みなさんはきのうの米朝会談中止の発表をみて、驚いた方も多いことでしょう。私はあのトランプさんの発表の前に米朝会談は行われないと言い切っていると思います。
言い切るという言い方は適当ではないのかもしれませんが、心の中で行われるわけがないだろう、といつも思っていたのも事実です。
南北会談をゲイの気持ち悪い会談と書けば編集で却下されたのは当然でしょうが、北朝鮮が「まとも」な国の道をたどることはないでしょう。そもそも非核化なんて無理難題をやっても無駄だと考えていますし、最初からそんなに難しい問題に取り組んでも解決なんか絶対にしないと信じています。
最終的には、いつになるかはわかりませんが北朝鮮という国が崩壊するだろうな、と考えています。かといって平和的な朝鮮半島の南北統一なんか実現しないだろうな、とは思います。
日大アメフト事件から考える最近の傾向
誰もが頭がおかしいのではないのか、と思う事件でした。私からみていれば、私の住む那須にもあんな奴くさるほどいる、という認識です。
無能のくせに、上司に媚び諂い、自分を偉そうに見せる奴。そういう連中は自分が無能であることを認識していますので、ああいう場面では絶対にリスクを取らない、つまり自分は悪くない、責任を取ることができない、という人間。あなたの周りにもいっぱいいるはずです。
もしくはあなた自身がそうではないのですか?上司やえらい人に媚び諂うのが当たり前になってきました。ほとんどの方が内田さんと同じことをやっているのに、みなが集中砲火で彼を責める、私からみると頭がおかしい、としか思えないのです。
そして、一番いいたいことは、偉い立場や地位の高い人はリスクを背負うのでお給料は高くて当然です。不祥事があれば、責められ、そして最悪な場合、韓国の大統領のように逮捕もあるのなら高級を食む資格が私はあると思います。
でも、みなさん、テレビのコメンテイターを筆頭に責任なんかまったく取らないではないですか?テレビに出演をしているということは莫大な利益です。さまざまな場面であらゆるおいしい話が周囲から来ます。それで高い報酬を得て、間違えたことを言っても平気なのです。
彼らを信じ、そして信用をしたみなさんの財布は傷つき、あいつらはむしろそれ以上に儲ける、バカバカしくならないのかな、とは思います。でも、彼らを信用する、脳内が思考停止になっているのではないかな、と思うのです。
経済、マーケットなんて実は難しくない
マーケットで儲けられない人を見ていると悲しくなりますが、でも、ある面、当然、だと思っています。まず、マーケットに対する考えや世界経済、ここで説明する経済指標なんてちっとも難しくありません。では、難しく思える人は、何を間違えているのか、です。
内田さんを問答無用で批判していますが、私からみれば、あんた、あんなこと一回もやったことないの?と問いたい。日本に限らず、世界中にあんな奴、いっぱいいます。
自分のことを忘れて他人を批判してもダメじゃないですか?むしろ、内田さんみたいに頭のおかしい人間、日大みたいなアホな組織、あなたの身近にある、もっといえば、自分の勤務先や上司には一切いえないくせして、内田さんは徹底的に批判する。私からみれば、頭がおかしいとしか思えません。
テレビのタレントもこれまでかと内田さんを批判していますが、今、テレビに出ている連中で一切、そんなことをしなかったやつなどいないだろうに、と思います。
それで格好いいことを言って、実際、自分が同じ立場の場合、内田さんと同じことする人は9割以上だと思っています。そんな連中を信用するのは個人的にはアホくさ、としか思いません。
要するにマーケットを難しくしているのはあなた自身の中にあるのです。そう、内田さんが頭のおかしい発言をするのは私の経験でいえば、組織防衛のためです。そういえ、と上司に指示されているだけです。完全に矛盾があるのです。
ただ、人間というのは自分が正しいと思いたい動物ですから、おまけに満座の前でああいうことを言えば、あれ、自分は正しいかもしれない、と思うでしょう。みなさんも同じです。
