Excelのデータタグにある分析ツールを使う事が前提のFXトレードになります。Excelの分析ツールにある「ヒストグラム」を使い過去の終値を集計します。
たとえば過去5年間の日足のデータを使い(最安値80円、最高値120円だったとする)80円から120円まで80.5,81.0,81.5・・・0.5円間隔で区切って集計します。
インターネットでヒストグラムで検索してもらうとやり方はわかると思います。結果のサンプルの画像をつけてみました。
そうすることで91.5円では20回程しか値をつけなかったけど、95.5円では100回も値をつけているといったことがわかります。
値をつける回数が多いという事は、そのあたりを中心としてレンジ相場が組まれやすいと考えられます。逆に少ないところは抵抗ラインとなってとどまることが少ないという事です。
そこで注目したのが、値をつけた回数が低い箇所。それを何個かピックアップして値段をチャートに水平ラインとして落とし込みます。これで準備完了です。
FX手法概要
手法名 | Excelによるヒストグラム解析FX | ||
---|---|---|---|
開発者 | ゆうさん | ||
勝てる? | 勝てる | ||
取引スタイル | スイングトレード | ||
時間足 | 日足 | ||
通貨ペア | 豪ドル円 | ||
分析手法 | その他 | ||
その他選択項目 | |||
取引市場 | 東京市場 | ポジション保有時間 | 4日ぐらい |
FX業者 | 月間取引頻度 | 3回 | |
エントリー注文 | 成行 | 決済注文 | 指値、逆指値 |
勝率 | 50% | 損益レシオ | R-1.5 |
平均利益 | +420pips | 平均損失 | -330pips |
エントリー詳細
チャートに水平ラインが牽かれていると思いますが、そこを私は節目と呼んでいます。
エントリー方法はそこをポイントに狙っていきます。シンプルに、そのラインを超えて終値が確定すればエントリーです。
上げてつけばロング。下げてつけばショート。一度節目を超えてしまえば戻ってくることはないという事なのでで損切することが少ないと考えました。
損切りと利益確定
損切はエントリーした後に、その節目にまた価格が戻って来たら損切りします。
利確は次のターゲットの節目に逆指値を立てておきます。もしくは利益の高いところから30%で利確します。利確に関してはもう少し考える余地があります。
FXトレード回数は少ない
まとめですがこのFX手法はトレード回数が少ないのが欠点だと思います。通貨ペアを増やすことで回数を増やすことが出来ますが、準備段階であるヒストグラム作利の手間が増えます。
あと難しいのは、ヒストラムで価格をピックアップする際、はっきりしていない価格分布の場合判断しにくい事があります。
人によって結果がまちまちになりやすく今回はたまたまうまくいったといえるでしょう。