FX相場を動かしているのは、当然個人トレーダーではなく「機関投資家」です。
その機関投資家のなかでも、相場が一番大きく動く欧州で使われる一般的なFX手法です。
FX手法概要
手法名 | ロンドントレーダー王道FXトレード | ||
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開発者 | Conekoさん | ||
勝てる? | 勝てる | ||
取引スタイル | スイングトレード | ||
時間足 | 1時間足、4時間足、日足 | ||
通貨ペア | ユーロ米ドル、ポンド米ドル | ||
分析手法 | ローソク足、ピボット、フィボナッチ、トレンドライン | ||
その他選択項目 | 順張り | ||
取引市場 | 欧州市場 | ポジション保有時間 | 1日~3日 |
FX業者 | FXCM Japan | 月間取引頻度 | 3回 |
エントリー注文 | 指値 | 決済注文 | 指値、逆指値 |
勝率 | 60% | 損益レシオ | R-2 |
平均利益 | +250pips | 平均損失 | -100pips |
どの通貨が強く、どの通貨が弱いか?
FXは、通貨の力関係が値動きとして反映されているので、まずは、どの通貨が買われているのか?どの通貨が売られているのかを確認します。(日足で判断します。)
機軸通貨であるUSDが、まず買われているのか売られているのかを「USD Index」というUSDの総合指標で確認します。
USDが買われる局面なのか売られる局面かなのか確認します。たとえば「USD Index」が下降トレンドであれば、USDは売られていると一旦、仮定します。
その後、GBP/USD(ポンド/USドル) EUR/USD(ユーロドル)USD/CHF(ドルフラン)のトレンドの方向を確認します。
例えば、
・GBP/USDが上昇トレンド
・EUR/USDがトレンドレス
・USD/CHFが下降トレンド
であれば、GBP/USDを買いでポジションを持つかUSD/CHFを売りでポジションを持つかに絞ります。(日足で判断します。)
そして、GBP/USDとUSD/CHFを比べた時、ハッキリとトレンドが出ている方の通貨ペアを選択して、その通貨ペアでポジションを持つことにします。
上記で、決めた通貨ペアは、今の相場で一番トレンドに乗りやすい勝ちやすい通貨ペアになります。
今度は、その通貨ペアで、エントリーする場所を決めます。
ウィークリーピボットの表示
使用する時間足は、3つの時間足を使います。
・長期時間足:日足(相場の方向判断)(上記で使用しました)
・中期時間足:4時間足(ピボットやフィボナッチ戦略を立てます)
・短期時間足:1時間足(戦略で立てた価格に近づいた時にタイミングを見ます。)
次に「ウィークリーピボットポイント」を表示させます。
ウィークリーピボットは、週の始まり、終わりが世界中のプラットホームですべて同じなので、多くのトレーダーが意識する価格ラインとなり、価格が反応する可能性の高い先行指標となります。
4時間足の直近のトレンドに対して、フィボナッチリトレースメントを引いて50% 戻りのラインとウィークリーピボットポイントS1/R1,S2/R2,S3/R3のレベルと重なった時に1時間足に切り替えます。
そして、ロウソク足形状(はらみ足、包み足、ハンマー)が出たタイミングで、押し目買い、戻り売りで エントリーします。
※取引イメージ
損切りと利益確定方法
損切りポイントは、フィボナッチリトレースメントの38.2%の外側へ10pips程度のところにストップをおきます。
利食いポイントは、エントリーに使用したテクニカルフィボナッチリトレースメントを使用して、リスクリワードが3倍程度になるように決めていきます。
1週間の収益目標を達成したら終了
最後に、1週間の収益目標を立てて、目標を達成したらその週は、FXトレードをしない。週の頭で目標を達成したとしても、欲を出して今週は先週の倍の利益が出せるかも・・・と容易にエントリーしてはいけない。
そのような欲は、必ずFXトレード技術を鈍らせて、週の最初で得た利益を吐き出してしまいます。
1週間の収益目標を立て、目標を達成したら、もうFX相場には入らないことです。