805

現在805手法公開中!

FXコラム

メルケルが選挙に勝利しても弱いユーロ

2017.09.28 | 
メルケ...
ご案内のとおりドイツのメルケル首相は24日の選挙でなんとか勝利を収めましたが、得票率は大幅に下がっており、連立といっても弱いものが集まる政権になりそうな気配で、ユーロは大きく買い戻されるどころか売りが加速し「ドルインデックス」がこのおかげで大きく上昇する結果となっています。

 28日昼の段階ではすでに1.17を割り込む手前まで下落しており、この秋まで続いてきたユーロの対ドルでの高めの推移は一気に崩れる状況となってきてしまっています。
ドイツの総選挙はほとんど材料にならないと見られていただけに、かなり意外な展開といえますが、まだ下落が収まるかどうかは微妙であり、1.16台へ突入する可能性はかなり高まりつつあります。
ただ、一方的にここからドルが買い上げられるともなかなか思えない状況で、結構幅の広いレンジ相場へとシフトしていくことが想定されます。
足元ではかなりユーロの買いもたまってきていましたから、一旦調整するのは仕方ない時間帯であり、そこまで下押しするのかがほかの通貨にも大きな影響を与えそうです。

ドルインデックスの上昇はドル円にも思わぬ上昇をもたらしている

ドル円はこうしたドル高の動きを受けて大きく上昇し、27日のNYタイムには113円台に久々に回復する動きとなりましたが、その後「London Fix」にかけて90銭近く一気に値を崩すという荒い展開になってしまいました。
確かに足元ではドル円が強さを誇っていますが、期末という時期も絡んでおり、果たしてこのまま10月に同様の動きが継続するのかどうかが注目されます。
ただ、ドル円に関してはちょっとロングが溜まりすぎているようにも見え、さらに調整をする可能性もありますし、チャート的には113円台まで戻したおかげでいい線まで上昇してしまった感もあります。

各通貨ともにボラティリティの大きな相場に

FX市場は10月末になりますと、株の買い時期などにも伴って一定の方向感がでやすくなるものですが、今年に限っていいますと、まだ明確なトレンドがでてきているわけではなく、引き続き各国の「中央銀行」の政策が大きく影響を与えることになるとは思われますが、引き続き上下のブレが大きな相場展開が続きそうです。
したがって一方向だけを想定して売買してしまいますと思わぬ落とし穴にはまる可能性もまだまだ残されており、上でも下でもフレキシブルに動けるように機敏な売買を心がける必要がありそうです。

国内の選挙ネタはさらに混迷の状況に

国内の選挙はいよいよ本日解散ということで選挙戦がスタートしますが、小池都知事の政党が突如として大きな動きを見せることになり、安倍政権がどのぐらい負けを背負うことになるのか、いまひとつよくわからない状況となりつつあります。
こうなると本当に毎回「アノマリー」どおりに株価が上伸を続けることになるのかが気になりますが、国内の政局ではあまりドル円の下落を誘うことはなさそう見られます。
こうして見てきますと、ドル円はすっかり上昇ムードが漂いますが、まだ決め付けるのは早そうで、さらなる調整も視野に入れるべき状況です。
9月は北朝鮮の問題で何度か相場が大きく下落はしましたが、結果的にはドル円は上伸し、ユーロドルは大きく売り込まれる相場となってしまい当初の予想とはかなり異なる展開が続いています。
ただここから相場を動かす材料で、もっとも大きな影響を与えるのが何なのかはいまひとつわからないところに差し掛かっており、まったく想定していないことで大きく相場が変化することにはかなり注意する時期になっているといえます。
一ヶ月終わってみればわかりますが、10月、11月の相場は想像以上に難しいものになりそうで、とにかく予断をもって取引しないことが肝心です。
(この記事を書いた人:今市太郎




関連記事 こちらの「FXコラム」もご覧ください

現在3人のライターがコラムを執筆中

  • 今市太郎

    ファンダメンタルズ分析をメインとしたFXコラム。月間3000pipsを稼ぐFXトレーダー

    CLICK

    new 最新記事 2020/04/06
  • 角野 實

    FXの「始まり」を知る、業界を知り尽くした男によるFXコラム。

    CLICK

    最新記事 2019/06/08
  • TOMOZO..

    【DIY】デイトレーダー用スタンディングデスクを製作しました。

    CLICK

    最新記事 2017/07/20

コメント

名前 (必須)
E-mail 公開されません (必須)
画像
(横幅590pxまで)
タイトル (必須)
コメント (必須)

 利用規約に同意 

ページトップへ