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FXコラム

年末へのドル円為替の動きは115円の攻防ライン

2017.11.16 | 
年末へ...
日経平均がはなばなしい動きをしているのに対して、ドル円為替の方は毎日がほぼもみ合いに終始しています。これは前回と前々回の高値付近である114円台に到達してからその傾向がさらに強くなりました。まずはドル円の日足を見てみます。
【ドル円 日足】
ボリンジャーバンドですが幅がかなり小さくなってきています。115円手前というのは重要なラインになっていて、前は二回ともここからきれいに下げました。もちろんこの時は日経平均ももみ合いで、まだトランプ発言が大きく取り上げられ、今以上にはっきりと円高圧力がかかっていました。
しかし、今回は115円付近に到達したものの円安にも円高にも行きにくい状態が続いています。日足で見る限りもみ合いですが、ボリンジャーの幅が狭くなってきていることに注意してください。これは大きく動く前触れの可能性があります。 
【ドル円 日足 2016年 米大統領選前後】
米大統領選挙時の日足ですが、ドル円のボリンジャーバンドは幅を狭めたあとに大きく動いています。
大統領選の結果が出たあとにσ+3まで上昇してそのままバンドの上限と一緒に大相場を作っていますね。長い下ヒゲをみれば相場がσ-3からσ+3と極から極へと動いたことがわかります。
【ドル円日足 2015年利上げ前後】
 逆に2016年12月のFOMCでの初利上げの時ですが、12月初めに記録的にバンドが狭くなるゾーンができています。このあと実際に利上げが行われ相場はしばらく混乱しました。
結局、このポイントからはっきりとした円高トレンドに移行しています。こうして見るとボリンジャーバンドの端から端をきれいに動いているのがわかりますね。
今回のバンドが縮まる現象は大動きする前というよりも本当のもみ合いに過ぎないかもしれません。形としては直前の日足のパターンを繰り返す可能性も高いと思います。しばらくは様子見がいいかもしれません。

週足でも横ばいのドル円

【ドル円 週足】
毎回このチャートは載せていますが変わり映えはしません。前の二回のピーク時は比較的早く円高トレンドに変わったのに対して、今回は115円ラインに到達したものの、そのままもみ合いになっています。日経平均のところで説明しましたが、この安定したドル円為替のおかげで日経平均が連鎖的に暴落せずにすんでいるような流れです。
そう言う意味では2015年8月や2016年春先とは違う、円高を伴わない日経平均だけの調整という地合いが続いています。ここからドル円相場がどうなるかですが、このまま115円付近でもみ合いになる可能性が高いと思います。
ただボリンジャーバンドをよく観察すれば気づくと思いますが、最近のσ+3(上限のバンド)が上の方へ広がるような形になっています。これはこれから円安の方に向かってチャートが上昇していく貴重なシグナルなのではないかと思います。
これからのドル円相場は円安予想です。115円手前で一進一退になりながらも12月に入れば115円台の声を聞く可能性が高いと思います。12月のFOMCでは利上げを予想します。

ユーロははっきりと円安傾向

【ユーロ円 週足】
ユーロ/円の週足ですがはっきりと傾向が見えます。イギリスがEUを離脱するまで円高が進み、去年末に底入れ、それから下値切り上げのややイレギュラーなW底をつけた後ではっきりと円安が進んでいます。
ある意味ユーロ円の方が正確に今の円のトレンドを表しているかもしれません。ユーロに対して円は以前の水準に回帰する動きを見せています。きれいなW字の往来相場になりそうですね。現在は1ユーロ=133円付近ですがもう少し円安傾向は続くと思います。

年末から来年にかけてのドル円

ドル円は貿易不均衡の面から円高圧力がかかっていますが、利上げに伴って徐々に円安になるでしょう。ただそのペースは非常にゆっくりで一進一退だと思います。
チャートを見ればわかるように、円安にかけるのならばドル円ではなくユーロ円でトレードするのが正解でした。あらゆる相場に言えることですが、難しい状況の銘柄にあえて手を出す必要はないと思います。
その意味では衆院選前後のドル円相場には余りうまみはありませんでした。素直に日経平均に乗っていたほうが良かったと思います。もちろん為替しか手がけないディーラーも多いですが、銘柄を選択するのならドルよりユーロの方が方向性はつかめやすかったと思います。
今から思えば去年の大統領選挙後のドル円相場はエキサイティングでした。アメリカの利上げの方向性も相まって一気に円安が進みましたが120円を目前に再び大きく円高に振れました。
結局、ふり返ってみれば今年は一度も120円台が入らなかったわけです。来年こそは相場が良ければ一ドル=120円に挑戦する年になると予想します。ただそこに至るまでは長い道のりであるのは間違いありません。

まとめ

★ドル円は日足ではボリンジャーバンドの幅が小さくなり、この後の変化で方向性が決まりそう。このままもみ合いの可能性も。
★週足ではドル円は115円を目前に横ばい。以前のような明確な円高トレンドなし。方向性としては中長期円安方向。
★ユーロ円のほうがドル円よりもはっきりと円安傾向に。本格的なドル円の円安トレンドは来年以降か。
(この記事を書いた人:隼人)

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