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来年の相場は鬼が出るか?蛇が出るか?

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来年の相場展望が出てくる時期にさしかかりました。私も何本かはそういった相場展望を拝見していますが、別に面白みも感じないしなんだか至極当たり前のことしか皆さん書かないような気がします。
私は来年の相場展望という大層なことは書きませんが、この年末から年明けにかけてはおそらくリスク回避に動きになるであろう、と以前から書いている通りです。
そしておそらく5月から6月までは日本の株式に関しては買いになると思います。その横で、ドルの動向がどうなるか、といえばよくわからないのですが来年の1月末にサプライズのようなドル安に見舞われるのであろうと、考えています。
それでは、私が今まで書いてきた原稿を下に簡単なことを書いていきます。

来年1月の末日に何があるのか?

さて、来年の1月末に何があるのか、というのがすぐに分かった方は私の相場分析の手法をよくご存じの方、ないしはよく検証をされている方になります。

その結果に関しては繰り返し解説をしていませんので、何が発表されるのかがわかっていても、それがなぜ、ドル安につながるのかはほとんどの方はわからないと思います。
来年1月末日は、アメリカの9-12月期の「GDP」速報値の発表日です。
なんだ、そんなことか、と思っている方もいると思いますし、またアメリカの景気が減速をする訳ではないでしょう、と思われる方も多いと思います。なぜ、私がこのアメリカ「GDP」9-12月期の速報値に関心をもつのかを解説していきましょう。

今年のアメリカの四半期がマイナスになった時期

このことに答えられない方は、なぜ、年末のアメリカ「GDP」がそれほど重要なのか全く理解できません。マイナスになったのは1-3月期の「GDP」になります。

さて、景気がいいとされるアメリカの「GDP」がなぜマイナスになったのか、を知っている専門家、「アナリスト」もほとんどいないでしょう。
ある専門家によるとそれは大雪になった所為と笑ってしまうようなことを言う方も居ますが、今年の冬、アメリカは本当に雪が多かったのは事実です。
もちろん、冬の「GDP」というのは読みにくいというのは事実として存在をしますし、その主張は間違いではないと思います。つまり季節要因による「GDP」マイナスであったと結論づけると今回の「GDP」は読み間違えるのです。

今年の1-3月に何があったのか?

アメリカは大雪でしたが、ユーロはどうだったのでしょう?

実は「ECB」、「リーマンショック」や南欧債務危機後に初めて「量的金融緩和」を昨年発表して1月から開始したのです。その結果ユーロドル相場は大きく売られ、今年の最安値を更新したのです。
この最安値の計算の仕方はみなさんに何度も教えたように、簡単に算出をその安値を更新する前に計算することができます。
現実に、今回の「ECB」の緩和によってユーロドルが売られるという世間の大合唱を私は無視をしてユーロ買いを徹底的に推奨したのは記憶に新しいと思います。また、その安値の計算の仕方も例示をしましたが、その値に大きな違いはあったのでしょうか?ということを確認してみてください。
つまり、ユーロが安くなるということは裏を返せばドル高です。1-3月期のアメリカの「GDP」が低下したのはドル高の所為なのです。それによって、製造業の輸出が停滞して輸出産業の低下が結果、「GDP」を押し下げたのです。

今回のECBの追加緩和決定期待でのユーロの下げ

これは、何度も言いますがドル高を助長します。ドル高なのですから先に書きましたように、アメリカの製造業は不振に陥っているのです。アメリカの代表的な産業はITでも農業でもなく、何といっても製造業になります。

だから日本ではアメリカの代表的株価指数をニューヨークダウ工業株30種にしているのでしょう。
世界標準は前にも書いたように「S&P500」です。今回のアメリカ株の下げの要因がよくわからない、という専門家が多くいらっしゃいますが、簡単です。
製造業の売上が伸びないことを背景に売られたのです。

原油価格も同じこと

原油価格」が安値を更新しました。私のイメージでは「IEA」は「いつも当たらないアマチュアの国際原油研究会」というのが代名詞になっていますが秋まで今後も原油は上昇し続けるだろうと、予測していたのに来年まで価格は上がらないと言いだしたのがこの結末です。

私は、「原油価格」は「近い将来10ドル近くになるよ」と以前から言っていますから言わんこっちゃないということになります。
日本銀行」も今年の秋までに追加緩和を決定した去年10月に「原油価格」は上がると言っていたのをアホかと思っていたのです。
要するに誰も世界的に「原油価格
をきちんと予想していないということですね。私が何度も言うように、株価が下がれば「原油価格」は上がるよ、と言っている通りです。世間一般が原油は戻り売りなんて妄言がたくさん飛び交っていますけど、アホかの一言で終わりですね。
しかし、原油のシーズン、需要の最ピークに価格が下がるのですから大きな戻りをしてまた下がるのであろうとは思います。
参考までに北半球が冬に入る12月は夏と比べ需要が1割多いことが原油の世界では常識になります。「原油価格」が下がったのは新興国の不振も一因でしょうが、アメリカでの需要低迷は世界の需要低迷につながるのです。
ですから、株価が上昇すればまた、原油もたたき売られます。しかし、アメリカの株価は当面、高値からの調整局面でしょう。

今年のアメリカの冬は?

