今朝も寒い、頭の思考が現在も停止中の角野です。今回は、永久保存版になります。たぶん、ここでいうことは1割も理解すればいいと思いますが、金利の計算の仕方、世界のどこに行ってもこんなことは解説しているウェブや教科書はない。
もちろん、ネットで宣伝をしているインチキ、非合法投資顧問なんかには絶対、理解もできないし、実行もできない。ここの読者にも数人いることはわかっていますが、自分が儲からないからと言って、他人のカネを当てにするなんて人間のクズです。FXなんてやめて工場で働け、外国人と一緒に。
そのくらい価値があるもんだけど、きちんとこれを日々の相場に応用ができた人は編集部か、ツイッターまで。それこそ、100万人に1人いればいいほうだけどね。
でも、この金利計算をマスターすれば、金利の変動によって為替がどのように動くか理解できます。理解できなくとも知識で知っておく必要はあります。
なにしろ、世界にこんなことを解説している教科書は存在しません。間違いなく。だから価値があるのです。最後にFRBの利上げについて。
ドル円を解説
現在、日本とアメリカ経済格差は約4倍あります。このことを認識している人は、5パーセントもいません。下手したら1パーセント未満だと思います。この格差を知らないでよく為替をやるよ、と思います。
このことも理解しないでFXで儲かりました、という方は申し上げておきます。「まぐれ」です。たぶん、FXで一生儲かるということはありません。どこかでゼニを失います。
上手に立ち直ればいいですが、失敗するケースがほとんどです。だから、日々、勉強を怠らないでください。日米の経済格差が約4倍ということは、実質上のドル円レートは1ドル4円になります。
では、ファンダメンタルズに基づくドル円レートは1ドル4円ということです。ここにアメリカの金利2パーセント、日本の金利0.1パーセントをかけ合わせればいいだけの話です。
アメリカ:4×1.02=4.08
日本:1 ×1.001 =1.001
ドル円レートを計算式に分解すると「ドル÷円=ドル/円」になります。
これを金利差、金利差って騒ぐ、円安ババァはもう、基本中のキホンがわかっていないというのがよくわかります。上記の計算式に「金利差」の計算があるのか、バカじゃない、としか思いません。
金利差とシャウトして、恥ずかしげもなく、常に偉そうなことを言って外す。外しても、正しいロジックによって間違えるのなら救いようがありますが、そもそも基本が間違えている、つまりプロの要件を満たしていないのにプロとして扱われる。
世の中、パッチもんばかりです。詐欺商材や詐欺顧問をやっている奴のレベルはこれよりも低いのだから、話にもなりません。しかし、これを読んでいる善良な読者さんは見抜く力がない、ということですから可哀そうとしかいいようがないのです。
身を守る方法は、こんなことも解説できる人がいないのですから、自分で勉強するしかないのです。世の中のプロと称している奴のレベルがどんなものか、おわかりになりましたでしょうか?
寒いから悪口と文句しか出ません(笑)。言い訳にもならないけど。話を元に戻して金利を含めた計算をすると。「アメリカ4.08÷日本1.001=4.0759……」
この変動率はそもそも、ドル円は金利を含めないと、1ドル4円だったのですが、金利を含めると4.07になります。
「4.07÷4=1.01898…」つまり、金利を含めるとファンダメンタルズで出た計算に対して2パーセント弱のドル円レートと違いがでるのです。
では、現在の日本の短期金利は、日銀のコントロールによって、本当は動かないことになりますので、その仮定条件を受け入れ、アメリカの金利が1パーセント、本来、一日にそれほど動きませんが、わかりやすい例として、考えていきましょう。
アメリカの金利が2パーセントから3パーセントに変化をするとアメリカ4×金利1.03=4.12日本の金利は動かないという仮定条件ですので、さきほどと変わらない1.001になります。
ここでドル円レートの計算をします「4.12÷1.001=4.11588…」
さきほどの金利が米2パーセント、日0.001の場合は、4.0759この変動率は
「4.115884÷4.0759=1.009809…」になります。
つまり日本の金利が動かずで、アメリカの金利が1パーセント動いた場合の値動きは、1パーセント弱の変動があるということです。
じゃ、アメリカの金利が0.1パーセント動いた場合には、0.1パーセント弱の動きがあるとうことになるのです。例が悪いけど、本来は通貨ペア両方の金利が動く計算をしなければいけない、ということです。
問題点について
