おはようございます。今まで、相当、レベルの高い話が続きましたので、みなさんがお好きなテクニカルの話をしていきたいと思います。
繰り返しますが、テクニカルの精度など30パーセント程度、きちんと理解している人で50パーセントなのですから、これをいい加減、魔法の杖というのもやめたらどうでしょうか?
言えることはAIで、世の中が変わるというのは、テクニカルの登場によってマーケットのすべてがわかる、と勘違いしたのと同じことでしょう。
1970年代に登場したテクニカルは、爆発的な普及をしましたが、それで成績が良くなったという人の割合など10パーセントにも満たないでしょう。要するにAIも使う人によって効果が爆発的によくなる人はなるけど、そのほかの人には何の効果もなく、勘違いしか生み出さないと思っています。
実際、AIでの車の自動車運転によって事故だらけになるよ、と私は何度も言いましたが、実際、AI自動運転は事故だらけでしょ。
AIがどういうものかを理解していれば誰でもわかることなのに、知ったかぶりして、AIはなんでもできる、なんて偉そうに言っている奴が恥をかく訳です。でも、現代はそういうことを言っていても、恥とも何とも思わないのが風潮ですよね。
トルコのテクニカル
いつものように単純移動平均10.30になります。平均は平均で、以前に平均よりも中央値を使ったほうが精度はよくなるよ、と以前言いましたが、検証しましたでしょうか?
私は今のままで問題はないので平均しか使っていません(笑)。優しい内容にしても難しい内容を放り込む角野です(笑)。検証した方がいいと思いますよ。
さて、上記の解説になりますが、黄色い線の30に沿って、トレンドは動いている訳です。だいぶ前に、このトルコは黄色い線30まで戻るよ、と言っている訳ですけど、覚えている人は何人いるのでしょうか?
新しいことを覚えることも大事だけど、こういうかんたんなことを覚えていることも、マーケットでも大事な要件です。消費者物価は6か月遅れなど、半年先のことを覚えておくことなんて、なかなか意識をしていないとできません。
私もマスターするのには時間を要しましたが、いまは、半年前、1年前に何が起こったかを常に復習しています。とても大事なことです。選挙は買い、と今から意識をしているのは4月が統一地方選挙で、ここから下がる可能性が大きいから調子に乗って売らないようにするためです。
毎度、選挙時に曲がる癖を修正したいからです。ともかく黄色い線の30が下向いているのに、これ以上大きく上昇する可能性はないのです。しかし白い線の10は若干上を向いているのですぐには大きく下がらないのです。白い線が下を向き始めたら、大きく下がるでしょ、それだけの話でしょう。
じゃ、具体的にどのくらいから下を向き始めるのか、を検証するのには4時間、1時間、30分、15分、5分に降りていけばいいだけの話です。
こういう癖をつけておけば、いつ売ればいいだけか、わかる話なのです。私は面倒臭いので20.57で売りましたが、何か、文句ありますか⁈ 10と30だけできちんと商いできるのに、変な線を引っ張って何の意味があるのだろうと思います。
また固有名詞を出すと怒られますがミッキーさんはこういうことから始めればいいのです。わかる範囲で、相場が思惑通りにいけば、勉強する気にもなる。
相場が当たっていれば、難しいこともやる気になる、自分の機嫌を取るのは自分ほかないのだから、難しいことをやる前に自分の機嫌を取らないとむずかしいことなんぞ、入る訳ないでしょ。
相場が当たっていれば、なんでも、私なんかやる気になりますけどね(笑)。逆に曲がっているときは1に反省、2に反省、3.4がなくて5に反省です。なんで間違えたかの研究にいそしむほかない(笑)。
反省したことを胸に刻みこんで、それ以上は追及せずに前向きに頑張れば、次回は、前回以上の利益が出るの、わかっているもの(笑)。その繰り返しだけでしょ(笑)。
少し高度なテクニカル
高度というよりも、気づくか気づかないかの問題なんだよね。10と30をみていりゃ、たいていのことはわかるよ、と言っているのにここの読者でも、使っている人なんて5パーセントにも満たないと思います。
パラジウム3月限4時間足
言っておくが私はロシアからのインサイダー情報なんて一切、持ち合わせていません。前回のパラジウム騒動はエリツィン大統領政権下で、国営企業の汚職が乱発をしていた訳です。ですからアルマズ?だっけ、による相場操縦が行われていたわけです。
今回のプーチン政権ではガス、オイル企業の国営化からもわかるように、不正をすべて撲滅しているのですから前回のように相場操縦などのようなことは起こらないと思います。
さて、テクニカルの解説ですが、いつものように、単純移動平均の10と30です。黄色い線の30に沿って、トレンドが動いています。
