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FXコラム

ドルの動向と日本のGDPについて

2018.05.15 | 
ドルの...
今年の2月くらいにスイスフランが暴落するよ、とさらっと書いたことを覚えている人は少ないとは思います。以下はドルスイスのチャートになります。
ドルスイスですから、上の方に行くのに従ってドル高になり、下に行けばスイス高になります。
このドルスイスの注目点というのはドル円でドル高方向に傾き始めたのは4月になりますが、ドルスイスがドル高に向き始めたのは2月である、ということです。
要するにトランプ大統領がドル高政策を支持すると発言したときから対スイスフランはすでにドル高であったのです。これを見ていれば、2-4月までドル安、ドル安と言っている方々は何もわかっていないということがお分かりになると思います。
つまり1月の末から2月の上旬にかけてトランプ大統領やムニューシン財務長官がドル高にするということを示唆していたのですが、それをメディアや専門家は、政治家がこういった発言をして当たった試しがない、との一言で片づけていたのです。
それが、ドル円やユーロドルに波及し始めたのは4月です。そして今月は新興国通貨に対してドル高になっているのです。こういう流れを押さえておけば、通貨は何に投資をしておけばよいのか、わかるものです。
今回の場合のスイスは、去年の4月にドル安になり始め、真っ先に反応をしたのがスイスなのですから、今回のドル高転換もスイスから反応をしたのです。
なぜ、そこから先進国から新興国という流れになるのかはよくわかりませんが、こういうドルの転換というのはどこの国の通貨が真っ先に反応をするのかはきちんと監視する必要があります。
今回のドル高はスイスが一番最初に反応をしたのですから、今度、ドル安になるときというのもスイスが一番最初になるはずなのです。今回のドル円の押し目などもスイスをみていれば、明らかであって、ドルスイスがテクニカル的に調整を始めるというときにドル円が110円に到達するときと重なり、やはり、さらっとしか書きませんでしたが、この調整は長引くよ、と記していると思います。
このドルの転換に関しては、スイスが反応するときが最初のときの場合もありますし、ドル円の場合もある、ということです。リスク回避通貨というのはスイス、円、ドルになるのですから、ドルの転換が起こりそうなときにはリスク回避通貨に注目をしておけばいい、ということになります。
参考までにドルのリスク回避はアメリカ債券でみればいいのです。また、これが通貨で表されるだけではなく金や原油でマーケットに示現されるケースも多々あります。ただし、これらは原油がユーロドルとリンクをし、金がドル円にリンクするという豆知識も必要になります。
要するに自分が第一発見者、ドルの転換の、になる必要は一切なく、マーケットを注意深く観察していればドルの転換の兆候はわかる、ということになります。
これからの展開は、ドルスイスの調整はまだ終了をしていなく、もう少し時間がかかりそうになります。しかし、先進国や新興国のドル高反応とスイスフランのドル高反応に2月のようにタイムラグがなくなっており、スイスがドル安になればすぐさま、ほかの通貨もドル安になるという状態になります。
こういうことを理解していれば今の相場は楽に対処ができると思います。

日本のGDP

前期比マイナスの予想になりますが、前回、このことは解説をしました。どうなるか、わかりませんが、中長期のトレンドはドル高方向で変わらないと思いますので、下がったドル円を買えばよいというだけの話です。
クロス円はドル安になれば上昇すると思いますし、その後は円安によって上昇するでしょうから、相場観の変更はありません。ともかく、こういうグローバルな視点からFXの資金の流れをみれば、全体の流れはよくわかります。
トランプ大統領がさらなる所得税の減税を示唆しているということはさらにドル高になるのね、と解釈すればいいのです。日本の自動車、不動産減税も日本の借金を増やすことになりますけどね。
その辺はもう少し考えたいと思います。今、相場の波に乗れないという方は根本的にドル安だと思っているから流れに乗れないのです。ドル高になるということを前提に、相場を組み立てていけば、すべてがうまくいくと思います。
個人的には今週の流れは持ち合いになると考えていますので建玉を減らしています。下がれば、買いますけど、今の値位置は買う気が起きません。株も急騰になるであろう銘柄を中心に拾っていますが、想定以上に利が乗りませんので止めました(笑)。
トヨタ自動車など、決算発表後はやはりね、なんて思ったのですがね、なんだよ、これ、という感じです。今晩の小売売上は想像以上の数字になる可能性がありますので、未練は残るのです。
(この記事を書いた人:角野 實

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コメント

  • 18.05.16
    13:07
    毎回読んでいます
    毎回読んでいますが、角野氏の記事はトレードの際に参考にさせてもらっています。
    今回のドルスイスとドル円の動向の記事勉強になりました。
    もっと早くわかっていたら、ゴールデンウィーク中に利確しなかったでしょう
    これからはスイスの動向にも注目していきます。
  • 18.05.15
    22:38
    はじめまして 伊藤
    初めてコメントします。
    去年末辺りからサイト及び当コラムの存在を知り、凄く参考にさせていただいています。

    スイスフランに関しての質問なのですが、少しコラムの内容とはズレますが、4月辺りからシカゴIMM通貨先物にてスイスフランの売りが目立っています。
    その事を角野氏がどう考えてられているか?及び
    シカゴIMM通貨先物自体をどういった捉え方をされているかを知りたくて今回コメントさせていただきました。
    色々取り上げる事柄は多いかと思いますが、機会があれば
    それを取り上げていただけると嬉しく思います。
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