選択項目 | 指標トレード、逆張り、順張り | ||
取引市場 | オセアニア市場、東京市場、欧州市場、NY市場 | ポジション保有時間 | 2か月 |
FX業者 | 月間取引頻度 | 3回 | |
エントリー注文 | 指値 | 決済注文 | 指値、逆指値 |
勝率 | 70% | 損益レシオ | R-3 |
平均利益 | 500~2000pips | 平均損失 | 200~600pips |
量的緩和政策の縮小を基本とする
今回は2012年まで行われたアメリカの「QE3(量的緩和政策)」の縮小を基本としています。
「QE3」を縮小するという事は、世界中にばらまかれていたドルを回収することになるため、ドル高その他通貨安という形になります。その中でもたくさんのドルが豪ドルなどの新興国に流れていたため、ドル安豪ドル高になっていました。
これは金利が高い豪ドルに投資するという流れから起こった豪ドル高の現象です。しかし、今回は逆の動きになるため、それに乗っかるだけです。ここというタイミングを指定するのは難しいですが、しばらく待てば予想の方向に動き出します。
損切りと利益確定について
利益確定は2010年4月につけた「0.81」を基準としています。
エントリーをファンダメンタルズでして、利益確定をテクニカルのサポートラインでする形です。
ここでは「1.02」でショートエントリーして「0.81」で決済していますので「2100pips」利益が取れました。
損切りは今回の利益目標が「2100pips」なので3分の1の「700pips」と設定しています。
安定して勝つにはファンダメンタルズ分析は必須
ファンダメンタルズで投資するのは難しいと敬遠してしまいます。毎月の経済指標で投資してみても、一般投資家からしたら情報が遅く、時すでに遅しという事ばかりです。
しかし、今回のように国策で大きな資金の流れをつかむことが出来れば、市場関係者やプロを相手でも十分に利益を上げられます。勉強と慣れが必要ですが、勝てるようになりたいのであればファンダメンタルズの勉強をお勧めします。