まず、みなさん、これだけ為替の動きをロジカルに説明したもの、みたことありますか?あるわけないじゃんということです。だって、本当のプロはこのことを理解しているけど、パッチもんは知ったかぶりしてこんなことさえも知らない訳です。
本当のプロは稼げるから、みんなに教える必要なんかない。だったら、私が教えましょうというだけの話です。この計算を実際の日々の適正値の参考にしようと思っても、無理なことはわかります。
まず、日本とアメリカの経済格差、というものが、毎日4倍のまま、の訳ないじゃん。この適正値をAIなどの自動機能にしようとしても、日々のファンダメンタルズの適正値がわからないんじゃ、適正な理論値がわかるわけがないよね。
そして、金利は日本の金利を固定したけど、実際はわずかだけど動いています。この2つの問題を解決することが、理論値を見つける最大の壁になるわけです。
私はだいたい、この壁を解決しているから、月ごとの予測値は、年初、2月に示したようにほぼ当たるようになったわけですよ。だけど、日々はどのように計算しているか、わからない。
計算式はもう完成しているのだけど、どうも外れ値になるケースが多すぎる訳です。ただ、ファンダメンタルズでなるべき値はもうわかっていますから、そこに金利がどうなるかを推計すればいいだけの話なんです。
その推計値をファンドがどのように算出しているのか、を考えるのが私の現在の課題なんです。ま、ほとんど言っていることがわからないと思うけど、理解したら、金利の計算だけで日々の値動きなんてすぐにわかるようになります。ここまで、教えちゃうなんて、私は神様みたいな存在
でしょ。
でしょ。
でも、ほとんどの人は理解できない、それこそ、これを読んで理解できて応用できる人、この書いてあることのすごさわかると思いますけど、ネットで流し読みなんてしているうちは絶対無理。どれだけすごいことを書いているかを理解した出版社のみなさん、ご連絡をお待ちしております(笑)。
誰も、理解している奴なんか編集にはいない、と断言できるけどね(笑)。
FRB利上げについて
なんで、みんな脳内が停止するのかわかんないのだけど、アメリカが利上げをするということは世界の金利が上がるんでしょ。だったら、新興国の金利が上昇して困る南アなんて、下がって当たり前なのに、いまだに買いを裸でもっている人って、頭悪いんですか? と思う。
私は当然、いつものように買い玉にパッチして、興味を失くしている。トルコは10年単位だけど、南アは現物でもって、先物で売るというプロの典型的なやり方。
20年計画だね。私もプロっぽい戦略ができて感激している(笑)。トルコは金利が上昇すると本来は上がる計算になるんだけど、上記の方法で計算すると若干下がることになる。
でも、ずいぶん前に書いたけどCPIと金利の関係をみるとトルコは売りなんだよね。それがきのうのトルコと南アの差なんだよね。この書き方は親切じゃないけど、字数が多いから、もう適当です。許してください。
きのうのドル円は大幅ドル高を受けたから、他が全部下がっているけど、ドル高がすごすぎたから。きのうのドル高という概念を瞬時に理解した人だけがドル円の買いをホールドできるの。
ほとんどの人、利食いしたでしょ。つまり相対値を理解していないからビビる。たとえばきのうユーロは買いみたいなことを言ったけどさ、私はその前にECBの決定は、年内と何度も連呼しているのに、なんですぐに買うのか、理解不能。
むしろ、年内は安値、待ちで、下がってラッキーと思わなきゃいけない。ポンドも売りっぽいことを言ったけど、すぐに売るなんて一言もいっていない。私はきのうから売っているけどね。
これはテクニカルの問題ではなく内部要因を理解していないと、きのう売れなくて、おととい売って、担がれて損切りして、私を恨むんじゃない。
何度も言うけど、知ったかぶりの連中の文章と違い、私の文章は知っていることをすべて詰め込んでいるので、その1つのセンテンスに10個くらいの意味があると思ったほうが良い。
どうでもいい文章というのは行間に何も意味がない。文章をみれば、その人が本物か偽物か、なんてすぐにわかる。昔、政治家の言語不明瞭という言葉がはやったけど、自分のことをしゃべるのに、明瞭にしゃべれない奴はバカなんだよ、私から言わせれば。
昨今、SNSの登場によって図表や動画で説明する奴が多いけど、バカが有利になっているの。動画を使えば、自分が理解していなくても説明できるもの。バカが好む説明手段なの。
本当に理解していれば、言葉で説明できるものなのです。言葉で説明できない奴は理解していないから動画で説明するのです。私のように言っていることが理解不能というのも理解していない証拠なんだよね(笑)。
(この記事を書いた人:角野 實)