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ユーロ>ドルが終了しドル>ユーロになる

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ECB総裁の会見は、出掛けているのでまだ詳細はみていませんが、おそらくユーロの急騰は「ユーロの消費者物価指数は今後も同程度を見込んでいる」という発言からきていると思います。
私はユーロの1-3月期の基準値がだいたい1.15程度と書いていますので今回、その話の解説とちょっと、ドル円の話も書きたいと思います。

消費者物価指数はGDP成長率、インフレ率とほぼ一緒

ドラギ総裁」の発言、「消費者物価指数」に関するものは実質的には4-6月期の成長と同じことなのです。詳細は、非常にかんたんなことで、物価というのは売買するつもりだから値段がつくのです。

フランスの大統領だって、ローマ法王だって、自分では買わないかもしれないですが一般に販売されているものを消費して生活がなりたっています。一方で、「GDP」というのは、国内に値段がつくものの総計になるのです。たとえば、みなさんのお給料もその一部になるのです。
値段がついているものの総計が、かんたんな理解ではGDP」なのです。消費者というのは、その市井で売っているもので生活が成り立っているものを指しますから、「消費者物価指数」が上昇すると、「GDP」総額もその金額があがります。
消費者物価指数」と「インフレ」率というのは、「インフレ」が物価の上昇のことを指しますのでほぼ同義になるのです。つまり、「ドラギ総裁」が「消費者物価指数」は前期並みを見込むということは、「GDP」が前期2.0でしたので、今期4-6月期も2.0パーセントの上昇を見込むと言ったのと一緒のことです。
同様に「GDP」も2パーセント程度でしょう、といったのです。つまり、1.15を基準値とすると、その2パーセント上の価格というのは1.15×1.02=1.173くらいが今回の高値の目安になるということになります。まだ、上値余地があるということになります。

この計算は間違い

この計算が間違いだと、即、気がついた方は偉いです。よくこのコラムを読んでいると思います。

今、FXworksさんでも同じようなことを書いてますが、難しいので2-3繰り返して何度も読めば、なんとなく理解できるようになってくるでしょう。
ユーロドル相場というのはユーロとドルの経済格差相場であって、上記の計算というのはユーロの事情のみを計算したものです。ただ、為替のこの両方の比較によって基準値が出ることをしらない方が多いだけの話なのです。
ユーロドル相場というのは、かんたんな話、ユーロとドルの経済圏の物価が全く変わらない水準になるレートをユーロドル相場というのです。現状は1.16程度がドルと同じ物価になる水準ということなのです。ユーロの成長が4-6月期は2.0なのですが、アメリカは4-6月期に2.5が見込まれます。
参考までに、1-3月期はアメリカ1.2、ユーロ2.0ですから、「ユーロ>アメリカ」になったのでユーロ高は正解なのです。この材料を「ドラギ総裁」が金融引き締めをやるかもしれない、という発言でユーロが高騰したという解説がほとんどですが、ドラギさんがそんなことを言わなくても自然とそうなったのです。
本来ならドル安にならなくてはいけないのに、ドル高のままのユーロに対してトランプさんが怒るのは当たり前です。それに対してメルケルさんがぶつぶつ文句は言うのは恒例行事であって、文句なんか言える立場ではないということです。
普通、そういう人はきらわれる、メルケルさんのことであって、トランプさんのことではない、でも、ドイツでは絶大な人気があるわけです。だからドイツ国民はトランプの悪口を言うわけですよね。基準値で考えると報道の間違いもすぐにわかります。
つまりユーロドル相場は、4月から6月まであがりましたが、7-9月は「ドル>ユーロ」なので下がるという見方が妥当なのです。ところが、アメリカの金融機関の決算をみるとボラタリティーの低下で特にディ-リングの業績が悪いのです。おそらく、なんでも材料にしてボラタリティーをあげているだけの話でしょう。
つまり、現状の値段は間違っていると推測しています。この訂正は少なくてもアメリカの「GDP」速報値が発表される7月末くらいまで続くのではないのでしょうか?
結局、ユーロが戻り高値、という仮説は全然、変わっていないということになります。ですから、アメリカの「GDP」が悪くない限りドル高がまた始まるよ、ということです。
ポンドは特別原稿に書いた通りで、目先の上下に揺らいではいけません。長い目で、「ブリグジット」の問題で国政に問題が生じないことを確認したら上がると思います。理由は特別原稿に、そしてこのコラムでも少し書いています。

ドル円の週末の動き

ドル円がどこかで大きく戻りますよ、と書いたのは4時間足や日足の30まで戻ることを仮定していたのですが、4時間足の30まで戻りましたので戻り完了です。

しかもローソクはよくみると30にタッチしているようで実は30にタッチしていない。タッチしなければ普通、相当弱い相場と判断できる。来週の展望は、ドル円の日足、10と30がデッドクロスする可能性が高いことですね。
デッドクロスは教科書では売りと書いてありますがクロスすると戻るのが通常です。現状日足の30が若干、上向き、ないし横で加速度的に下げる可能性は低いでしょう。
こういうところをみていないでデッド、ゴールデンクロスが当たらないとか言っている人が非常に多いのです。ロジカルに考えれば当たり前の話です。平均線両方が下向きなら加速度的に下げるのは当たり前ですが、一方の線が横や上であったら、戻ると考えるのが普通でしょう。
表面上わかったつもりの方がいくら検証をしても、結果は当たらないと判断するのです。酒田もそうですけどね。酒田のことを何もわかっていない連中がそ
のバックテストを行っても使えない、結果になるのは当然のことです。
(この記事を書いた人:角野 實
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