FXの手法についてはあまり、深く考えすぎないほうがいいかと思います。
結局2度と同じチャートがFX相場に現れることはないですし、どんなFX手法であっても勝てる時もあれば負ける時もあるからです。その度に一喜一憂してしまっては、心も資金も持ちません。
これまでにトレンド系からオシレーター系まで一通り、実践・検証してきたなかにあって最終的には「日足のトレンドについていくだけ」という極めてシンプルな結論にたどりつきました。日足を意識したFXトレードであれば頻繁にチャートをチェックする必要もなく精神的に余裕が生まれます。
日足トレードFX手法の概要
手法名 | 究極の日足FXトレード | ||
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開発者 | 流離さん | ||
勝てる? | 勝てる | ||
取引スタイル | デイトレード、スイングトレード、長期保有 | ||
時間足 | 5分足、10分足、15分足、30分足、1時間足、日足 | ||
通貨ペア | 米ドル円、ユーロ円、ポンド円、豪ドル円、ユーロ米ドル、ポンド米ドル、NZドル円、ユーロポンド | ||
分析手法 | ローソク足、移動平均線、高値安値 | ||
その他選択項目 | 順張り | ||
取引市場 | オセアニア市場、東京市場、欧州市場、NY市場 | ポジション保有時間 | 10分~1か月 |
FX業者 | -外為オンライン-SBIFXトレード | 月間取引頻度 | 20回 |
エントリー注文 | 成行-指値 | 決済注文 | 成行 |
勝率 | 70% | 損益レシオ | R-1 |
平均利益 | +10pips~+500pips | 平均損失 | -10pips~-500pips |
日足トレードのエントリー詳細
基本的なことです。まず、短期・中期・長期の移動平均線を日足に表示します。
indicatorの数値は「5SMA」「30SMA」「120SMA」です。そして下記のルールで取引します。
現在のドル円相場(2016年8月)で解説すると、今の日足は完全なる「売り場」になります。
1.「120SMA」の下にある限り「売り」ポジションだけとる。買いポジションはNG。
2.「30SMA」までレートが上昇してきた場合は必ず「売り」を仕掛ける。上昇しても損切りはせず保有。損切りは「120SMA」を抜けた時。
3.「5SMA」と「30SMA」の間にレートが位置している場合は何もしない。「30SMA」に到達するまで待つ。
4.「5SMA」より下にレートがある場合は「積極売りゾーン」とする。下位足を参考にしながら何度も売りを仕掛ける。損切りをしていないポジションがあったら「5SMA」を抜けた時点で全て切る。
この絶対的なルールを基準として取引していますので、損切りも躊躇なく行うことができます。
日足であっても、売りと買いの両方を器用に取引するのは難しいことです。今は「売りだけ」今は「買うだけ」と明確な基準があればエントリーに迷うことはありません。
※日足トレード 取引イメージ(ドル円日足チャート)
FXにおいて損切りは”経費”と考える
日足の「30SMA」で仕掛けて「120SMA」を割ったら損切りしますので、1年に数回は大きな損切りをする時がやってきます。
しかし、それは「必要経費」なのです。それまでに「そのトレンド」で散々おいしい思いをさせてもらったわけですから、それくらいの経費は払って当然と考えるのです。
逆に、この損切りこそが新たなトレンドへの移行なんだなと思えば痛くも痒くもないわけです。
アベノミクスのFX相場では、長い期間、日足の「5SMA」に張り付きましたので、何度も買いで入って大きく稼ぐことができました。
今年のFX相場でも1月29日に日足の「120SMA」を一度超えましたが、それからはずっと「120SMA」の下で推移してますので、「30SMA」の売り仕掛けでは1/29以来は、一度も損切りせずに利益になっています。
リカクについては、多くは語りませんが一度で確定すると思わずに、複数回に分けることがオススメできます。
トレンドは把握しているわけですから4分の1枚でも伸ばすポジションを残しておけば、予期せぬボーナスを手にできる時もあります。
冒頭に書いたようにあまり深く考えずに取引するべきです。5SMAの下にレートがある時の取引方法については、また別の機会に書きたいと思いますが、これも深く考えずにシンプルでよいです。
損切りさえ計画的にできれば「ナンピン」でも利益は残ります。裏を返せば「天底さえ掴まなければ、なんでもいいよ!」ということです。この意味がわかれば勝てるようになるかと思います。
とてもいい手法です!!
流離さん
こちらの手法を取り入れましたら、メンタル的にも余裕ができ勝てるようになりました。
ありがとうございます!!
で、質問ですが、
4.「5SMA」より下にレートがある場合は「積極売りゾーン」とする。下位足を参考にしながら何度も売りを仕掛ける。
とありますが、具体的には何分足でどのようなタイミングで仕掛けるのでしょうか?
1時間足、トレンドがある時は30SMAタッチで押し戻りしているように感じますが
そんなタイミングでしょうか?
下位足なら
1時間足ならEMAをパラ5、10、25で表示して
5、10のGC,DCでエントリー、25を損切りラインとかどうでしょう?
ドル円120SMA抜きそうですね。
この手法で先月より売買していて、先月約800pips利益が出せました。
とても自分に合った手法で、このルールで期待値の計算を始めています。
今週ドル円でショートしていますが、早速120SMAが抜けるのか?の攻防に冷や冷やしていますが
抜けたら切ればいいだけなので、メンタルにあまり負荷がかからなくて済んでいます。
この場合はどう対応ですか
質問よろしくお願いします。
価格がダウントレンドから上昇トレンドに転換し、30SAMも上抜けしたが120SAMより下の場合
はどうされるんですか
よろしくお願いします。
説明が理解できません
この手法を取り入れようと¥思っていますが、
説明の中の、
4.「5SMA」より下にレートがある場合は「積極売りゾーン」とする。下位足を参考にしながら何度も売りを仕掛ける。損切りをしていないポジションがあったら「5SMA」を抜けた時点で全て切る。
の「損切りをしていないポジションがあったら「5SMA」を抜けた時点で全て切る」
とは、どういう意味でしょうか。
2.の、「損切りは「120SMA」を抜けた時。」と矛盾していると思います。
どなたか分かれば教えて下さい。