FX手法には色々なものがありますが、ここで紹介したいのが「指標トレード」です。
指標トレードは練習すれば誰でもできますが、テクニックが必要なものでもあります。特に指標トレードをする際には選択するFX会社の見極めが必要です。
FX会社によっては指標トレード自体がほとんど不可能なところもありますから、この点はしっかりと押さえておきましょう。
そんな指標トレードのノウハウについて解説します。
指標FX手法概要
手法名 | 経済指標FXトレード | ||
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開発者 | tomariさん | ||
勝てる? | 勝てる | ||
取引スタイル | スキャルピング | ||
時間足 | 1分足 | ||
通貨ペア | 米ドル円、ユーロ円、ポンド円 | ||
分析手法 | |||
その他選択項目 | 指標トレード | ||
取引市場 | 欧州市場、NY市場 | ポジション保有時間 | 1分 |
FX業者 | 月間取引頻度 | 20回 | |
エントリー注文 | 成行-指値-逆指値 | 決済注文 | 成行、指値、逆指値 |
勝率 | 60% | 損益レシオ | R-1 |
平均利益 | +30pips | 平均損失 | -30pips |
指標発表時のエントリー方法
「指標FXトレード」では、なるべく大きな指標発表時を狙います。例えば、重要度で「高」となっているような指標がターゲットです。
むしろ、指標の重要度が「小」や「中」のものは、今回紹介する指標トレードでは無視してしまって構いません。
重要度が高い指標とは「雇用統計」や「ISM指数」などですが、他にも「中央銀行の会見」も狙って行きたいところです。
こうした重要度が高い指標の際には大きくピップスが動きますが、これが儲けのチャンスになります。
まず、指標の動き方には色々なパターンが有ることを知りましょう。指標発表時に大きく上か下に動いて、その方向にトレンドが形成されるの(トレンド系)がその一つですが、他にも大きく上か下に動いたと思ったら、発表前の水準に戻るパターン(行って来い系)もあります。
更に、上か下かに大きく動いて高値もしくは安値(指標高値・安値)をつけ、その後発表前の水準に戻り、再度同じ方向に大きく動く(反発系)もあります。チャートがほとんど動かない場合を除けば、この3つが指標発表時の主なFXチャートの動きです。
こうした動きはほんの数秒単位で急激に起こるものであり、用心していかないといけません。そのため、1分足チャートを利用しますが、ティックチャートに慣れているならば、是非ともチックチャートを利用するようにしてみましょう。
そのほうが遥かに細かな動きがつかみやすくなるからです。指標チャートではエントリーの仕方にも色々ありますが、ここで最もおすすめしたいのが「反発系の動きをした際のエントリー」です。
もしも指標発表時に「FXチャートが反発系の動きをしようだな」と思ったら、一度つけた指標高値・安値を再度超える前にエントリーします。
指標高値・安値を超えてしまってからエントリーしては既に手遅れで、スプレッドも急激に開き、損することがあります。
このエントリーは指し値で入れられれば良いですが、指標発表時は動きが早いので、成り行きでエントリーするのが基本になります。
損切りと利益確定方法
一度エントリーしたら、後は簡単です。後はその日の高値・安値や週の高値・安値などの抵抗線・支持線に当たるまで、待って利益確定をすれば良いだけです。これだけで30ピップス程度は稼げる筈です。。
また、損切りですが、手持ちFX口座の2%内に留めたり、その日の高値・安値で損切りするようにすれば良いだけです。
慣れればこのFX手法が定期的に稼げる武器に
この記事では指標FXトレードを紹介しましたが、指標FXトレードは必ず練習が必要です。というのも、他のトレードFX手法よりも、よりテクニック面が大事になってくるからです。
指をならしておいたり、一瞬の判断力を磨くことも大事でしょう。とはいえ、慣れれば定期的に稼げるよいFX手法になりますから、是非とも取り入れてみてほしいものです。
何より、指標トレードはトレンド系などのトレード法とも簡単に組み合わせやすいところもおすすめしておきたい理由です。