810

現在810手法公開中!

FXコラム

7月の米国雇用統計発表は2日となることにご注意を

2020.06.20 | 
7月の米...
6月もあと一週間ちょっとで終了ということになります。前半はかなり大きなボラティリティがでて大いに期待された為替相場でしたが、どうもその後は殆ど動かない相場に突入しております。
逆張りで若干の利益を積み上げるとしても、残念ながら取引の妙味自体が失われてしまうという非常に残念な状況に陥りつつあります。そんな中7月第一週には6月の「雇用統計」が発表となりますが注意が必要です。

6月分雇用統計は7月2日木曜日に発表

まず、発表日に注意となります。米国は7月4日が「独立記念日」でお休みということもあり、雇用統計は通常の第一週目の金曜日である3日ではなく、2日の木曜日「日本時間21時30分」に発表となります。
当然ポジション調整は1日の水曜日から始まることになりますし、発表はまるまる1日前ですから、翌日の3日金曜日にも相場があるわけで発表後にどのような動きになるのかも気になるところです。

NFP,失業率とともに前月の改定値にも注目

■NFP推移
Chart Yahooファイナンス
■失業率
Chart Yahooファイナンス
5月の雇用統計(6月発表分)は大方の市場予想を大きく上回り、NFPはプラス250万、失業率は13.3%に改善することとなりました。
もともと市場のアナリストの事前予想の平均値と比べての数字ですから、NFPが改善したといってもあまり大した意味はないです。
そもそも累計で4700万人が失業している中にあって、一時的に250万人のプラスが出たとしても焼け石に水で、7月の発表で改定値がどのぐらいに修正になるのかにも注目があつまります。
また失業率に関してはムニューシン財務長官も口にしていますが、PPP・給与保護プログラムがいち早く稼働したことから、首切りが予想以上に減ったことに起因しているようです。、PPPについては6月3日に借り主が受け取ったPPP融資が返済免除となるための要件を緩和する内容が議会で可決されているため、さらにワークする可能性がでてきています。
ただ、こうした公的援助で一時的に失業率が下がったようにみえたとしても、新型ウイルス感染の終焉で援助が打ち切られた場合には、特段雇用機会が増えているわけではありませんから、またしても数字が悪化の軌道をたどることも十分に考えられ予断を許さない状況にあります。

新型コロナは二次感染の問題がクローズアップ

足元では一旦収束しかかったかに見えた新型コロナ感染が、またしても頭をもたげてきています。
本来「夏場にはウイルス感染は物理的に減少するものである」という話しがまことしやかに言われていたわけですが、実際にはこのウイルスと夏の季節性は殆ど関係ないことが見え始めてきています。
これでウイルス感染が再拡大することになれば、当然雇用にさらなる影響がでることは間違いなさそうで、ここから楽観的になれる要素はあったくない状況であることは再度認識しておく必要がありそうです。
6月分の雇用統計全般についてはさらに悪化するかどうかは微妙ですが、特段大きく改善することも期待できないものがあり、5月分が大幅下方修正になったりしますとまたリスクオフになりやすい相場が示現することが予想されます。
トランプ大統領はとにかく11月の大統領選挙を控えて、GDPは秋までに大きく回復するとか株価の大幅上昇を手放しで喜ぶなど、その発言内容はもはや滅茶苦茶ですが、実態経済としてはそれほど手放しで回復を喜べるものがないのが現実のようです。
ドル円は今月の雇用統計で無闇に110円一歩手前まで上昇してしまいましたが、結局上値の重さを確認することになっただけで106円台の下値も堅いものの、上値は相当重たいこと相場に変化がでることになるのかどうかに注目していきたい状況です。
(この記事を書いた人:今市太郎




関連記事 こちらの「FXコラム」もご覧ください

現在3人のライターがコラムを執筆中

  • 今市太郎

    ファンダメンタルズ分析をメインとしたFXコラム。月間3000pipsを稼ぐFXトレーダー

    CLICK

    new 最新記事 2020/07/07
  • 角野 實

    FXの「始まり」を知る、業界を知り尽くした男によるFXコラム。

    CLICK

    最新記事 2019/06/08
  • TOMOZO..

    【DIY】デイトレーダー用スタンディングデスクを製作しました。

    CLICK

    最新記事 2017/07/20

コメント

名前 (必須)
E-mail 公開されません (必須)
画像
(横幅590pxまで)
タイトル (必須)
コメント (必須)

 利用規約に同意 

ページトップへ