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FXコラム

大統領選を見据えたトランプ政権の対中強硬政策顕在化

2020.07.25 | 
大統領...
大統領選挙までいよいよ3か月強の時間を残すあまりとなり、トランプ政権は支持率回復のために本格的な選挙戦略実施に動きはじめたようです。
その一つが猛烈な中国叩きです。中国の背後に見えてくる長年の民主党の対中国政策をこのタイミングで徹底的にこき下ろすことにより、バイデンに痛手を負わすことが目的でしょう。
中国側の応戦も明確になってきていることから、どこまでこの叩き合いが激化することになるのかが非常に注目されるものになってきています。

米国の動きに対する中国の応戦は実に迅速

先日発売されたボルトンの暴露本を見ますと、トランプと中国との関係もかなり不思議に近しい状況です。今回のトランプ政権の対中攻撃は、かなり過激かつ迅速であり、それに対する中国の動きも非常に早くなっている点が印象的です。
7月24日、米国ビザの不正取得の疑いからサンフランシスコの中国総領事館に逃げ込んだ、中国人研究家が米国当局に拘束されました。
米国の企業や大学、研究センターから知的財産の窃取することを目的としたスパイ網を運営するため、中国政府が各地の外交拠点を利用しているといった厳しい指摘も米国サイドから出されることとなりました。
これに伴い米国は、ヒューストンの中国総領事館の閉鎖を命令。一方中国もその報復措置として四川省成都にある米総領事館の閉鎖を命じることとなっています。
当然こうした動きを株式市場は嫌気し24日の米株市場は三指数とも下落しました。注目されるのは完成相場で大きく上昇してきた上海総合指数も24日に大きく下落をはじめていることです。米中対立による株式市場の軟調が、ここからも継続することになるのかどうかが非常に気になるところです。

対中強硬政策をひっぱるポンペオ

今回の対中強硬策を巡っては、トランプ政権ではポンペオ国務長官が起動的に動いており、その戦略立案と実施を掌握していることが映像を見ているだけでも強く窺われる状況になってきています。
トランプ自身の対中攻撃発言はとかく現象的かつ情緒的なもので、ポンペオのそれは相当論理的かつ攻撃的です。
具体的に大きなダメージを与えつつあるところが特徴的で、ここからさらに二の矢三の矢が飛び出してくることは想像に難しくない状況です。
また中国の対応も相当本気のようで、ややもすれば軍事的衝突もあり得るのでないかとさえ思う厳しさが醸成されつつあります。
米国における中国批判というのは長年近しい存在で、資金援助を受けながら中国の米国内外での勝手な動きを許してきた民主党政権への批判そのものなのです。
11月に向けてはトランプ政権がさらに厳しい対中攻撃をしかけてくるのは間違いないでしょう。
対中関連により、多少株価が下がっても諸悪の根源は民主党政権というイメージが明確に確立されるのであれば、より厳しい対立が示現することは覚悟しなくてはならなくなりそうです。
ポンペオはすでに、米国は過去20年間行わなかったやり方で中国共産党と侵略に対峙していると述べており、ここからも対中征伐をやる気満々な状況にみえます。

ドル円は久々にリスクオフの円高に

4連休となった東京市場ですが本邦勢不在ともなると必ず飛び出してくる、ドル円の円高方向へのアノマリー的動きが今回も顕在化し、ドル円は105円台に突入する場面もありました。
週明けは連休明けの実需の状況などから、一旦ドル円も上昇する可能性があります。しかし106円をいとも簡単に下抜けただけに、ここからお盆休み辺りまでを視野に入れてドル円が想定を超えるような下攻めの動きにでるリスクは、相当意識しておく必要がありそうです。
個人的には105円を大きく下回る可能性はあまり高くないと思っておりましたが、24日の相場の動きを見ますとオーバーシュート気味の展開も十分にありそうで、あまり断定することなく柔軟に相場に臨んでいきたいところです。
(この記事を書いた人:今市太郎

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  • 今市太郎

    ファンダメンタルズ分析をメインとしたFXコラム。月間3000pipsを稼ぐFXトレーダー

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コメント

  • 20.07.25
    19:42
    ドル円相場のリスクオンとリスクオフとは! キシダテツヤ
    何時もブログを拝見して、知識力を高めています。
    処で、標件の「ドル円相場のリスクオンとリスクオフ」とは、どの様な要因
    の相関から言うのでしょうか、ドル円相場のリスクオフでのドル円下降とは
    別個にリスクオンでのドル円下降があると思われますが、この場合のリスク
    要因はどの様になるのでしょうか! 教えて戴ければ幸いです。
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