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FXコラム

オプション林立で動きがとれないドル円

2020.07.09 | 
オプシ...
今週に入ってからのドル円は、107.500円に存在するとされてきたかなり大きめのオプションの影響をうけて、1日の値幅は60銭ほどの狭い動きに収斂しはじめています。
週後半に向けてこのオプション自体はNYカットで順次減少しはじめています。
しかしほかにも、9日のNYカットで107.000円130本、107.100円408本、107.200-250円で517本、107.300円200本、107.500円1145本、107.550-750円が852本とかなり点在しているのです。
どうやらこのレンジを離れることは、どうしてもできない状況にあるようです。
また107円から下には実需の買いも相当あるようで、今週残りのオプションがはけるまでは、どうやら当分この狭い上下動を余儀なくされそうな状況になってきています。
■ドル円4時間足
ドル円は7月1日の東京タイムに上値を試して以来、108円台には一度も戻れないまま延々と107円台を推移しています。
オプション見合いの売りや、買いのトレードは必ず反対売買がでることになります。
したがってオプション設定価格の水準に回帰しやすく、結果的にまったく動かないという状況が示現してしまうわけです。

オプション設定の多さは市場の先行き不透明感の現れ

最近では個人でもオプションの売買できる業者が表れています。オプションの売買は圧倒的にプロの投資家が中心です。オプションの設定枚数は、個人投資家でもネット上から見れる状況ではあります。しかしプットなのかコールなのかはわからないのです。
あくまで相場の推移を見ながら類推するしか手はありません。
しかしひとつだけ言えるのは、こうした狭い領域に対して妙に数多くオプションが設定されるのは、プロの投資家でもドル円が上昇するか、下落するのかを判断することはできないのです。
高値と安値両方にオプションを購入することで、どちらに抜けて利益がでるように仕込んでいるケースが多いことだけは理解できます。
そもそも足元の相場では為替がテーマになっていません。金利差もないことから、ドル円などもほとんど動かないのが実情です。
よく「ニュースが相場を作るのではなく相場がニュースを創出する」などともいわれますが、ここのところの相場状況はまさに、この格言が当てはまっているようです。
現在の相場はリスクオン、リスクオフといった説明では相場の実態を正確に反映していないようにも見えてきます。

7月一杯この低調な相場に我慢する必要も

世の中を見渡してみますと米株、とくにNASDAQと中国株が異常な活況を呈している以外は、金融市場はかなり低調で大きな動きが出ていない状況になっています。
各国の主要中央銀行がカネをばら撒き、しかも下値をむりやり制御する「人工値付け相場」を延々と継続しているわけです。どの相場も値幅で調整するのではなく、日柄で調整しやすくなっていることは間違いなさそうです。
ややもすればこの動きは7月一杯まで継続する可能性も覚悟しておく必要があります。
40銭以上動けばスキャルピングでも多少は利益を取り込めます。しかし方向感のない相場は相当やりづらく、すでに早い夏休みモードのような気もしてくる始末です。
ただし動きのない相場が、1年中続くことはあり得ません。大きな動きがでるのをとにかく待つことが肝心になってきます。相当やりにくい相場ですが、市場参加者のほとんどすべてが同じことを感じているはずです。
とにかく足元の我慢比べを通過して、次の大きな動きを狙う準備が肝要です。修行のような日々は来週以降も続きそうな嫌な予感がしてきます。
(この記事を書いた人:今市太郎

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  • 今市太郎

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