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FXコラム

ドル円相場2017年の総括と新年の展望

2017.12.30 | 
ドル円...
2017年も最後になりました。今年の相場を振り返ろうと思います。(12/29記載)2017年の相場を一言で言えば、株式市場の大幅な上昇とドル円相場がボックス相場に終始した年でした。
いろんな要因があると思いますがひとえに「トランプ相場」が続いていると思われます。2016年秋の大統領選挙でトランプ大統領が誕生してからというものの最初は株式市場の上昇とともに円安になりましたが、2017年に入ってから急速に円高圧力がかかってきました。
主にアメリカの貿易問題に根ざしたものですが、ドル円相場は1ドル120円を目前に急速に円高方向に振れました。その後はFRBの利上げ態勢、日米の金利差と相殺するような形でボックス相場が続いています。

もみ合いを続けるドル円相場

【ドル円 週足 ボリンジャーバンド】 
左側の陽線が連続した部分が大統領選後の円安相場です。2017年初からは円高トレンドになって一ドル=110円割れまで円高が進みました。しかしその後はチャートのように底堅い動きでボックス相場の底入れを果たしたようにも見えます。
最近の動きは図のようにもみ合いになってきていてσ0~1付近のボラティリティの小さな動きに終始しています。何度もここで取り上げましたが、現在、ドル円相場には一ドル=115円の壁が存在していて今年はついにこのラインを抜けてくることはありませんでした。
来年はFOMCで年に三回の利上げが予定されているので最終的にはこのラインを抜けてきて円安になっていくと予想されます。ただ円安といってもそのペースは遅く一進一退の動きでしょう。
株式市場の上昇に比べてドル円相場は基本的にボックスの方が好ましい部分があるので、現在のように動きが少ない状態が続くものと思われます。
【ドル円 週足 一目均衡表】
 一目均衡表で見たらちょうど週足は雲の上に乗ったような形です。押すときには雲の中に入ってきますが深押しはせずに抜けてくる動きを繰り返しています。もう一度雲の下に抜けた時のような動きはないでしょう。
しばらくは雲の上限で中に入ったり出たりを繰り返すような動きになると思われますが、来年の春先頃にははっきりと雲から出てくるかもしれません。

2018年はアメリカ中間選挙の年

通常、中間選挙の年はNYダウが安く大統領選挙の年は高いと言われますが、来年に限ってはこのジンクスは通用しない可能性があると予想しています。現在の世界同時株高の流れは強力な株の上昇波動を生み出していて、この流れが来年も続きそうだからです。
それは日本も同じで2017年に一時23000円超えとバブル後の高値を更新しましたが、この上昇トレンドは好調な企業業績に支えられて2018年も続くと予想します。
結局、「トランプ相場」の本質は株高、ドル円相場安定であって、これは日米両国にとって好ましいトレンドになるでしょう。アメリカの景気と株式相場が好調なのでトランプ氏は報道で伝えられているのとは正反対に中間選挙で大勝する可能性もあるとみています。
このように日米ともに好調な株式市場ですが、さすがにNYダウの上昇が一方的に続けばどこかでスピード調整をする場面が出てくるでしょう。
現在25000ドル付近にありますが2018年には3万ドルという歴史的な大台に乗ってくる可能性もあります。問題はその時のボラティリティで、もしあまりにダウの勢いが急上昇すぎれば2000年にバブル崩壊を起こしたナスダック市場のようなケースにもなりかねません。
ただそのような歴史的な大天井をつけるまではまだまだ上昇余地があるとみています。

調整局面にある日経平均

【日経平均日足】
12/28現在、日経平均は調整局面にあります。こちらは衆院選与党勝利を受けて4000円以上上昇しましたが、その後は22000円~23000円のボックスの動きに終始しています。
この動きは来年初頭も続くでしょう。23000円の壁は重く、もう一度下がってくると予想しています。ただ22000円付近まで下げることがあればそこは買い場になると睨んでいます。
現在の株式市場は為替の動きに関係なく動いているので読みやすく手がけやすいところはあります。急激な円高の可能性がなくなっている分、株式市場の下値不安がなくなっているとも言えるでしょう。
長期的に見れば来年は日経平均は23000円を超えて25000円以上を目ざして上昇していくと予想します。このような華々しい日系平均の動きとは反対にドル円相場は地味で膠着した動きが続くでしょう。
しかしそのような状態こそがいわゆる「為替の安定」であり、じわじわと115円を超えて一進一退の動きで円安方向に動きていくトレンドがドル円相場の理想なのかもしれません。

【まとめ】

★ドル円相場は基本ボックス。2017年後半は115円の壁をついにクリアーせず。
★2018年は緩やかな円安で115円をこえて安定した状態が続く。日米の株式市場は2017年に続き上昇する。
★2018年の日経平均は最初は調整するがやがて23000円を超えて25000円へ。バブル後の新高値更新へ。

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