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FXコラム

将棋のAIとFXは将来、同じになるであろう

2017.08.12 | 
将棋のA...
最近、史上最低年齢の将棋のプロが出たことで将棋に注目が集まっています。お盆の間、まだ、月曜日の日本「GDP」発表というイベントを控えていますが、この数字は私が解説した通り、この結果を受けても大きな影響を受けることはないでしょう。
円安派の方にとっては落ちつかないお休みになると思いますが、円高派の方にとっては休みを思いっきりエンジョイできることになるでしょう。
その後の展開は大きな戻りが発生をすると思いますが、大勢観は円高で修正をされません。ともかく、お盆休みなので、閑話休題ということで本日は「将棋のAIとFX」について話をしていきましょう。

将棋のルールとFXのルールは同じである?!

男性であれば大抵の方は将棋を指したことがあると思いますが、そのルールは日本共通であり、民間のゲームなのに珍しく統一されています。私はファミコンを筆頭にゲームというものをやったことがありませんが、ゲームも一緒で、開発者が決めたルール以上のことはできないはずです。
これは実はFXも同じなのです。大枠のルールは、世界共通なのです。だからAIで投資ができるということに私は異論をはさむつもりはありません。
日本のFXのレバレッジ規制などは瑣末なことで大枠のルールは決まっています。なぜ、将棋は名人クラスのプロ棋士にAIは勝てるのかといえば、非常に明快な話で、ルールが決まっているからです。
つまり、東日本震災のときに、東京電力が想定以上の津波がきたから対策ができなかったという言い訳をしていますが、自然にルールがないから想定以上なんて言いわけが平気できるのです。
小学生でもわかる話で「自然にはルールがない」ということです。でも、将棋やそのほかのウェブ上のゲームは開発者が想定した以上の事態は起こりえないのです。
だから、AIでもプロ級の人に勝てるのです。将来的には、将棋の名人にAIがなることは確実でしょう。なぜなら、想定以上のことは起こりえないからです。データを積めば、将棋の経験則がすべてAIにインプットされ、あらゆる状況で最善の手を指すことができるようになるでしょう。
そういうのが自明の理なのですが、最年少将棋プロに注目されるのは、やはり、もしかしたら、という人間の思いなのでしょう。しかし、結果はどうロジカルに考えても、AIの勝利になってしまうだろうな、と思います。

自動車のAIはどうなる

ここで考えてほしいのは「自動車のAI」になります。自動車の運転というのはある意味、規則正しくなっていますが、でもある面は自然を相手にしている訳です。つまり自動運転AIなど想定以上のことが起これば、かんたんに事故だらけになりますし、データがないような状況では事故だらけになるでしょう。
つまり、津波の予測もまともにできないAIなど、そして天気予報を的確に当てることができない現状では「自動運転なんて、夢のまた夢である」ということはお分かりになると思います。
でも、データを積み上げればといいますが、ほとんどの人が、人間の行動が理性と感情で成り立っているということがわかっていない状況では無理でしょう。将棋のプロがAIに負けるには疲れという感情に打ち勝つことができないから負けるのです。
理性はある程度、数値化をすることができますが、感情は、気まぐれですので数字化なんてできた話は聞いたことがありません。世の中を動かすのは感情であることを知っている方は、無理だろうなと理解できると思います。

テクニカルアナリストの主張する感情をなくせ、というのはある意味当たっている?!

チャート信奉者が異口同音に発するのは「感情を殺さないとFXでは勝つことができない」と言います。これは正解で、上記の将棋の例をみればわかると思いますが、これで100パーセント勝つ、というテクニカル指標がなければ人間は考えます。でも、考え続ければ人間は必ず疲れるのです。
そうなると、疲れたという感情が脳を支配し、将棋でいえば不合理な手を打つのと、FXと同じことになります。つまり今の、チャーティストがやっていることというのは、将来、AIにとって変わったほうが、勝率がよくなることは自明の理であり、当然の帰結なのです。
つまり、そのテクニカルの開発に廻ったほうが、将来、食いっぱぐれがないのは誰でもわかることなのに、一生懸命、新しい方法を探し求める方が多いのは、少し驚きを隠しえません。
現時点でテクニカルによって稼ぐことができない方は、すぐに新しい自動売買ソフトが出ると思いますので、それを待ったほうがいいかもしれませんね。
私がいつも言っている「ファンダメンタルズ」で動く相場というのは、今も未来も変わりません。なぜなら、FXというのは「経済の実態、つまり「ファンダメンタルズ」に則して動いている」のですから、これが基本ルールなのです。

ファンダメンタルズを軽視している高名な投資家は存在しない

テクニカルはたまたま、こうやって数字が支配されていることの側面が露見しただけの話で、「ファンダメンタルズ」と「テクニカル」のどちらが優れているか、というのは言うまでもなく「ファンダメンタルズ」なのに、今、テクニカルがそれを凌駕するような錯覚に陥っているだけの話です。
何度も言いますが「テクニカルで財産を築いた人はいない」ということです。
たまに居ますが、それはシモンズのファンドのように「HFT」を駆使したものがほとんどです。
【HFFとは?】
・High Frequency Tradingの頭文字をとった言葉。コンピュータプログラムを利用して行う超高頻度取引 
シモンズのファンドにしても将来は暗いと言わざるを得ません。かなり内容が逸れましたが、FXで一生食って行こうと思うなら「ファンダメンタルズ」を勉強しないと生き残れない、というのが現時点での私の結論になります。現実に高名な投資家で「ファンダメンタルズ」を軽視している投資家など存在しません。
でも、人間の判断は、必ずAIを上回ると思います。私たちの脳はそれほど、素晴らしいものなのだ、ということです。AIが万能なんて思うと、必ず福島原発のような悲惨な事故にあうと予言をしておきましょう。
あくまでも、AIは判断の補助であり、それに全幅の信頼を置いてはいけません。いわば、AIはテクニカル指標の一貫なのです。
(この記事を書いた人:角野 實
・角野實 レポートの詳細はこちら

角野實レポート

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