現在811手法公開中!

FX手法全一覧 FX手法ランキング FX手法検索

トランプの支持率によって変化するこれからの北朝鮮情勢

1つ星 Good! 0 回
読み込み中...
北朝鮮リスクについて、あーだ、こーだ、と専門家と称する人たちが論じていますが、今回は、この問題が起こった背景と、今後の展開について考えていきたいと思います。
参考までに申し上げておきますが、私はどこのメディアよりも早く北朝鮮リスクに関して予知をしており、北朝鮮問題が起こったときに今更騒ぐのはナンセンスと言っていることを忘れている読者の方も多いと思いますので、一応、ここに記しておきます。

トランプの憧憬はレーガン

何度も、何度もお話しをしていますが、トランプの政権運営の方針はレーガンを参考にしているということです。トランプには、おそらく政権の構想などなく、ともかく白人労働者層のことを考えれば、彼は次期大統領の再選も可能だと思っていることが背景にあるということをよく覚えておかなければなりません。

つまり、主に、中間層、しかも白人の階級に有利な政策展開を図り、その結果、彼は大統領職にとどまることができると考えているでしょう。
つまり、白人の労働者階級からの支持がなくなれば、彼は大統領職を追われることになりますので、経済を、つまり白人労働者層の稼ぎがよくなる政策を重点的に行うということが彼の政策を見ることでは非常に重要になります。
その白人労働者層の稼ぎはおそらく工場労働者であり、その給料が減る、ないしは不況によってその解雇、レイオフを避けることを重点的に行うこと。それが結果的にトランプ政権の生命維持装置なのです。
2017年、去年の冬場、つまり1-3月期のアメリカ経済は、前期、トランプラリーによってアメリカ株や経済が買われすぎたので、当然、白人労働者層の稼ぎや雇用は悪化して、その支持率は下がることになります。レーガンは自身の政権が発足したときにその、支持率低迷に悩み、何をやったのかといえば、中南米にあるグレナダへの侵攻を行って、その支持率の回復を果たしたのです。
トランプもそれに倣い、シリアや北朝鮮への挑発を行っただけの話です。レーガンを崇拝する彼は、レーガンの大きな功績の一つに、東西冷戦の崩壊、ソ連の崩壊があげることができますが、レーガンが筋金入りの共産思想嫌いです。
俳優時代にはFBI長官のフーバーと組んで、ハリウッドの赤狩りに精を出し、その結果が政界進出を果たしたのです。トランプはその赤嫌いを狙い、シリアよりも、北朝鮮を選ぶのは自然な選択になりますし、日米の密約でもあるように、北朝鮮を攻撃する場合にはその負担は日本で、お金がかからない、ということも言えると思います。
要するに、トランプは、自身の政権の支持率が下がった場合には、共産党支配の北朝鮮を攻撃すればよいと考えるのが必然になります。そして、支援が欲しい、ソ連と同様、中国にもAIIBなどの支援を材料に、交渉をする、それはお得意のディールなのでしょう。

現状のアメリカ

トランプの支持層は白人の労働者層、この支持層は、自身の生活が解雇や給料の下げにうんざりをしてトランプに投票をしたことは明白です。

では、現状はどうなのでしょうか?雇用は絶好調で、賃金もまだまだ上げ余地はありますが上昇していますので、トランプ政権を誕生させた支持層はより一層、その支持を拡大することでしょう。
現状でアメリカの株価は新高値更新の嵐であり、支持を下げる必要などありません。有権者にとって誰が大統領になって、だれが自分の生活を安定させるのが主眼であって、トランプが嫌いとか、好きの議論ではありません。
要するに自分の雇用を守り、給料を上げてくれるのが支持する政党であり、大統領なのです。現状、トランプの支持層というのは、トランプ支持をやめる理由がなく、そして、民主党に乗り換える理由なんて全くないのです。
一方で民主党は中間選挙はわかりませんが、次期大統領候補にまともな候補いなく、民主党の戦略からすれば、トランプの支持層が白人の中間層であるならば、白人以外の候補であり、そして女性であればパーフェクトな候補なのですが、まともな候補などいません。
前回の大統領選挙のように、女性であっても、女性から嫌われるようなヒラリーのような候補では話にはなりませんし、サンダースのように実現不可能な政策を掲げる候補であっても仕方がないのです。
この辺は日本のリベラルと一緒で、実現不可能なことばかり言って、ちっとも現実との整合性のない政党とアメリカも日本も成り下がっていると思います。オバマのように実現可能な政策を掲げ、それを実行する実力のある人は日本にも、アメリカにも見当たりません。

上記の現状から言えること

北朝鮮の問題の根幹はトランプの支持率であって、それ以外はない、ということです。北朝鮮とアメリカが戦争になる条件は、北朝鮮にはその鍵はなく、アメリカのトランプ大統領の支持率次第なのです。

現状で、トランプ支持層が離れる理由など全くなく、むしろ、民主党はその拡大を警戒しなければならないのに、その対立軸が明確に打ち出せない状況で、アメリカは北朝鮮を攻撃するオプションはありません。これが北朝鮮へのアタックの可能性があるのは、アメリカ経済が低迷して、その結果、トランプの支持率が下がったときのみです。
なぜなら、レーガンがそうしたのですから。言い換えれば、冬場のアメリカは景気が低迷しやすく、その結果、春先にまたトランプが北朝鮮や中国に対して吠える可能性は多いにありますが、現状の経済指標をみていると攻撃する可能性の数字はなく、将来に対してはありますが、しばらく北朝鮮への攻撃はない、とみています。
あるとすればトランプの支持層が離散したときのみです。よく考えてください、北朝鮮が暴発するときというのはアメリカの経済指標がよくなったときのみであって、良い指標が出ると必ず、核実験やミサイルを発射するというのは以前に解説した通りです。
北朝鮮攻撃を見極めたいと思うのであれば、労働者の賃金や失業率、失業保険申請者数をよくみればいいだけの話なのに、訳のわからない話ばかりが飛び交っています。初心忘れべからずで、北朝鮮への攻撃は、アメリカの経済が低迷したときのみです。
(この記事を書いた人:角野 實

1つ星 Good! 0 回
読み込み中...

FX億トレーダーが使う8手法と画期的な検証方法

無料Ebook:全236ページ

 

FXで勝てずに悩んでいませんか?

本書では「2人の億トレーダー」が実際に使用するFX手法を「8つ」紹介しております。

・チャート環境
・エントリー&決済方法
・様子見ルール

など、すべてチャート付きで詳細に解説しているものです。

また上記以外も今まで誰も教えてくれなかった具体的な「検証方法」を詳しく解説しています。

2つのエクセル検証ノート、インジケーター、オリジナルツールなど、プレゼントもご用意しておりますのでぜひご活用ください。

 

>>>ダウンロードはこちら<<<

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*

*

アップロードファイルの最大サイズ: 8 MB。 画像, 文書 をアップロードできます。 ここにファイルをドロップ

PAGE TOP