マーケットにはいろいろな環境があると思いますし、FXに限らず、株や債券、商品などいろいろなものがあります。
その市場の特性はさまざまあると思いますが、今回はどの市場にも対応ができるお話をしてまいりましょう。この移動平均、実は、みなさんが一番知りたい、将来の価格がわかる、基本中の基本のみなさんの武器なのです。
たとえば、年の平均気温は地球が誕生して以来、たぶん、年間を通じると必ず平均気温に収斂をするのです。ですから、夏が暑過ぎれば、その平均値からかい離した分だけ冬は寒くなるのです。
近年の地球温暖化というのは、通常の常識では毎年、平均気温は一緒ならなければいけないのですが、その温度が上昇しているから問題になっているのです。
でもその温度の上昇の仕方は年間を通じて平均0.1度以下なのでみなさんは感じにくいことです。
これをマーケットに転じてみると、自然が平均値に収斂をするのですから、「マーケットも平均値に収斂」をするのです。
移動平均線10のFX手法概要
手法名 | 移動平均FX投資 | ||
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開発者 | 角野實さん | ||
勝てる? | 勝てる | ||
取引スタイル | デイトレード、スイングトレード、長期保有 | ||
時間足 | 1分足、5分足、15分足、30分足、1時間足、4時間足、日足、週足 | ||
通貨ペア | 米ドル円、ユーロ円、ポンド円、豪ドル円、ユーロ米ドル、ポンド米ドル、豪ドル米ドル、その他 | ||
分析手法 | 移動平均線 | ||
その他選択項目 | |||
取引市場 | オセアニア市場、東京市場、欧州市場、NY市場 | ポジション保有時間 | どの時間軸でも対応が可能 |
FX業者 | 月間取引頻度 | 50回 | |
エントリー注文 | 成行-指値-逆指値 | 決済注文 | 成行、指値、逆指値 |
勝率 | 70% | 損益レシオ | R-5 |
平均利益 | 時間軸によって違うのですが、この考え方はみなさんにはあまりお教えしたくはないのですが、証拠金を基準に利食い幅を考えると、その考え方はマーケット成立の根幹にかかわる考え方になりますから、この点も研究するといいでしょうpips | 平均損失 | マーケットの捉え方によって違います。マーケットは常に一定ではないことを肝に銘じるべきです。pips |
エントリー方法
下記の画像をご覧ください日足にドル円10を掲載したただけで、余裕のある方は、4時間でも5分でもなんでもご覧になってください。
全部、移動平均にローソクが収斂をしていることに気づくことになるでしょう。
移動平均にローソクが収斂をしたら、離れる傾向になり、移動平均からあまりにもかい離をした場合には収斂する動きになっているのは誰でもわかると思います。
実際は、きちんとこの研究をするとどの値位置からもこらからどちらに動くのかの予想は可能なのですが、今回は移動平均に収斂をした場合のエントリーの方法を検証をしてみましょう。
先ず、移動平均に収斂をしているのですからローソクと移動平均線がくっつく地点を探します。
1.現在の移動平均値を値段を調べる
2.そのかい離に収斂する方向を探る
3.移動平均の方向、下向き、横向き、上向きを確認する
4.移動平均のトレンドと自分の玉の方向が一致するときは大目に、反対の場合は、分割で玉を入れるか、少なめに投資という風に考えます。
これで終わりです。
損切りと利益確定方法
損切りの方法に関しては、かい離がさらに拡大することが確認できた場合は、その損切りを実行します。長年の経験がある方はわかると思いますが、自分の方向性があってくるまで少なめの損切りを出して、その方向性が合うまで、エントリーし続けるほかないのです。
ただ、何回も損切りをしても、自分の考え方が間違っている可能性も探ればいいだけの話です。
利益確定は、移動平均線の上記の値まで来た時に手じまいをすればいいだけの話です。
25年間これで飯をくっている
非常に簡単に思えるでしょうが、実はこれがなかなか奥深い投資なのです。
私が何度も記している、かい離というものを、みなさんのお手軽、お気軽の発想である既存のチャートシステムを使うと、このかい離の概念も一生理解できないと思います。
また、証拠金というにはレバレッジや、先物、信用取引を深く理解していないと理解ができないことです。ただ、言えることは、私はこの方法だけで25年間、マーケットでご飯を食べているだけです。
シンプルな方法はとっつきやすいのがいいところですがあとで、非常に難しくて後悔をするのが、常であることを厭わない方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか?今後も検討を続けたいと思います。