なぜ、円安にならないのか、とずっと考えていたのですが、最近、ユーロドルを見ていなかったのが、原因でした。ユーロが上昇していたのですね。すいません。
ユーロドルもポジションを常にもっていないとダメなようです。私の場合には。これから構築していこうか、と思います。そのユーロドル相場ですが、ようやく戻り完了になると思います。
ユーロ圏自動車登録自動車台数になりますが、そろそろいいところまできています。国別でみるとイギリスの不振が際立ちます。
これでみると、このイギリスの不振はいずれ、回復するのでしょうから、政治が落ち着けばポンドも買いに復帰するのでしょう。本当に政治が安定するのか、どうだか、わかりませんけどね。
今度の選挙がいつあるのかわかりませんが、選挙があれば今の与党が倒れる可能性のほうが高いと思います。これだけユーロ高になっても、リセッションらしいリセッションもなく景気が回復をしたのも不思議なものです。
ただ、ユーロ圏内は何度もいうように域内貿易が90パーセント以上ですから、通貨高によるリセッションが起こりにくいのも事実かもしれません。上記のグラフをみたら、普通はイギリスの自動車メーカーを買うことを検討しますけどね。
普通は。投資というのはアイディアであって、そのアイディアをすぐに実行するのではなく、データ的見地をもって考え抜いた末に投資を実行するものです。
新しいNEC委員長
少し耳に挟んだ程度なので、なんともまだ言えませんが、彼の主張は「ドルを買って、金を売れ」というものらしいです。要するにNEC委員長はドル高強硬派な訳であって、いずれ、ドル高に転換するだろうな、と思います。
新しい国務長官がイランと北朝鮮に対して強硬というのは耳にタコができるくらい報道されますが、具体的に何が起こるのかさっぱり想像できないことをいくら報道しても意味がありません。
それで原油高とか言っているのですが、この端境期に在庫がこれだけ減少するのも珍しい話で、この在庫で下がるわけがありません。別に自然な上昇で、新しい国務長官のおかげではありません。
あとは、いつも当たらないIEAの需給報告書とかね。かといって1バレル120ドルとか150ドルを夢見ているわけでもなく、なんか、あるのだろうな、という漠然とした思いだけです。
本題に戻ると、新しいNEC委員長がG20に出席をするのかどうか、わかりませんが、G20では仮想通貨への規制も議題になることは間違いないことです。金を売るイコールの関係として仮想通貨を売る、というのは等関係にあります。
すなわち、今、ビットコインが下がっているのは至極当然の話です。何が出てくるのか、わかりませんし、その答えはG7以降になると思いますが、ビットコインが再び、また盛り上がっているようです。
4月の末くらいには本当の大天井になる可能性が高いのに、のんきなものだ、と思います。もっとも、バブルの終結というのはいつもこんなものです。バブルが終結するころには、私に対してのコメントが曲がり屋と書かれるのもいつものことです。
この文章の意味は、きちんとビットコインやアルトコインが何で動いているかを理解していないと、とんでもない目にあいますので、きちんと理解してください。
また、金も20年に亘るバブルが終了になる可能性もありますね。そして、気づいたら、暴落しているトルコ(笑)。あのばぁさん元気なのかね、と思います。
あと、たんぱに出演しているアナウンサー、あれもFX会社にお金もらっているから自分の収支には関係ないのでしょうね。興味はないですけど。これだけドル安なのに、あがらないトルコはもうどうしようもないですね。
■各種指標
フィラルデルフィア連銀、メトロポリタンなどの各種指標が発表されましたが、とくにコメントのしようもないような結果です。輸出入物価に関しても特にはありません。失業保険申請者数にしても、これだけ失業が減ると、これだけ減ると深刻な人材不足が将来、起こることでしょう。
そのときに移民制限して大丈夫なのか、と思います。きょうの相場は、やはりユーロドルをみるほかないでしょう。戻るような、戻らないような足ですが、戻りいっぱいなら、普通は下がるでしょう。
週末にG20を控え、ドル高が協議されるのですから、不安定な動きになるでしょう。週末のオプションもありますしね。さんざんな一週間でした。
(この記事を書いた人:角野 實)