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FXコラム

今年は来るか?サンタクロースラリー

2018.12.13 | 
今年は...
ここのところ米国の株式市場は毎日上げたり下げたり、ザラ場でも大きく下落したかと思えば大引けにかけていきなり戻したりということで迂闊に相場に参入しても投げと踏みに巻き込まれるだけというかなり厳しい年末相場で、例年とは相当状況が違うことを改めて感じさせられる次第です。
感謝祭からクリスマスにかけてのラリーはどうやら今年は完全に不発になってしまっており、既に市場参加者は休みに入っている可能性もあり、為替もポンドが大きく売られる以外は動きがよくわからない状況に陥りつつあります。
まあ積極的に売買すべきタイミングは既に終わってしまっている可能性がかなり高そうですが、ウォール街では依然としてサンタクロースラリーと来年大統領就任3年目の米株高相場といったアノマリーへの期待は相当高いようで、暴落を知らないミレニアル世代はまたしても相場を買いあげる気満々になりつつあるようです。
しかし本当にそういう動きが示現するのかどうかは足元の相場を見ていますと、かなり怪しい状況で、我々個人投資家としては上昇方向だけにとらわれないフレキシブルな投資ができるように準備をすることのほうが重要になってきているように思われます。

そもそもサンタクロースラリーとはいつのこと?

このサンタクロースラリーは、日本ではクリスマスというと25日までのイベント色が強いことから、それを超えるとすっかり年末・正月が意識されることから年末のこの時期の相場展開と誤解する向きも多いわけですが、実はこれには正確な定義が存在しています。
1970年代初頭に米国株式トレーダー年間の当時編集者であった「イエールハーシュ」が発見してもので、「12月最終の5営業日から1月の当初2営業日までの7日間の米株相場が高い」というのがそのアノマリーです。
米国の投資家が確定申告対策で不採算の株を年末に売り年明けの新しい会計年度にその資金で再投資を行うことから、この時期の株価が上昇しやすいという傾向を発見しているのです。
したがって国内の株価にはサンタクロースラリーがやってくるとは思えませんが、本邦では掉尾の一振などという言葉もあり12月は株高で終わる確率が7割近くあるといわれています。こちらのほうは大納会前の5営業日の期間ですから、クリスマスラリーとはかなり被る部分もあるわけです。
国内は今年24日が天皇誕生日の振り替え休日ですから、28日の大納会を含めて事前の5日となると21日からが掉尾の一振期間で若干クリスマスラリーより前倒しの時間帯となります。
ここから劇的に相場が変化するようなことでもあれば、年末日米ともに株価は上昇しそうですが、足元の相場展開を見ていますと果たしてそんなことが期待できるのかかなりクビをかしげたくなる状況で、特に国内では日経平均が果たして2万2000円台以上に回復して終われるのかすら心配なところです。

米国では大統領就任3年目相場への期待も

クリスマスラリーすら危うい米株相場ですが、ウォール街はトランプ大統領就任3年目のいわゆる大統領選挙前年にあたることから、米国株が大きく上昇する確率が過去にきわめて高かったアノマリーが存在することから、来年こそ株価が大幅に回復すると期待しており、強気の見通しも非常に大きくなってきています。
確かに90年以降を見てもこの3年目相場はかなり上昇することが確認されていますが、果たして今年ピークを打ってしまった感のある米株が来年このアノマリーをしっかりトレースできるのかどうかがまた注目されることになりそうです。
年末相場が上昇した場合年明け1月は下落することも多いわけですから、とにかく断定することなく下方向への動きにも対応できるように準備をしていくことが必要です。
(この記事を書いた人:今市太郎




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  • 今市太郎

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