810

現在810手法公開中!

FXコラム

週明けドル円は実需が自ら上値を抑える展開か

2016.08.20 | 
週明け...
19日のNY市場は週末ということもあり殆ど大きな動きもないままに終了し、ドル円はかろうじて100円台を維持することとなったことから、週足での陰線引けは免れることとなりました。

とうとう101円台にも戻れないドル円

お盆休み前から週末までの動きを再度見直して見ますと・・ 
5日の「雇用統計」の数字がよく週明けやっと102.65円まで戻したドル円は、そこがピークとなり19日までずっと上値を切下げ、下値を切下げする動きが継続することになります。
1時間足で13時間移動平均の「エンベロープ」で見てみますと、±0.6%の±2σを飛び出すところまで大きく動くことは殆どなく、結構激しく動いたようにはみえますが、まあさもありなんといった動きに留まったことがわかります。
たた、輸出の「実需筋」が置いていたと思われる102.500円から上のリーブオーダーは一本たりともつけることができないままお盆を終了してしまい、足元では100.500円より上に降りてきている輸出「実需筋」の焦りの売りすらもこなせないまま、8月15日週を終えてしまったことになります。
一方下値のほうは2度ほど99.50円を崩す動きが見られましたが、総じて99円台の滞空時間も短く、なにかもっと明確が材料が出てこないことには下値追いも簡単にはいきそうもない状況を示現しはじめています。
この「エンベロープ」の13時間移動平均が正しいとすればドル円は週明け戻しても101円台に届くかどうかが微妙な世界で、むしろ夏休みから復帰した「実需筋」があわててここから売りを加速させることになるのかどうかが大きな注目点となりそうです。
戻りを待って何も手当てしないまま、99円台以下を深堀することになれば企業の為替担当者は責任を問われることになりますから、101円台、場合によっては100円台でさえ売りを出してくる可能性が高まっており、もっとも円高に苦しむ「実需」の輸出勢が自らの手で上値を抑える動きに終始してしまう相場がやってきそうです。
一方輸入勢のほうはここからあわてて買わなくても下落チャンスはまだありそうですから、下値を買い支える存在としては機能しないように見えます。

短期勢が暴れた夏休み相場でけが人続出?

ひと気の無い夏休み、久々に大暴れした「短期投機筋」でしたが、投機の性格上売ったものはどこかで買い戻すことになるため、ほぼ1日おきに行って来いの相場展開が継続することとなり、「バニラオプション」もあったとされる100円に収斂する形で、激しい投げと踏みの応酬相場は一旦終焉したものと思われます。
雇用統計」の結果を受けて上げた以外は地区連銀総裁の発言で戻すぐらいしか上昇材料はなかったのがこの10日間あまりの動きですが、果たしてこうした相場展開でどれだけのプレーヤーが利益を確保することができたのかは不明で、週末の19日金曜日はさすがに疲れ果てた印象を相場の動きから感じることになりました。

26日に向けて要人発言で振らされる展開も

26日にはジャクソンホールで「イエレン議長」の講演が予定されていますが、これまでも講演で決定的なことを口にしない「イエレン議長」のことですから、利上げの観測気球を上げる発言をしても決定的な言質をとられるようなことは想定できず、とりまきの地区連銀総裁が「ハトとタカ」の発言を繰り出しては様子を見る展開が続きそうです。
9月以降の相場に流れがでるのは例年9月第二週といわれますが、19日前後からその兆候とみれれる動きがでることも多いことから週明けの相場の方向感に注目していきたいと考えます。
MACD」などを見ていますと特定の時間足では「ダイバージェンス」が見られ、ドル円は一旦上方向に戻すこともテクニカル的には考えられますが、なにより「実需」がびっしり上値で売りを待ち構えていることを考えますと、テクニカルがそのまますんなりとは実現しない相場展開が夏休み明けとなりそうな予感がします。
(この記事を書いた人:今市太郎



関連記事 こちらの「FXコラム」もご覧ください

現在3人のライターがコラムを執筆中

  • 今市太郎

    ファンダメンタルズ分析をメインとしたFXコラム。月間3000pipsを稼ぐFXトレーダー

    CLICK

    new 最新記事 2020/07/06
  • 角野 實

    FXの「始まり」を知る、業界を知り尽くした男によるFXコラム。

    CLICK

    最新記事 2019/06/08
  • TOMOZO..

    【DIY】デイトレーダー用スタンディングデスクを製作しました。

    CLICK

    最新記事 2017/07/20

コメント

名前 (必須)
E-mail 公開されません (必須)
画像
(横幅590pxまで)
タイトル (必須)
コメント (必須)

 利用規約に同意 

ページトップへ