今、ドル円の今年度の基準値はいくらになるのか?をいろいろ計算していたのですが、「今年は酷い円高になるであろう」という計算になりました。
なんだ?この数字は?!という結果になったのですが円高になって当然という数字になりました。
今年、刊行された若林さんの本には確か1ドル70円という予想がでましたが、その数字と似たりよったりの水準になります。この計算をしていたのかな、とも思います。
もちろんこの数字というのは、去年のうちから精密に計算すればできるものなのですが、私のズボラな性格では「面倒くさい」の一言で終わりということになります。
最終的には年内には無理でしょうが、何れまた「ハイパー円高時代」になるのであろうと思います。
今後の目先の展開としては、ユーロドルの今年の基準値が0.903程度になるであろうという話をしましたが、このレートというのは、ユーロ高、ドル安というのは現在のレートからみるとよくわかると思います。
しかし、これは先の「G20」でドル安、人民元安が合意されていますのでしばらくこのドル安水準では落ち着くと思います。しかしドル円は現在のレートと基準値には仮に基準値が70円であれば、円安、ドル高になります。ここにアメリカの財務長官が日本は為替政策を誘導すると文句をいう原因があると思います。
少なくても、ユーロドルに関してはドルの安め誘導に関して違反はしていませんが、日本は円安にして、ドル高にしているということです。
単純に基準値を知っても大体の対応はできるのですが、先般「ジョージ・ソロス」がマーケットに対して準備を始めたという報道がありましたが、この話をすればソロスがどういうポジションをとったのかは大体、想像がついてくると思います。確かに、投機家としてはこの話は非常においしい話でしょう。
サミットの開催時期
例年、サミットというのは5月に開かれているという認識のある方が少ないと思います。この時期ではなくてはいけない理由があるのです。そして最近できた「G20」は年明け2月に開催をされるのです。
このサミットというのが形骸化してきているという話が、よくマスコミからされますがそういう方々は何も理解をしていないだけの話で、では「G20」と「G7」どちらが、格が上なのか、という話も議論されますが、このことも実際に起こることを勘案すると全然、「G7」のほうが、格が上なのです。
この関係性を理解していくと2月、5月に開催された決定事項がどう反映されていくのかはよくわかると思います。私も今回のサミットで安倍さんがなぜ、「リーマンショック」並みの危機と吠えていたのかは全く理解できませんでしたが、今は理解できます。
この表現が「リーマンショック」というから話がおかしくなるのです。これを「東南アジア通貨危機」というとよくわかるのです。そうなると、「ジョージ・ソロス」や榊原元財務官が最近、やたらと矢面に出ることが理解できる察しのいい方も大勢いると思います。
イギリスも同様ですよね。5月の「G7」というのは、結論からいえば世界の経済実態に合わせて9月からスタートする政策にどう整合性をもたせるか、という会議なのです。
9月からは政策がスタートしますので、株や為替は上昇する。5月はその政策がどうなるかを見極めている状態ですので「そのことがわかっている投資家はその政策を見極めるためにそのポジションを一度撤退するからマーケットは暴落するということなのでしょう」と個人的には理解すると決めました。
私は「アノマリー」という非科学的なものを全く信用はしなかったのですが、こう説明するとロジカルには私の中では納得をするのです。行動科学ではこういうことを全否定しますけどね。
叩かれる政治家
今、枡添クンがいじめられていますけど、経済の中で一番偉いのは政治であって、政治家というのは決してバカではないのだろうな、と思います。
企業人がよく、政治家になるのはアホとよく喝破していますが、そんなことはありません。
政治がなければ企業も経済もよくならないのですね。その前に枡添クンなど選んだ都民が一番アホという感想が私の感想で、あの嫌われ者ぶりというのは国会議員になる前から有名なのに、なぜ、彼がいつも参議院選挙でトップになるのかが理解できなかったのです。
なぜ、あのハ○と○○ミ男に信頼があるのかがやはり理解できませんでした。最初から人に信頼される人ではないのにね。
単に今回の件は枡添バブルがはじけただけの話であって、本人もバブルと承知しているから知事職に固執するのでしょうね、知事を離れたら彼は第二のそのまんま東ですものね、何だか見当はずれの発言ばかりするアホとしか思えません。
でも東クンはあそこまで嫌われ者ではないですものね。賢いのは田中康夫ではないでしょうか、彼は嫌われているのを承知していますので、滅多に表に出ません。
でも元来の出たがりの性質でたまに出るのがたまに傷ですけどね。橋下クンも出たがりですから、そのうち非難を受けてごめんなさい、というのではないでしょうか?でも、それほど橋下さん予想に関しては、自信がありませんけどね。
(この記事を書いた人:角野 實)