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FXコラム

米株大幅下落に反応しない為替相場の不思議

2020.09.05 | 
米株大...
このコラムで米株式相場が完全なバブル状態に陥っているというお話をしたそばから、どうやらその相場が一気に崩れかねない状況が示現しはじめています。
既に3日4日と米株はNASDAQを中心にしてS&P500もダウも大幅に続落しはじめていますから、いきなりコロナバブル相場崩壊の可能性も高まりつつあるのです。
ただ、よくわからないのが為替の動きで、3日の米株の大崩れにも関わらずドル円もユーロドルも比較的小動きでレンジ相場を維持した形になっています。
なぜまったく株式市場の動きに反応しないのかはよくわかりませんが、週明け以降こうした動きが継続するのか、ドル安再開になるのかが非常に気になるところです。
現状ではほぼすべての主要通貨ペアからトレンドが消滅しており、方向感はまったく確認できない状況ですから、何が相場を動かすことになるのか、またその方向は上下どちらなのかをしっかり見極めなくてはならない時間帯に突入したように見えます。

すっかり動かなくなった主要通貨ペア

 ■ドル円4時間足推移
 ■ユーロドル4時間足推移
9月第一週の為替相場を振り返ってみますと、ドル円、ユーロドルともに8月末から9月1日は大きな動きがでたわけですが、その後は収れんして狭いレンジ相場のなかで次なる方向を模索し始めているように見えます。
冒頭にも書きましたが米株の崩れにもほとんど反応することはなく、4日に発表された米国雇用統計でもほとんど動きはなく狭い値動きのままに週の取引は終了してます。
どうしてこうした動きになってしまうのかの理由ははっきりしませんが、どうも金融市場の中で為替はテーマになっていないようで、市場は次なる材料を求めて止まっているようにも見えます。
ただし9月6日の月曜日は米国がレイバーデーでお休みであることから、動きがではじめるのは翌日の7日からになりそうです。
例年レイバーデー明けは市場参加者がすべて相場に戻って、大きなトレンドが出始めやすくなるともいわれていますが、今年は前半ヘッジファンド勢もまったく利益を確保できていませんから、ここから猛ダッシュをしかけてくることは十分に予想されるところです。
相場のセンチメントに変化がでないかしっかりチェックしていくことが重要になります。

不安定な相場状況ではいきなり流れが変わることも

足元で崩れ始めた米株相場ですが、やはり市場参加者は個人投資家と自社株買いの企業が殆どで、取引ボリュームが酷く減少しているなかで株価指数だけが爆上げするという非常に不自然な状況が継続した中で、とたんに下落に転じる動きが示現していることに注意すべきです。
商いをともなってじり高になる相場というのは、たとえバブルといってもそう簡単には崩れない可能性が高まるわけですが、足元の個人投資家だけで回されている爆上げ相場は一旦売りがではじめると下落が止められなくなります。
また多くのロビンフッダー達は、レバレッジをかけて過大な投資を進めていますからちょっとした相場の下落でもすべての資金を失いやすく、これまでのバブル相場よりも相当弱い状況が大崩れを招きかねないところにあるように見えます。
となると本格的な相場の暴落はこれからになる可能性は高そうで、そこではじめて為替にも重大な影響がでる危険性が懸念されます。
懸念事項は多いのになぜか相場が動かないというのはよくあることで、そうそう簡単に相場を予測できないのが為替の不思議なところで、かつ面白いところでもあります。
これから想定外の動きがいきなりでることは十分に考えられますので、迂闊にポジションをとるのではなく、しっかり方向感を確認したところで次なる売買をしかけることが重要になりそうです。
(この記事を書いた人:今市太郎

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  • 今市太郎

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