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FXコラム

突然吹き上がったドル円だがここから先の動意は厳しそう

2020.06.03 | 
突然吹...
2日のNYタイムに向けて突然ドル円が吹き上がりはじめ、久々に108円台後半まで値をつける動きとなりました。
下のチャートをご覧いただいてもおわかりのとおり2日の東京タイムから考えますと久々に1円ほど明確に動く相場となったわけです。
しかし、いろいろとほかの通貨ペアを見回してみますとこれはどうやら円安によって示現していることが窺われ、全体として一気に円安が進んだことがわかります。
■ドル円1時間足推移
5月相場の後半は押しても押しても107円を割ることができず、さらに6月に入ってからは107.500円すら割れなくなってきていました。
下がらないなら上を試してストップをつけにいくという動きが出た可能性もありますが、上値では輸出勢の売りとともにこのコラムでもご紹介したように、ソフトバンクグループの円転玉が飛び出してくる可能性が高いことから果たしてどこまでの上値余地があるのかが大きな注目点になってきそうです。
理由が判らないとは言え、我々が認識できないだけで必ず何か裏に理由が存在していることは間違いなさそうですが、動かなくなっている相場の中でこうした動意が明確になるのは不思議なものであることは間違いありません。
いずれにしても毎日このぐらいの動意があれば取引もしやすくなるわけですが、残念ながらここからの為替相場はそうはならなさそうな雰囲気が高まりつつあります。

夏に向けてはますます動かなくなる可能性も

いくつかの米系の金融機関のアナリストがここから3か月余りのFX市場の予測をレポートとして出し始めています。
主要国の中央銀行がほとんど同様の緩和措置に乗り出し始めて居る関係上、主要通貨間に差異がみられなくなっており、非常に動きが緩慢になっていることが指摘されはじめています。
こうなりますと夏に向けてますます動意が減少し、膠着した相場が延々と続く可能性も考えざるを得なくなってきている状況です。
結局のところあらゆる資本市場を見渡してみても、活況を呈しているのは著しく需給が相場を押し上げている株式市場だけで米国から溢れかえりはじめた資金は、海外の株式市場にも流れ込み始めて相場が大きく上昇する様になってきています。
しかし債券市場もコモディティも、もちろん為替もこうした大きな動意とは全く別の世界に佇んでいるようで株式市場とは全く相関性のない動きが延々と続いています。
どこかでこうした状況にも変化が訪れるものとは思われますが、次の暴落でも始まらないことには為替に関しては非常に動きの少ない時間を過ごすことになりそうで、個人投資家としてはこうした時期にどう過ごすのかを真剣に考える必要がでてくることになりそうです。
ただ、株を買い向かい、クロス円も買うなどという動きをしてしまいますと、同じ方向に向けてリスクをとることにもなりかねませんから、相場を並行して取引を拡大するというのもよほどよく考えませんと失敗しかねない状況です。
今年は3月に大きく動いてしまいましたから、下手をすると年間の動意はここですべて消化してしまった可能性もありそうですが、中央銀行の政策が大きく変わらないかぎり為替相場は膠着する時間が例年よりも長くなるリスクについてはある程度覚悟しておく必要がでてきているようです。
こうなりますと多くの通貨ペアがレンジ相場を形成することになりますので、とにかく逆張りでいかに利益を獲得するかといったこともじっくり考える必要がありそうです。
収入が減った分FX取引でなんとか補填したいといった理由から、3月以降FX取引をするようなった個人投資家も多いようですが、ここから当分の間はそうしたニーズにFXは応えることができなくなりそうな相場状況になりつつあります。
まあ損をするよりはずっとましではありますが、活性化しないと結局参加者が減ることになるのでかと危惧されるところです。
(この記事を書いた人:今市太郎




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