2011年頃、ドル円が底値をつけた頃に約半年間使用していた手法です。
「安値を切り下げると一旦反発する」と いうチャートの特徴を見て、思いつきました。
その頃のドル円の相場状況と、スプレッドが狭く1000通貨単位でトレードできる業者が出てきたことから、 実現できた手法です。
また、「全決済」等の注文方法が出来る事も条件です。この手法で2011年4月頃から8月上旬まで、週単位で毎週プラスで運用できましたが、9月初めにふとユーロドルで運用し、強い下落でサイズが大きくなり、S/Lを躊躇したことから利益の約半分を飛ばしてしまいました。
それを機に使用を止めたました。一時的に利益が出ていた手法なので、相場状況とメンタル管理がポイントだと思います。
手法概要
手法名 | 猿太郎のマシンガン逆張りトレード | ||
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開発者 | 猿太郎さん | ||
勝てる? | 勝てる | ||
取引スタイル | スキャルピング | ||
時間足 | 1時間足 | ||
通貨ペア | 米ドル円 | ||
分析手法 | ローソク足 | ||
その他選択項目 | ナンピン、逆張り | ||
取引市場 | NY市場 | ポジション保有時間 | 1~2時間 |
FX業者 | 月間取引頻度 | 10回 | |
エントリー注文 | 成行 | 決済注文 | 成行 |
勝率 | 40% | 損益レシオ | R-0.7 |
平均利益 | +6pips | 平均損失 | -8pips |
Uターン足を狙ってエントリー
安値を切り下げたらロングエントリー、さらに下がったらサイズを上げてナンピンし、平均約定値と現在値の差が10pips以上開かないように、0.1枚単位で調整しながらサイズを上げていきます。
押しが深くなるとサイズが大きくなりますが、数値を入力している時間がないので、例えば1枚の時は10回クリック、2枚なら20回クリックと、マシンガンのようにクリックエントリーです。
損切りと利益確定方法
金額ベースで利益が出たら決済します。 サイズが大きい時はポジションの数も多いので、一括で全決済します。
損切りは成行きで、最大サイズ後に利が乗らなかったら即損切決済です。
トレンド相場でも有効なUターン足
良い位置でエントリー出来た時はサイズが小さく利が僅かでションボリ、悪い位置でエントリーした時は1pips の動きで損も利も大きく、欲が出て、と、なかなか大変な手法でした。
変な話ですが、悪い位置(早め)にエントリーした方がサイズが大きくなり、10pips程度の戻りは大抵はあるので、金額ベースではプラスで終わることが多く、続けるうちに「どこでエントリーし始めても大丈夫」という気持ちになりました。
また、決着が付くまで(平均約定値がプラスになるか、S/Lするか)終われないので、毎週プラスにはなっているものの、体力的に長く続けられないと感じていました。
当時は介入もあり、ドル円が下がり難くなっていた時期だからできたことで、今は全く違う相場の ように思います。