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FXコラム

市民はコロナ報道にすっかり飽きているが消費は依然ぼろぼろ

2020.07.02 | 
市民は...
3月から新型コロナの感染で大騒ぎしたこともあり、国内の市民生活はすっかり妙な形でコロナに慣れ、なかば飽きたかのような雰囲気さえも漂いはじめています。
普通に生活していますと、新型コロナも大したことではなかったのではないかという錯覚にさえ陥る気分です。
ただ消費を中心とした実態経済は依然ぼろぼろの状態で、なにひとつとして改善の兆しはなく足元でも相当深刻な状況は継続中です。
秋口からは景気が大きく回復するなどと口にする人も目立ちはじめていますが、その根拠は一体どこからやってきているのか非常に不思議です。
6月の国内自動車販売は26%減、軽自動車14%減です。
さすがに車がないと生活できないようなエリアでは、軽自動車のニーズはそれなりにあるようですが、死ぬか生きるかわからない断末魔の時期に積極的に車など買わないという消費者の意識は世界的にも同様の状況になっているようです。
4~6月の米国における新車販売も日本車メーカーはトータルで34%減と凄まじい販売減少状況になっています。
消費者は正直であり、世界的に車など買う気分ではないことが浸透していることをうかがわせています。

東京都の感染者数の増加もなんだかよく判らない状況

東京都は非常事態宣言を解除してから俄然感染者数が増えて、コンスタントに50人を超える状況です。
検査の方法が変わったとかいう話しで感染者数が増えたこと自体はあまり大した話ではないという見方が強まっており、それではこれまで東京アラートとして大騒ぎしたいたのは一体何だったのかと耳を疑いたくなるような状況が続いています。
平たく言えばもはや何も対策を打たない放置プレーの状況に突入したということなのでしょうが、市民生活もこうした体たらくな国や都の対応にすっかり慣れてしまった感があります。
印象的には一山こえた感が強いわけですが、実態はなんら3月、4月あたりとは変化しておらず、実は東京はウイルスが変異して東京タイプのような新たなウイルスがエピセンターとして巻かれ始めているという情報もでてきているだけに「新型コロナ飽きました。」では済まない段階にあることを強く感じさせられます。

一面焼け野原の経済が目に見えない不幸

実際に戦争に遭遇したことはないのであくまで想像の行きを脱しませんが、たとえば空爆で都市部が焼け野原になったり、戦車が走り回って建物が破壊され名実ともに外にも出られないという悲惨な状況に直面すれば多くの市民は事態の深刻さをもっと身をもって感じることになるのでしょう。
しかし、ウイルスの災禍の場合には物理的に都市部が壊滅的な状況になっているようには見えず、店が潰れても閉店しても車が売れなくても実はあまり危機感を感じないのが逆に大きな問題に見えてきます。
市場では4~6月が経済の底という見方が非常に強まっていますが、こればかりは決して今の段階で断定できるような話ではなく、個人的にはどうしても楽観的には慣れないものがあります。
何の疑いもなく楽観を口にできる人はある意味うらやましいものがありますが、そういう心持だけでは乗り切れないところに差し掛かっている気がしてなりません。
米国ではすでに再度都市部のロックダウンに違い措置がとられはじめていますし、なんら楽観的になれる材料はないのですが、情報を受け取る側がすっかり飽きてしまうとあまり大したことのように思えないという独特の状況が醸成させていることを強く感じる次第です。
恐らくここから秋口にかけて猛烈な揺れ戻しに直面することになるのでしょうが、
相場と実態経済の乖離の埋まり方が果たしてどういうことになるのかも非常に気になるところです。
とくにAIとアルゴが主導の金融相場ではいきなり手のひらを返したようなセンチメントの違いが発生するものですから、いつ相場のセンチメントがいきなり反転するかはまったくわからず、我慢強い相場のチェックが必要になってきているようです。
こうした市場の群集心理のような雰囲気というのは、かつて味わったことのないものですがそれだけに市場の雰囲気にのまれないようにしなくてはなりません。
(この記事を書いた人:今市太郎

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  • 今市太郎

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