この手法はある書籍からヒントを得てシンプルなオリジナルのルールを作りました。このシステムには二つの長所があります。
1.平均足は視覚的に判断できるので、チャ-トが見やすいこと
2.機械的なトレードが実践可能だということ。
週足、日足、1時間足のチャ-トを使い、それぞれのチャートに平均足を設置します。このシステムはあらゆる通貨ペアでトレードが可能です。
また、時間足を変更すればデイトレードやスキャルピングとしても応用できるかと思います。(例:4時間足、1時間足、5分足でデイトレードなど)
手法概要
手法名 | 平均足トレード手法 | ||
---|---|---|---|
開発者 | ganganさん | ||
勝てる? | 勝てる | ||
取引スタイル | スイングトレード、長期保有 | ||
時間足 | 日足、週足 | ||
通貨ペア | 米ドル円、ユーロ円、ポンド円、豪ドル円、ユーロ米ドル、ポンド米ドル、NZドル円、豪ドル米ドル、NZドル米ドル、ユーロ豪ドル、カナダドル円、スイスフラン円、トルコリラ円、ユーロフラン | ||
分析手法 | 移動平均線、平均足 | ||
その他選択項目 | 順張り | ||
取引市場 | オセアニア市場、東京市場、欧州市場、NY市場 | ポジション保有時間 | 3日~1週間程 |
FX業者 | - | 月間取引頻度 | 1回以下 |
エントリー注文 | 成行 | 決済注文 | 成行、逆指値 |
勝率 | 60% | 損益レシオ | R-1.5 |
平均利益 | 300pips | 平均損失 | 200pips |
エントリー詳細
まず、週足のトレンドが上昇していることを確認します。これは簡単です。
平均足が上昇(青)であるかを確認します。それから、週足の平均足が青から赤に確定するのを待ちます。(これはあや戻し(押し目)の機会が来ることを意味しています)
○買いのエントリーは次のタイミング
★日足の平均足が赤⇒青になったとき。
★青になった日足平均足の安値と高値にフィボナッチを当てます。そして、フィボナッチ38.2%の戻しまで待ちます。
★最後に1時間足を見ます。1時間足の平均足が赤⇒青に変わったのを確認してからエントリーです。
※ドル円 日足チャート
>損切りと利益確定
目標値の設定は、5日移動平均線を下抜けたら、または、日足の平均足がエントリー後に青色⇒赤色に変わった時点です。
5日移動平均線を基準にすれば、急激な上昇があれば、最大限利益を確保することができます。損切りは、エントリー後はローソク足の安値に置いておいて、やはり平均足の色が変わったら、その時点で決済してしまいます。
リスク管理の注意点
どのようなシステムでも 建玉管理が重要なことを忘れてはいけません。トレードの運用資産に対する最大損失としては、「一回のトレ-ドで5%以上の損失を出すべきではない」と考えます。
スキャルピングやデイトレードであれば、もっと比率を落とすべきですが、この手法はエントリー頻度が少ないので、5%で問題ありません。
基本的な建て玉のルールは10枚建てる時と1枚建てる時に同じ利益が出るようにすることです。これはつまり10枚建てた場合と1枚建てる時のロスカットを同額で行えるように調整するということです。
ストップロスの値幅が大きくなるほど、それにあわせて建て玉が少なくならなければなりません。
(値幅×枚数=一定額)もし口座資金が100万円あって一回のトレードで5%のロスを許容するのならば、最大ロスは5万円になります。
100pipsのストップをおくのであれば、エントリー枚数は5枚になりますし、50pipsであれば10枚のロット数を張れることになります。
このように常にロット数のマネーマネージメントを行い、一度の勝ち負けに対して一喜一憂をしない精神状態を保っておくことが重要となります。