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FXコラム

ドルインデックスから見る本格的ドル安相場の到来

2020.07.30 | 
ドルイ...
ドル安が本格的なトレンドになりつつあります。以下のチャートはここ10年あまりのドルインデックスの推移です。
■Chart Tradingview
2014年ぐらいから上昇したドル円は、103前後を頂点としてここまでダブルトップ形成後にレンジ相場を続けてきました。しかし直近の動きでいよいよ下抜けしそうな雰囲気が強まりつつあります。
すでに来週から8月相場となりますので、市場の変化には相当気をつかうべき時間帯になってきたようです。
ここ数年のレンジ相場から下抜けをはじめたドルインデックスは、とりあえず91を下抜けるかどうかを試す展開となりそうです。
仮にこれが現実のものになった場合には、ドル円は102円台初頭、ユーロドルも1.21レベルを試すことになのではないかと考えております。
ドル円の場合ここまでに結構急ピッチで下げてきていますから、一気にそこまで到達するかどうかですが、全体的な相場のドル安感というのは相場自体が望んでいるような印象もつよく、リスクオンになってもオフになってもドルだけは安くなりそうな予感も強くなってきています。
ドルインデックスが90に到達した場合には、いよいよドル円101円以下という動きも想定されるだけに、この流れがどう継続するかは大変注目すべきポイントです。

ドルに対する信認性はかなり低下している

ここまで米国FRBが積極的かつ過剰に市場にドルの「ばらまき政策」をしてしまっては、必然的にドル安が進むことは明らかです。
なにより「金本位制」のときのドルと輪転機が動くかぎり、刷りまくってしまうドルの価値に大きな変化が現れるのはもはや当たり前の状況でしょう。
これまでは基軸通貨として確固たる地位を築いてきたドルでしたが、各国の中央銀行の外貨準備でもドル比率は50%前半にまで低下しつつあり、足元の市場において金や銀に資金がシフトするのはこうした状況を明確に表したもの言える状況のようです。こうなるとドル安が一過性のものではなくなる可能性も高くなります。
3月のように急激な相場の下落でドル円が101円をつけにいってまた戻ったような相場とは違い、安定的定着水準としてドル円が下落し、ユーロドルの上昇する時間が到来することを想定する必要がでてきているようです。

8月はドル安になりやすいが今回のドル安トレンドはより長期化か

8月はシーズナルサイクルから考えて、例年円高が進み後半になるとそれが反転し9月から12月に向けては、比較的上昇しやすい相場になるのがひとつのパターンとなっています。
足元のドルインデックスにおけるドル安トレンドの発生は、一時的というよりは長期にレンジ内で停滞していたドルが、いよいよドル安方向に明確い動き出した可能性が高そうで、俄然注意が必要になってきているようです。
ドル円の104円台はいくつか止められるサポートラインが存在していますので、そう簡単に下抜けるかどうかはまったくわからないものの、104円を抜けた場合にはそこから先の下げは早そうで、市場参加者の少なくなる8月はとくに注意が必要です。
今回のドル円の下げ局面でも直接介入できない政府が「GPIF」などに手をまわして下値でそれなりの買いを入れたようで、あっさり下抜けており、ショートカバーが溜まると思っても意外に早く下落する場面に何度も遭遇しています。
それだけ相場全体としてドル安傾向が強まってきている感じで、もちろん戻す局面はあると思いますが、あまり安易に買い向かわないほうがよさそうな雲域になってきています。
先行きを見計らうためにも、ここからはドルインデックスの推移を定期的にチェックしてくことがオススメです。
(この記事を書いた人:今市太郎

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  • 今市太郎

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