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アメリカの経済回復はイエレン議長の計算通り

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この4月からドル安になるよ、と散々、このFXコラムで言っておりました。ドル安にみなさんが気づき始めたのは、夏前になって酷いドル安だと口ぐちに叫び始め、当分、このドル安は続くだろう、と叫び始めたときに私は、今度はドル高になるよ、と言い始めたのです。
実際に、8月の末からそういいだしたのですが、その通りの結末になっています。

この背景

理論的には、ここでは何度も紹介しましたが、1-3月期の等号、不等号は「ユーロ>日本>アメリカ」になり、4-6月期は「アメリカ>日本>ユーロ」になったからドル安からドル高に転換したというのは、このロジックではその通りになります。

特にアメリカは右端から左端に移動したのですから、顕著にドル安からドル高になり、ユーロも同様に左端から右端に移動をしたのですから、ユーロドルはよく動いて当たり前です。
日本の位置は真ん中なのですから、ドル円レートはあまり動かないのは当たり前の話になります。つまり、為替レートというのは「GDP」に左右されて動いているということが証左されたと思います。
そして4月頃に書いたと思いますが、今年のドル円レートの基準値は111.7円になると書いたと思いますが、見事にその辺で現在、動いているということになります。高値が114円、安値が107円だとすると真ん中の値が111.5円くらいになりますのでこんなものなのかな、と思います。

イエレン議長就任当初の話

就任当初から「イエレン議長」は、ドルが高すぎると何度もけん制をして、その結果、2015年からの株高をけん引したのです。ドル安方向に誘導したことによって、物価が上昇し、そして、その結果、景気がよくなったのです。そして利上げを実行し「QE」の停止準備を始めることができたのです。

日本は消費税を増税して2015年から大不況なのに、自民党にマジで投票するなんて無党派層はいるのかな、と思います。どうもマスコミは変な調査ばかり出してくる。都議会選挙の都民ファースト圧勝なんて、どこか予想していたのでしょうか?
イギリスよりはまともな世論調査を出すと思いますが、よくよく考えれば当たっていない。今年の4月の話は、非常にかんたんな話で、トランプが「イエレン議長」の役回りを焼きなおしただけの話です。
ですから過去の実績から「イエレン議長」は物価上昇に自信をもっているだけです。これだけの結果を残した「イエレン議長」をトランプが退任を望んでいるわけがないのですが、メディアは後任、後任と五月蠅い限りです。
問題は、「イエレン議長」が金融規制改革に反対していることで、その規制改革案を示したことによってほぼイエレンは留任と決まっているのに、トランプの話題作りに振り回されている姿に情けない、としか思えません。
では就任当初のイエレンは何をやったかといえば、11月にふたたび、ドルが高すぎると吠えたのです。きのうのISMの数字などをみると、ドル高が一層進んでも文句が言えません。
あまりのドルの急伸に対しては、おそらく、警戒発言がトランプかムニューニンかわかりませんが、出ると思います。ドル円は「アメリカ3.1>日本2.5」ですので円高ですから、関係なく、ユーロドルが急落しすぎるとそういった警戒発言が出るのです。
ともかく、今年の冬というのはあまり気温の下落というのが予想できないため、冬場のアメリカが減速する可能性は少ないと思います。つまり、北朝鮮有事などのリスク要因はありますが、株に関しては安泰、物価は来年の3月までの間に目標の2パーセント程度になると思います。
日本の0.9の消費者物価指数はフィリップス曲線によるとそろそろ限界ということがわかっていない人が多すぎます。だから、景気はピーク寸前と言っているのですがわからない人が多いです。
原油価格はこのドル高を受けて下がりますし、為替も前期よりも円高になります。となると日本の成長が滞り、日本とアメリカの経済格差が拡大して円高は避けられない運命にあります。
救いは中国経済が、半年後にはまた好調になることくらいでしょう。これだけドル高になれば人民元安、人民元安は中国の輸出加速になり、その結果、中国の好景気ということになります。
ただし、それは半年後だろうというのが通常の見方になります。だから、中国のGDP6.7などは下駄をはきすぎなので、年末に向けて共産党はその数字を調整することでしょう。

本日のドル円

私が毎日、書いている基準値○円からの1パーセント上下動の○円の注目している人は、何を考えているかわかると思います。本日の基準値は112.5円です。

この数字の上伸が日々下がってきていることに気づいている方は、あ、そろそろ、近いなと思うことでしょう。ただ、この数字は午後から変わるということがわかっている人は、すごいな、と思います。
どちらにしろ、本当にハリケーンの影響を受けて雇用統計が低迷するか、どうかを見極めないといけないだけですので、本日も低調な動きになるでしょう。
しかし、ティラーソンとトランプが揉めているようですが、中国と交渉をしているので、ISMの高数字を受けて、北朝鮮のミサイル発射も期待できないし、リスク要因があまりないな、という感じですね。
下手にミサイルを撃って、トランプと仲のよい安倍が政権盤石になっても困りますから、普通は撃たないでしょう。これだけドル高なら、新興国が好調と騒ぐ、トルコ大好きおばさん、トルコは物価上昇率を年内に10パーセント以下にすると言っているのに、スワップ狙いのおばさん、金利を下げると言っているのに等しいのに、買いと騒ぐ、バカじゃないか、としか思いません。
現在の物価は11パーセントですのでレートでは最大で5パーセント近く下がる可能性があるのにね、こういう流動性の低い通貨の場合は下げるときは一瞬で売らせてくれないから、どん安値で損切りしないようにね。
ブラジルのボペスパも好調ですが、ブラジルがドル高になったとき、つまり、アメリカが金利を上げ始めたときに、ドルが本国に還流されて、ブラジル債券が投資不適格評価になったことを忘れる方も多いようです。オーストラリアは株価をみるとマジでこの国大丈夫?と思ってしまう。
カナダなんか、チャートもみたこともありませんが、とっくにピークは終わっているのにまだ夢見てる人は多いのでしょうね。ドルが上昇すれば、カナダは相対的にすぐに終わります。
そういえば、大橋ひろ子ってまだ居たのですね。FX会社から銭もらって、稼いでいるから損をしないものね。ヘタクソ過ぎて、とても稼げているとは思えない。動かないので文句が多い日です。
(この記事を書いた人:角野 實
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