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FXコラム

ドルの絶対値の解説

2019.03.14 | 
ドルの...
金や原油の値動きをみていると、相当なドル安が進行していると推察することができます。たぶん、ジムロジャースは大商品の時代は終わったと言っていますが、私はここからでしょう、と思っています。
証券取引所と商品取引所が日本でも合併するらしいですが、あまりにも遅すぎる判断です。FXがドル安固定ということで動かないのであれば債券、株式、商品に運用をシフトしなければいけないのを投資家にかんたんに提供するのが金融関係者や政府の仕事、と私は思います。
今回は、ドルの絶対値の解説というよりもどの絶対値が正しいのか、を解説していきたいと思います。

ドルインデックスとドル実効為替レート

上記はドルインデックスになります。きのうの外電で、金や原油がすっ飛んだ理由は上記のグラフをみれば明らかになります。ドル安だから、金や原油の値段が飛んだということなのです。
そして、金利は、FRBが金利を上げないという判断をくだし、そして消費者物価はコンセンサスよりも上昇をしない、という状態になっている訳です。ですから、金利は低下傾向になればますます金や原油などの商品相場は上昇します。
話がだいぶ逸れましたが、ドルインデックスというのはさまざまな為替レートの中のドルの変動率を計算し、その基準を100にした場合、現在はいくらか、というインデックスになります。
現在は90台で高いと、グラフをみれば感じる方も多いと思いますが、基準は100なのですから、現在の水準は、その基準100と比べれば、ドル安という判断ができると思います。
ダウ理論だと、この、ドルインデックスは買い、ということになりますけど、アメリカ政府、つまりトランプさんはドルが高すぎるとロクなことがない、と言っていることはアメリカ政府やFRBはドルを高く誘導したくない、という意味になります。
つまり本当にドルインデックスがダウ理論によって上昇するか、どうかは懐疑的になります。この場合、の真の間違いは、ファンダメンタルズを調べようとすればわかるものをテクニカルに判断を依拠するのが間違いなのです。
テクニカル分析って、怠けものがファンダメンタルズを分析したくないから、数字だけで判断できるテクニカル分析を採用しているだけのものです。
要するに、テクニカルを本当にわかっている人ほど、テクニカルの限界を感じて、余計にファンダメンタルズに走る、というのが私の周囲の状況になります。 
ドル実効為替レートをみると、部分、部分の形は似ていますが、全体の形は似ても似つかぬものになります。この理由は非常にかんたんで、ドルインデックスはいくら数字を加工しても相対値は相対値であって、相対値のグラフなど何も参考にならないということです。
たとえば、ドル円が円安に行っているからといって、日本経済が本当に良いのですか? だったら、みなさんはなぜ、東日本震災直後になぜ、ドル円は円安に向かうと思ったのですか?
このロジックが破綻をしているのは、日本経済が良いときも、悪いときもみなさん、円安に行くと思い込んでいることです。これには何の根拠もない、そう、単なる妄想の類なのに、これがみなさん信じているのです。つまり相対値を絶対値のように眺めていても、現状は全くわからない、ということの証左にもなると思います。
ドルインデックスは日々の数値の変化を見るのには適していますが、全体の流れを追うにはファンダメンタルズの絶対値を見るほかがない、ということです。
上記のドル為替実効レートというのは、世界の貿易比率を基に、ファンダメンタルズを反映した数字になります。つまり部分、部分に相対値は含まれますが、アメリカが高いときにはグラフは上にいきますし、安いときにはグラフは下に行く、ということです。
でも統計データは日本の厚労省のようにごまかしをしませんので(単なる皮肉なので気にしないでください)、実際は上記のグラフよりもドル安が進行しているのは想像に難くないと思います。なぜならアメリカ政府、FRBはドル安を推奨しているのですから。

まとめ

ドルは3月の上旬に上振れをしましたが、現在は下に向かっている、ドル安だから株高、商品高が進行し、そして金利に上がる見込みがないから資本は株や商品に向かっているのです。
ゆえに、債券、株式、商品高はしばらく続くということになります。アメリカの絶対値は実行為替レート、ドルインデックスともに、現在、下落しており、円の絶対値は3月の上旬に急騰をしており、現在は、急騰の調整をしている状態になります。
その結果として、円高に一瞬なったとしても円の絶対値も調整を行っていますので、円安調整が起こっているだけの話です。では、円の絶対値が、今後、また下がる見込みがあるかといえば、お隣の中国の株式やアメリカ経済の好調さをみれば、上昇するほかない、という推測は極めて合理的になります。
つまり、円安波動には入っていなく、むしろ、日本の絶対値が上昇することによって円高はほぼ確定になっているのではないか、と思うのです。
■参考 円の実効為替レート~3/11まで 
(この記事を書いた人:今市太郎

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  • 今市太郎

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