今朝、ゆっくり寝坊をしていると防災無線に叩き起こされるような事態です。
「上空をミサイルが通過しました、安全な場所に避難しましょう」という無線でしたが、安全な場所って、どこだよ!と突っ込みながら寝坊をしておりました。その30分後になんとなく円高になっているのだろうなー、と思っていましたが、面倒なので再び眠りにつきました。
こういった有事の際の対応の話
先ず、一番、最初に話をしておかなければいけないことは「数字で経済に対して影響がわからないことに対しては無視しなければいけない」ということは何度もお話をしていると思います。
今回の事態というのは、北朝鮮のミサイルが日本上空を飛んで太平洋に落下をしたわけですが、それによって被害が出ていない、ということが一番、FXでは大事なことになります。
人命が失われたり、事故が起これば大問題なのですが、何も起こっていないということになります。つまり、ミサイル発射直後から1時間程度は経済活動の停滞は起こったのです。
その場合「GDP」というのは年間で計算しますので、365日に対して1日は何パーセントなのかを考えるのです。何パーセントになるのかよくわかりませんが、1年のうち、1日くらい経済活動が停滞しても大きな影響はないのです。
つまり、今、流行りのAIや、自動売買を使った取引では、起こった瞬間に円高にポジションを取りますが、僅かな値段で手仕舞いをしないといけないことになります。なぜなら、実際は1円程度の円高が進行をしたのですから、1年のうちの数時間経済活動が停滞をしても、僅かな下落で終わってしまいます。
一番、何がいいたいかといえば、数字の根拠がない有事や事件というのは「考察の対象には入らない」ということなのです。つまり、心理で売られているのですから、人の心理は、数値化できませんから売買のロジックになりえないということです。
つまり、1円円高になっても「何れ元に戻る」ということです。だって、円高になる根拠がないのですから、笑。ですから、みなさんが今後、こういった事件や有事が起こった際にはそれは「数値化できるものか否か」を考えて行動を起こせばいいということになります。
これが、今回のミサイル発射によって事故や事件が起こるようであれば、今後の展開は相当緊迫したことでしょう。それこそ、心理でグチャグチャに売られたと思いますが、事件や事故がなかったということは、「現状に変更がない」ということになるのです。
つまり「元に戻る」と予想すればいいのです。今回の場合は、寝坊した私でも余裕で買えるのです。その場合の押し目というのは、AIでも、そのド転をする場所の目安というのは切りのいい数字ということが予想できます。
つまり、以前、書いたように、価格の0.5パーセント刻みで考えればいいのです。今回の直近の高値は109.37になりますので、その0.5パーセント、1パーセント、1.5パーセントと最初に計算をしておくのです。
今回の安値は現時点で、108.38くらいで高値から1円の円高です。となると1パーセント前後で円高が止まると最初から読んでおけば、その値段を確認すれば楽に買うことができるものです。
そういった数字の素養を積まないと、これからのFXは対応できないと思います。
少し違うテクニカルの話
上記の説明に何も価値を感じない方は反省をしてほしいのですが、正直いえば、人によってはこの上の文章は見る人がみれば、100万円以上の価値のある文章なのです。
なぜなら、人間は、目的をもつ動物であり、そしてその論拠というのをみなさんは意識をしなくても自然に考えるものです。つまり、その売買の根拠を示しているのですから、ロジックがすっきりするので、プログラムを組む場合には、そのプログラミングは楽にできるのです。
AIに事故や事件がなかったらから、それで円安なんて判断はできないと思いますけどね。それでAIのほうが安定運用とか言うアホがたくさんいるので、こいつらはみんな大損するな、とは思います。
最終的には福島原発の想定外の津波だったのだから仕方ない、という理屈にならない理屈で損をしたことを言いわけされるということを想定していません。
「AIが人間の知能を超えるということは絶対にあり得ません。」
人を使って売買するみなさんにはこの辺は大きなアドバンテージになるのです。こんな話をする予定ではなく、実は、テクニカルでは大勢の流れは無茶苦茶な円高になる流れなのです。
つまり、今、私は、円安と叫
んでいますが、それは「ファンダメンタルズ」から円安と叫んでいるだけの話です。テクニカルでは、この円安はいっても112円程度がいいところであって、そしてまちがって、120円くらいかな、と思っています。
んでいますが、それは「ファンダメンタルズ」から円安と叫んでいるだけの話です。テクニカルでは、この円安はいっても112円程度がいいところであって、そしてまちがって、120円くらいかな、と思っています。
それは、まだわからないのですが「大きな流れはむちゃくちゃな円高」であることは間違いようのない事実です。先日、原油の価格がおかしいとお知らせをしましたが、むちゃくちゃおかしい価格の推移です。そしてアメリカの経済もおかしいです。
それがプラスに作用するかマイナスに作用するかわからないということだけなのです。日本の相場環境でいえば、上がりも下がりもしないのですから、わからないというのが妥当でしょう。
しかし、アメリカの場合、株や債券は、特に債券はバブルといっても過言ではないくらいの上昇です。私は前から言うようにアメリカの債券価格は「リーマンショック」直後を超えるという相場観は全く変わりません。
つまり、円安は今のところ想定をしていますが、今朝の北朝鮮有事で、もしかしたら状況が変わっているかも?ということを想定してポジションを組んでいかなくてはならないと思います。
(この記事を書いた人:角野 實)