FXを含む相場において、手法と名のつくものは幾千とあります。名だたる手法だけでも幾百を数えるでしょう。
FXトレーダーごとの相性もあるので、どれが一番とは言えないでしょうが、意外に多くのFXトレーダーが無視、軽視しているのが「ダウ理論」「移動平均線」「グランヴィルの法則」です。
この三種の武器を腑に落ちるまで学習し、身に付けることができれば、間違いなく勝ち続けることのできるFXトレーダーになれます。
FX手法概要
手法名 | FX三種の神器:ダウ+MA+グランヴィル | ||
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開発者 | 三田 太一さん | ||
勝てる? | 勝てる | ||
取引スタイル | デイトレード、スイングトレード | ||
時間足 | 5分足、1時間足、4時間足、日足 | ||
通貨ペア | 米ドル円、ユーロ円、ポンド円 | ||
分析手法 | ダウ理論、移動平均線、グランビルの法則 | ||
その他選択項目 | ハイレバレッジ、順張り | ||
取引市場 | 東京市場、欧州市場、NY市場 | ポジション保有時間 | 3時間 |
FX業者 | XM | 月間取引頻度 | 30回 |
エントリー注文 | 成行 | 決済注文 | 成行、指値 |
勝率 | 60% | 損益レシオ | R-1.5 |
平均利益 | +39pips | 平均損失 | -22pips |
エントリー詳細
1時間足チャートを基本に分析。
① 上位足である日足、4時間足に共通する各20SMAのトレンドを確認。(1時間足チャート上にも、日足20SMA相当の480SMA、4時間足20SMA相当の80SMAを表示しておくと便利。)
② 1時間足チャートで現在のダウの上昇、下降を確認。
③ ローソク足と20SMAでグランヴィルの法則1、2、3(4は無視)の絡みを待つ。
④ 上記③が確認できたら、5分足チャートでWトップ、Wボトムなどの出現も参考にし、基本は戻り売り、押し目買いのタイミングでエントリー。
損切りと利益確定
<損切り>
基本は直近高安値の近く(5pips程度)にエントリー直後の損切りを置き、その後はダウの山・谷の出現に応じて損切りを移動(トレール)。ロスカットが大きくなる方向には移動しないこと。
<利確>
トレンドの強弱(20SMAの傾き角度)にもよるが、8SMAも表示しておき、それまでの20SMAの傾きが緩かった時は、終値で8SMAを割ったら利確。
それまでの20SMAの傾きが急だった時は、終値が20SMAを割るのを待って利確。
FXの基本は移動平均線
プロのFXトレーダーのチャートでゴチャゴチャした画面構成を見たことはありません。
FXの基本はやはり移動平均線です。トレンドを見やすくするため、MA in Colorというカスタム・インジケーターを(期間・線種を変えて複数)表示しています。
また、ダウの上昇、下降を見やすくするため、zigzagtriad-mtf+alerts 2とIC_Trail_SwingHLも表示しています。
その他、情報系のインジケーターも邪魔にならない程度に2~3入れています。勝ち続けるFXトレーダーを目指すなら、先ず王道を極めてください。
「三種の神器」に関する投稿者からの追加コメント
分かりにくいチャートで済みませんでした。以下に補足させて頂きます。
チャートは1時間足のGBPJPY(2017/1/6 23時頃)です。
SMA(MA in Color)の期間は大きい方から順に480(日足相当)、80(4時間足相当)、20、8(エントリー、利確判断用)です。
情報系インジケーターは、Traders Clock、Sessions EX、その他、5分足チャートには、THV4 InfoPanel、日足チャートには、NewsCal-v107(経済指標チェック用)を表示しています。
少しでもトレーダーの皆さまのお役に立てれば幸いです。