さて、日本は私が以前から申し上げているように暖冬です。ついでに、今の時点で夏は「ほぼ」冷夏が決定的です。まだ、断言はできませんけどね。では、アメリカの冬はどうなのでしょうか?アメリカの冬はかなり寒い、平年以上。と、考えています。

つまり、また大雪になって産業への被害も甚大になるでしょうね、と思っています。あら、来年の1-3月期の「GDP」も大幅に改善が出来ない要素もでてきましたね。ただし、これには条件が付きます。ユーロが高い場合はこの限りではない、ということになります。

現時点ではアメリカのGDPは二期連続低調になる可能性が高い!

ドル高によって、アメリカの製造業が不調になりその上天候まで悪いとなると世間はアメリカが利上げをして景気がいい、なんてお気楽に騒いでいますが、私からみると、何を考えているのだか・・・、理解不能ということになります。

つまり、景気がいいと思われたアメリカが景気の腰折れの事態になったらもっと悪い新興国はどうなってしまうの?と思う方は大勢いらっしゃいます。
だから私はこの12月から円高ですよ、と言っているのです。なぜなら、ドル安なら円高ですよね。ついでにリスク回避の円高もやってくる可能性もあると考える方も多いでしょう。

ユーロの上昇がわからない理由

ユーロの上昇している理由がわからない、というのは為替の根本を理解していないから理解ができないのです。私が何度も、説明するようにユーロドルの相場というのは「ユーロ÷アメリカ」で算出することができます。

経済規模はユーロのほうがアメリカより大きいのですからパリティーなどありえないのですが、ユーロは悪いから、と言ってユーロが下がるという専門家があまりにも多いのです。
今回のユーロドルやユーロ相場はなぜ上昇したかといえば簡単で、アメリカが悪くなる見込みがあるから上昇をしているのです。
考えてもみてください、ユーロの今年の成長予想は1パーセント半ばくらいですよ!日本よりもいいではないですか!これをみれば、日本の景気のほうがよほど悪いのですけどね。
為替の専門家の方はこんな根本的なことも理解をしてないで単にイメージだけで語っているのが現実です。参考までに、日本の成長など1パーセント予想でユーロよりも悪いのです。
しかも補正予算で、プレミアム商品券等をばらまなかったらマイナス予想なのに、ユーロは日本よりも悪いというアホなことばかりを言っている人だらけなのです。日本の景気は先進国のなかでは実質一番悪いのです。

ドル安円高だから株価は下がる?

これもここでは書いていないと思いますが、本当に強い経済は通貨高の株高、金利高なのです。

大体において円安で株価が上がるという矛盾した現象を当たり前だと思っている人が日本には多すぎます。本来なら円高だから株価が上昇することにならないといけないのです。
円高になると我々の年金の原資である年金が大赤字を出しますが、日本株を買う主役は年金機構から、海外ファンドになります。いままで、日本の株を海外筋は円安だから買わなかっただけです。どこのお人よしが通貨安の国の株を買うのでしょうか?
ただし、年金機構等など今まで買い支えてきた機関は全部大赤字です。円高で海外の資産が全部マイナスになるでしょうね。年金など当てにはしてはいけません。

年末の文章にしては奇想天外でおもしろかったと思います。

これを信じるもよし、信じないもよし。ただ、私はまじめに書いていますので私の投資方針は来年も変わらないでしょうね。

大真面目に書いていますので、アメリカの景気がいいなんて微塵も思っていません。もちろん、多分、今年のアメリカクリスマス商戦は過去最高になると思っています。
でも、庶民に入るお給料は景気のいい7-9月のお給料です。だから、過去最高になるでしょう。
ドル高が進んだ結果のお給料は、1-3月期に入ります。さて、個人消費はどうなるのでしょうか?見ものですね。そもそも来年のアメリカの利上げは4回という「アナリスト」さんもたくさんいらっしゃいますが、冬に利上げはしなくてチャンスかあるのは、夏、秋、冬ですね。
私は0.25ptを来年、二回しかしないだろな、と思っています。さて、このようなあまのじゃくな予想で鬼が出るか、蛇がでるか、楽しみですね!
(この記事を書いた人:角野 實
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