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FXコラム

ドル円7月のアノマリーは反転円高傾向

2020.07.01 | 
ドル円7...
相場の先行きがいまひとつ見出しにくいなかで、とうとう7月相場に突入となりました。例年7月のドル円は6月から反転して弱含み、つまりドル安円高になりやすく8月にはさらにその傾向が強くなるのがアノマリーですが、果たして今年はこれがワークするのかどうかが注目されます。
Chart EquityClock.com
シーズナルチャートといってもその正確な理由がはっきりしないため、やはりアノマリー的には扱われるもののテクニカル的なチャートには該当するものとなっています。
我々は季節的に相場の動きに一定の方向感がでることに明確な説明ができないことが多いものですが、実は需給など様々な要因がそうした季節性を作り出していることが多く、それなりに注目すべきものといえます。
上のチャートは円の季節性を示したものですが、上方向が円の買われる動きで、下は売られる動きということになります。
今年の場合3月から4月は全くこのチャートとは関係のない相場状況になってしまいましたのでほとんど機能していませんが、すでに暴落から4か月を経てノーマルなシーズナルサイクルに回帰するのか、まったくそうしたものを無視した動きになるのかどうかに関心が集まりそうです。

日本株の動きにも注意

こうしたシーズナルサイクルは、実は日本株にも当てはまるものがあり、米株は7月に上昇しやすいものの日経平均は6月にくらべて反転下落しやすくなり、さらに8月は弱含むのがひとつのアノマリーになっています。
今年の株価はご案内のとおり3月から全く例年と異なる動きになっていますから、為替同様ここからどう動くのかが気になるところですが、もとの挙動に回帰するのであれ7月は反転下落しやすく、ドル円もそれにつられる可能性が高くなりそうです。

6月雇用統計は7月2日

すでにご紹介しておりますとおり、6月の雇用統計は7月2日に発表されます。
5月実績は、非農業部門雇用者数は前月比250.9万人、失業率は13.3%ということで事前のアナリスト予想の平均値よりもはるかにいい結果になったことからドル円は大きく上昇しました。
6月に関してのアナリストの事前予想平均値は非農業部門雇用者数が、前月比+300万人、失業率は12.3%ということで先月よりもさらに改善されるとの予想が強まっています。
アナリストの予想平均との違いだけで一喜一憂しても実はほとんど意味がないわけですが、12年以上にわたって積み上げてきた米国の雇用が、新型コロナでたった3か月かそこいらで4700万人もの失業を招いているわけです。
したがって、月間で300万人程度の雇用が拡大されてもほとんど意味はありません。
米国政府は議会との連携でPPP・給与ほぼプログラムを改訂することで返済免除の給与融資を実行していることも企業の首切りが一旦収まった形を作り出しているようですが、この給付が止まればまたレイオフが拡大することも予想されるだけに、足元のNFPや失業率の数字が改善したから、即経済回復と考えるのにはかなり無理がありそうです。
もちろん今回の発表数字が改善されれば一瞬株も為替も上昇することになるのであろうと思いますが、先月も大きく上昇して俄か喜びをしているそばから相場は大きく崩れていますので油断は禁物な状況です。
月初のドル円は強含み、すでに108円台を回復はしていますが、これが継続するのかどうかにも注目が集まるところとなってきています。
仮に雇用統計の結果で大きく上昇することがあったとしても、時期的には決して上昇相場に時期ではありませんので、くれぐれも騙しにひっかからないように注意したい一週間です。
(この記事を書いた人:今市太郎




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  • 今市太郎

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