読み込み中...去年の動きをみていれば、去年の年末にさんざん書きましたが、ドル円の動きはわかるといままでにさんざん言いましたが、きのうの円高など予定通りの動きです。
ドル円テクニカル
いつものようにドル円4時間足、単純移動平均10.30になります。白い線が10、黄色い線が30になります。30の黄色い線が横を向いて、そして白い線10が完全にダウントレンドになります。
これでクロスし、その道中で黄色い線30が↓を向けば、デッドクロスが完成になります。この状態で円安、円安と騒いでいる方が多数いらっしゃいますが、きっとテクニカルなど知っているよ、といって、クソ難しい変なテクニカル指標を並べて偉そうに語っているだけなのでしょう。
たぶん、今後、円高になると思っていますが、では、その根拠は何でしょうか。
統一地方選挙
去年から何度も言っていますが、統一地方選挙の最中は株価は下がらないよ、と言っています。それと同時に円安に行く傾向があるよ、と言っています。
今回の第一回の統一地方選挙は、4/8投票なので、4/8が終われば一度、達成感から利食い売りを浴びせられるのはわかっていることです。では、第二回の統一地方選挙の公示日から投票まで、株高になり、円は円安気味になるのはわかっていることです。
つまり、この円高は深追いしちゃいけないのはもうすでにわかっていることです。私は、選挙の時期にわかっているけど経済指標から相場を読もうとして、毎年、間違えたおバカさんなので今年は上手に対処ができました。
3回も4回もやっていれば本当に学習能力のないおバカさんですので、いい加減にしなきゃいけないと思っていました(笑)。
ともかく、第二回の公示日がいつなのか、それとももう始まっているのかよく知りませんが、選挙期間中に株を売り、円を買う行為は自殺行為と一緒なんだと覚えておくとよいと思います。
根拠、その2
冒頭にも書きましたが、マーケットというのは去年の動きを忠実に実行をする、ということは何度もいままでに書きました。アメリカのGDPがコンセンサスよりも低いので本来なら円高に行くはずなのですが、去年に大幅に円安に行ったから、円安になったのです。
このロジックは説明しようと思えば説明できますが、たぶん、20日間24時間しゃべれば説明できますが、そんな気はないので割愛します(笑)。
では、きのう4/8の2018/4/8の動きはどうだったのかを見てみましょう。まず、去年の4/8に相当する日は、4/6になることに注意をしてください。周辺のローソクと比較をしてかなり大きい陰線になっていることを確認します。
これで統一地方選挙の第一回が終了をしたのだから円高、去年も円高になっていることを確認していれば、きのうの朝は、値段をみないでも円高に行くことはわかっていたことなのです。
上記の説明で今まで、説明していなかったことはあるでしょうか？全部、みなさんにご説明をしていることです。要するに、たった1500字ですべてを説明している訳ではありませんので毎日、この日々のコラムを読むことが大事なんだと思います。
ただ読むだけなら小学生にもできます。なんとか、わかりにくいところも多々あると思いますが、理解しなきゃ意味がない、ということです。
今後の展開
本日は、きのうからの円高の流れを引き継いで、円高継続でしょう。アメリカの株価が主導すると考えると、きのうの機械受注を見れば軟調、これも、新値はかんたんには抜けないよ、と書いたことです。
結果として日経も軟調になるだろう、です。故に、円高が継続、その間にテクニカルの単純移動平均30、黄色い線が↓を向くかどうかの問題で、この円高の継続性が問われるのです。
去年のデータもみれば、わずかながらに陰線の訳で、きょういっぱい円高はもつだろうが、去年の明日以降は大幅に円安に行っていることを念頭に置く。それだけの話です。
私は特段、難しい話をしているつもりはありません。これで難しいと感じるのであれば、それはあなたがきちんと読んでいないか、もしくは、日本語が理解できないだけの話です。
他の通貨も同じように分析してみればいいのです。たぶん、去年のデータを必死にみなさん見るのでしょうが、私は最初に4時間足の10と30をチェックして概観をチェックしてから去年のデータを確認しなさい、と言っているのにほとんどの人は、去年のデータからチェックするのでしょうね。
こういう人、日本語が理解できていると思いますか？私はこういう人は理解していると思いません。いかに、自分が日本語を理解していないのか、もっと考えたほうがいいと思います。
そして、これを1度や2度やれば、全部、わかると思っている人がほとんどでしょうが、少なくても5年、これをやれば、こんなコラム読まなくても、だいたい明日の相場はどうなるか、なんてわかるようになると思います。
1度や2度やってわかることを、こんなところに書きません。5年継続できる人など、ま、間違いなくいないから書くのです(笑)。
（この記事を書いた人：角野 實）