自分は内田さんを批判することによって、彼よりも「まとも」だと勘違いしているだけなのです。ほとんどの方が内田さんと大なり小なり、同じことやっているのに。そして自分は正しいとバイアスをより強固にするのです。私から言わせれば、お前も間違っているの、ということです。
自分が間違っていることを認識せずに、自分は正しいと思って、マーケットに臨めば結果は知れています。こんな自己矛盾を抱えている人が、いい結果を残すことなんて、先ず無理です。
テクニカルで買いサインが出ても、それを信じないで売れば損するのと一緒のことです。要するに自分が正しいと思いすぎなのです。
合言葉は「だまされないぞ」
この言葉は数年前に先輩が、マーケットで取引するときに常に心掛けていることは「だまされない」と思うことだと言っていたのが印象的です。私がなぜ、これまでに先を見通せるのか、自分で言うことではないのですが、要するに考え方にバイアスをかけないようにしよう、と思っているからだけです。
バイアスをかける場合というのは、法律的、道徳に正しいことにバイアスをかけるだけなのです。たとえば、トランプさんの発言に嫌いなんてバイアスをかければ、まともに取り合わないと思います。
私は興味をもって、何を意図しているのか考えます。書いてあることなんかまったく、興味がなくて、そのあとに何をやろうとしているのかしか、考えていません。道徳的に許せない発言があったとしても、その発言をした背景を考えるとトランプさんは単純ですので、あっさりとわかるものです。
こういうことを見抜けるのには、常に自分が正しいことをやり、正しい思想をする、ということが非常に大事なことです。みんなが批判をしていると私などは、逆のことしか考えていません。
みんなが円安に行くと信じていると、必死に円高に行く可能性を考えますし、今、起こっている現実なんか、どうでもいい、と思っています。そんなものはバカなメディアにやらせておけばいいのです。
私たちの商売というのは、先を見通すことであって、現状の分析なんてAIにでもやらせりゃ、いいのです。私たちより正確な分析をしてくれることでしょう。
私がメディアをけちょんけちょんにたたく理由は、あんなものを信じている人がいまだに大多数ですし、一番、彼らは、頭がおかしい人間だとしか思っていません。
自分たちが偏向な報道をすれば、みんなが偏向な考え方になるのを知っているのに、おかしな報道や記者会見の質問をすぐにする。消費税を優遇してもらおうとし、また、自分たちの不倫には目をつぶり、他人を叩く、こんな自己矛盾を抱えた報道機関がまともなことなんてできるわけないじゃないですか。
だから間違った報道をしてもお詫びもせずにシャーシャーと円安ババァはのうのうとしているのです。私は今「だまされないぞ」という言葉は卒業しました。起こっていることの事実だけをみて、自分の行動や曇りがない場合には、自然と先行きは見えてくると思います。
なぜなら、マーケットって単純なものですから、上がったものは下がりますし、下がったものは上がります。動かないものはいつか動くようになりますし、動くものは動かなくなる、というかんたんな原理で動いているのです。
そこに算数の知識が少しあれば、先行きなんか見えるよ、ということです。私がこのコラムで教示をしたいと思うのは私の先行きの相場観を教えたいのではなく、常日頃、私は正しい行動をして、考えるように努めている姿勢なのです。
自己矛盾を抱えていてはお金がついてきません。正しい思考をしていれば、その場の瞬間は嫌われるかもしれませんが、長い目でみればプラスのことだと思います。
そういう考えかたです。相場観なんて20年もやったらうまくなるよ、と思います。だから、報道なんかにだまされるなよ、ということを第一歩にして、マーケットで儲けてくださいね、ということです。
だから、報道で頭のおかしい偉そうな評論家、コメンテイター、専門家の悪口は書きまくるのです。だいたい、今、若い人たちで他人の悪口はいっちゃいけないというような風潮ですが、嘘ばかり言っている連中は内田さんのようにいつかは、排斥されるか膨大な批判にさらされるだけのことでしょ。
遅かれ、早かれ言われるのですからね。本当に素人なのに専門家面するのは本当に勘弁してほしいと思います。心の底から画面から、消えろ、と思います。
(この記事を書いた人:角野 實)