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FXコラム

日米ともに個人投資家が大量参戦していることが相場に大きな影響か

2020.08.13 | 
日米と...
今年はお盆が15日ということでまだお休みは14日を含めれば3日あるわけですが、どうも今年のお盆週間の相場は個人投資家が大挙して市場に参入していることから例年の夏枯れを払拭するような動きになっているようで、日経平均もドル円も下がらずむしろ上昇局面を迎えているようです。
13日には日経平均は2万3000円台を回復するところまで上昇することとなっており、8月の相場下落はまったくの幻になりつつあります。
こうした状況は圧倒的な利用者を誇るようになった「ロビンフッダー」が大量に参入する米株市場やゴールド、シルバー市場にも同様に見られているようで、夏なのに「夏枯れ」が相場に到来しないというかなり特殊な状況を示現させているようです。
どうもこうした事態が各市場の相場のシーズナルサイクルを大きく変化させているのは間違いなさそうで、本邦ではお盆週間が終了したときに果たして相場がどのような動きを見せることになるのかが非常に注目されることになりそうです。
とりわけロビンフッダーの相場参入はもはや驚くべき状況になっているようで、プロの投資家もかつて見たことがないほど売買が殺到しているようです。
これではシーズナルサイクルもあったものではないというのはある意味よくわかるものがあります。

個人投資家だけで構成された上昇相場は巻き戻しも早い傾向も

このような個人投資家主体の相場というのは過去2017年のビットコイン相場でも見られました。とにかく過熱感が急激に上がっては相場が驚くほど上昇するものの、売りがかさむようになると今度は市場参加者が一転してみな出口に向かって売りに走るということが非常によく見られることになります。
ここのところのゴールドやシルバーの取引にもコモディティ系に全く明るくない個人投資家が少額のレバレッジをかけて売買に参入したことから、ひとたび売りがでると猛烈にオーバーシュート気味の売り展開となります。
想像以上に相場が下落してしまうということがあるもので、足元のドルベースのシルバーは完全にそうした状況が招いた事態のように見えます。
したがってここから巻き戻しで値が戻った相場がさらに撒き戻しの逆巻き戻しで元に戻るリスクがあることも相当意識しておく必要がありそうです。

個人投資家総出でも流れを変えられないのがトルコリラ

トルコリラ円はこのお盆休みの期間中にさらに安値を下抜けてしまうのではないかと危惧しましたが、今のところはまだ対円で14円台を維持している状況です。
しかしトルコを巡る金融情勢はなんら改善しておらず、デフォルトに向けてさらに状況が悪化する危険性はきわめて高いところにあります。
さすがにこの通貨ペアに関しては、本邦個人投資家が買い向かってもなんらプラスに働く可能性はなさそうです。
やはりこの足もとの相場状況は新型コロナがもたらしている特殊な状況で、まともに外出もままならない日米の個人投資家が勤しんで相場に参入してくるが故に起きている特別な状況といえそうです。
それだけにここからファンド勢や機関投資家筋が市場に戻ってくると、これまでの相場とは全く異なる展開が示現することが容易に想定されるだけに、かなり注意が必要になってきているようです。
ドル安はかなり中長期的な視点ではありますが、足元から即座にそうした動きが示現してくる可能性も高そうで、決して遠い未来の話ではなくなりつつあります。
具体的にこの秋の相場にそうした傾向がではじめると、今度は秋相場のシーズナルサイクルが大きく崩れることになりますので、秋口から年末に向けてドル円が上昇すると決めつけてかかるのはかなり禁物な状況です。
例年と異なる相場状況は想定が難しくはなりますが、逆にこれまでにないような利益機会に恵まれる可能性もありますので、相場の変化というものをしっかりと見つめ続けることが重要になりそうです。
(この記事を書いた人:今市太郎

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  • 今市太郎

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