FXコラム

疑心暗鬼の師走FX相場は大損にご注意!

2016.11.28 | 
疑心暗...
早いもので今週からはついに12月へと突入することとなります。11月は9日にトランプ勝利が確定してからというもの、為替相場の風景が一変してしまい、とくにAIを実装した「アルゴリズム」が暗躍することで、人が裁量取引で許容できる動きとはまったく異なる相場展開が継続中です。
9日からの爆騰相場へのシフトタイミングでは、ほとんどの市場参加者が損をさせられたようでしたが、気持ちを切り替えて相場についていった個人投資家はそれなりに損失をカバーして利益を確保しつつある動きとなっているようです。

値ごろ感と思い込みを捨てないと大損する師走相場

長年FXをやっていますと騙しにも会いますし、チャートを見ていると次の動きが連想できる瞬間もあり、人は結構過去の経験を引き出しにして裁量取引をしていることが自分自身の動きでもわかります。
底値で買うとか高値で売るというのはチャートでタイミングを見計らってはいますが、やはり値ごろ感というものが働いて売買をしてしまっていることが多いのに改めて気づかされる次第です。
しかしAIというものが「アルゴリズム」の背後で稼動しはじめてから、相場をアルゴが扇動する状況がさらに加速する状況で、迂闊な値ごろ感での売買は大怪我のもとになりつつあることを実感させられます。
特に12月のドルストレートは、こうした値ごろ感や思い込みで売買するという方法を改めないことにはうまく利益を上げられない時期にさしかかっているといえます。

誰が見てもやりすぎのドル円上昇

ドル円の足元の相場状況を一言でいえば、押し目のないままに上がりすぎて買いそびれ、値ごろ感から逆張りで入る個人投資家が刈られる相場となってしまっています。
二週間強で13円弱の上昇となった相場には何度も上値抵抗線が登場し、その度に逆張りから売りで市場にエントリーした果敢な個人投資家が現れましたが、今のところ悉く粉砕されており、スキャルピングだけが命拾いをしている状況といえます。
確かにここのところのレンジ相場におけるドル円は10本陽線が立てば通常なら一旦調整が入ってもおかしくはありませんが、これが明確なトレンドを形成する相場の途上ともなれば、そのようなレンジ相場における値ごろ感を発揮してもまったくかみ合わない状態で、足元の状態はまさにそれであり、もうそろそろと市場参加者の一部が考えているうちはまだまだ上がるリスクを抱えているといえます。

個人的に納得がいくかどうかを重視するとFXでは儲からない

FX相場は時としてプラス材料だけに反応し、マイナス材料をまったく無視するという特別な状況を示現することがあります。その状況に近いのが足元の相場であり、ここから年末に向けてはとくにこうした傾向が強くなりそうです。
ここからは「OPEC総会」、「米国雇用統計」、「イタリア国民投票」、「ECB理事会」、「FOMC」と大きなイベントが続きますが、ドル円は日足でも週足でも明確なトレンドがではじめているだけに、個別の事象を無視してそのまま上昇を継続してしまうリスクが高まりつつあります。
もちろん永続的に上昇する相場などありませんから、必ずどこかで一息ついて調整する局面がやってくることだけは間違いありませんが、今はまだそのときではなく、しかもそのときは年内にやってこないリスクも想定しておかなくてはなりません。
予期せぬバブル相場となりそうなのがこの12月の動きですが、逃げ場はつねに模索しつつも、とにかく相場についていく以外には利益を確保する道がなさそうな状況になってきています。
米国のファンド勢に捏造的に形成されてしまった相場にも思えますが、妙な値ごろ感だけで勝負してしまうと悲しい大晦日を迎えることになりかねませんので、十分ご注意いただきたいと思います。
(この記事を書いた人:今市太郎

今市太郎レポート

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