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FXコラム

15日FOMCの焦点は利上げ回数にシフトへ

2017.03.12 | 
15日FOM...
10日に発表された「雇用統計」の数字も概ね順調で、15日の「FOMC」で利上げが行われるための阻害要因はほぼ取り除かれたことから、この「FOMC」では今後の利上げの回数が大きな焦点となってきそうな勢いです。
毎度あてにならない「FOMC」メンバーによるドットチャートですが、今回ばかりは今年残りの利上げ回数が大きな注目ポイントになりそうな気配です。

上昇スピードが速まりつつある米国10年債金利

データ出展 ブルームバーグ
まだ「FOMC」の利上げ前ではあるものの米国の10年債利回りはすでに2.6%を超え始めており、市場の想定よりも早いスピードでその上昇が再開されはじめています。
10日の「雇用統計」を受けて一旦2.6%を下回って週の取引を終えていますが、これが15日の「FOMC」で積極的な利上げの可能性が示唆された場合には再度上昇過程に入ることは間違いなく、果たして夏まで株式相場が持ってくれるのかどうかが大きな問題になりそうです。

FRB年4回の利上げならば株式相場の破綻は早まる可能性

新債券の帝王「ジェフリー・ガンドラック」も著名投資家の「ラリーウイリアムズ」も年央となる6月から7月まではなんとか株式相場が持つものの年の後半が危ないとしていますが、年4回などという見通しが「FOMC」のドットチャート等で強く示された場合、市場は予想よりはるかに利上げを織り込む可能性があり、今の調子で金利が上昇すれば6月まで本当に持つのかどうかという点も気になり始めるところです。
米国の株式の時価総額がいよいよ今年に入ってから1兆5000億ドル(172兆円)規模にまで膨れあがっていることから、多くの「ヘッジファンド」がこれ以上株のポジションを積み上げられなくなっており、逆に一斉売りに身構え始めているという話しも飛び交いはじめています。
株価の最終局面ではより走って高値を更新したあたりがもっとも危なくなるため、足もとですぐに崩れるとは思えませんが、為替相場も株式市場の暴落があれば確実に「リスクオフ」から円高に逆戻りが考えられるだけに、相当慎重な取引が必要になりそうです。

予算教書も15日に発表

15日(日本時間のほぼ16日)は遅れに遅れていた米国の予算教書も発表の予定でこれまで詳細が語られてこなかった減税や財政政策の具体策が提示されれば、既に織り込んだ金利の話はすっ飛ばして相場が上昇することも十分に考えられドル円は「FOMC」を乗り越えて上値を試す可能性も残されます。
ただ、その一方で減税の財源も依然不透明ですから、市場期待に届かない場合は予算教書の結果を受けて売られることも考えておかなくてはならず、相場の上昇と下落の材料は半分半分程度で推移しそうで、決め打ちするのは難しそうな状況です。

リスクをまったく織り込んでいない市場

全体的に相場を見ていて気になりますのは、なぜか株も為替もまったく米国の利上げからはじまるリスクを織り込んでいないことです。市場参加者が危ないと思っているうちはだいだい暴落は起こらないものですが、ほぼ全員が楽観視して走り始めた場合は相当注意をしなくてはなりません。
その意味では足もとの相場はまだ大きく走ってはいませんが、楽観視する向きが非常に多くなりつつある点は気になるところです。
相場の下落は上昇よりもはるかに短時間で大きな利益を得られるものですから、暴落のタイミングがわかればそれに越したことはないのですが、こればかりは正確に当てるのが非常に難しくなりますので、とにかく様々な情報をとりながら様子を見ていくしかありません。
直近の為替でもドル円が116円に近づいたことから118円超を意識する発言も多く聞かれるようになっていますが、市場であまりに強気の発言が聞かれたときもが逆のリスクを考えたほうがよさそうです。
為替相場はとにかく市場が形成する流れについていかざるを得ないものですが、どこかで人と異なる発想をしていないと儲からないのもまた事実です。このバランスを相場展開の中でいかにして作っていくかで獲得できる利益が異なるものになっていきそうです。
(この記事を書いた人:今市太郎



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