で大きいトレンドでみた場合に、赤い線の自分勝手な線、みなさんにわかりやすくするために書いただけで、私が実際にトレードに使うチャートには引いていません。この線を上抜ければ、実質、新高値なのですから30だけをみればいいだけなのです。
1170ドルで保合いを行っているのは、この調整は値段調整ではなく、時間調整というのがわかります。そこで30にくっついたから買った、それだけの話なんです。
そして、今まで言わなかったことだけど、30の最初のタッチは買いなんだよね。大きくトレンドが出たときはたいていの場合、30にくっつくか、下回る場面というのは最低でも3回ある訳。
すなわち、1回目の30へのタッチなんて自動的に買いなのです。為替でもトレンドが出ているときは1回目のタッチなんて目をつぶって買えばいい。ましてや、新高値でみんな買いづらい場面なんだから、買えば、いいじゃん、というだけの話なんだよね。結果はたまたま。
需給は完全にスクイーズが起こっていて、その上にドル安、円安という商品相場を買う条件がそろっている訳ですから、下がっても押し目にしかならない、という確信が私にはありました。
今の押し目はドル高円安だからきつい下げになっているけど、ドル安、円安になれば、また上昇するのはわかっているでしょう。
ドル安を確認するためにはきのう教えた、
人民元のレートをみればいいでしょ。↑のことは、為替にとっても重要なことを言っているんですけど、わからない人はわからないでしょうね。為替の人に言いたいのは、この10と30はどんな銘柄、株式や商品、債券相場でも適用されます。
人民元のレートをみればいいでしょ。↑のことは、為替にとっても重要なことを言っているんですけど、わからない人はわからないでしょうね。為替の人に言いたいのは、この10と30はどんな銘柄、株式や商品、債券相場でも適用されます。
しかし、銘柄によって特徴がありますので注意が必要です。たとえばトルコなどは、4回、タッチするのが今、常態化しています。9月からの上げは一回で終了する可能性が大きいけど、結局、あれはトレンドではなかったんだよね、ということです。つまり弱気相場はまだ続いているということです(笑)。
でも、夏の安値は取らないと思うよ、というだけです。ここに書いてあることは、非常にかんたんに見えるけど、30へのタッチというのは実際に自分できちんと確認しないと、思い切って買う、売るという行動はその場ではできませんよ。間違いなく。
何も確認しないで、その場で買った、売ったをやって、失敗するのが関の山です。ちゃんと検証しないと自信をもってエントリーなんかできないに決まっているでしょ。
そのほか、石油ガスについては、いま、知ったかやろうが原油ガスの値段は需給によって決まるなんてほざいていますが、それは単なる錯覚ですよ。
ドルの価値がここ数年、安定しているから、需給で決まっているように見えるだけです。原油ガスの周期は、シェールガスオイルの周期をきちんと勉強すれば、わかるようになります。
今朝、モーサテでやっていた石油価格予測はシェールの周期をきちんと押さえています。今回の上昇は需給などではありません。冬場寒いからって、もう、手当は12月に済んでいるのですから寒いから上昇したのではありません。
そもそも世界成長が3パーセントあって、原油の需要が減ると思っているアホは、たくさんいるから楽々、買えるのです。下がる訳ないじゃん(笑)。日本の需要が1970年代から半分になっているから将来暴落するとか、俄か知識を晒してバカなことばかり言っているアホは相手にしちゃいけません。
大豆・コーンはローンレートでオプション買っています(笑)。ローンレートなんて言い出す奴、いま、いないから懐かしいでしょ(笑)。大儲け。米中摩擦で農家に補助金出すとトランプが騒いだ時に、これはローンレートのことだ、と気づかない人はダメなんです。
ローンレート以下にマーケットがなれば、それで引き取ってくれるのだから、買わない人はアホでしょ。こんなのインサイダーでもなんでもない。機転を利かせりゃ、だれでもわかる話です。
珈琲とか砂糖とかはブラジルの不景気が逆転すると思っていませんでしたから、買っていません。グアテマラなんて今、どうなっているのかさっぱりわからんし、西アフリカ、キューバもよくわかりません。でもトルコと並んで不景気だったんだろうね、と思います。
不景気ならば、産地は安い値段で放出するのだから、安くなる可能性が高い訳です。
今、私が待っていること
絶対値でドル高、円高になるのを待っているだけです。そのときに為替を含めて暴落するでしょ。そろそろ、と思っているんですけどね(笑)。
そのときに買うのは金やパラジウムなんですよ、仮想通貨も戻すだろうけど、あんな、いつ盗られるかわかんないようなもんやる奴、いいたかないけどバカだと思っています。内緒にしておいてね(笑)。
(この記事を書いた人:角野 實)