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FXコラム

新型コロナが相場に与える影響再来か?

2020.08.01 | 
新型コ...
7月最後の取引日となった31日、ドル円は東京タイムからぐんぐん下値を試す動きとなり、11時すぎに104.184円まで下値を試す動きとなりました。
しかしその後の下攻めでもうまく104円抜けができなかったことからショートカバーがではじめ、月末のポジション調整の動きもでてNYタイムには、なんと106.055円まで跳ねるという大きな戻りを試すこととなりました。
1日で1円90銭近くの動意があるというのは、ドル円としてはかなり久々のものとなりました。6月末相場でも月末特有のドル買いが出たあと、ドルは下落に転じており、ドル円でいえば月初がもっとも月間の高値であったわけです。
前回ご紹介したように「ドルインデックス」はかなり弱い動きとなっており、7月単月でみますと4.1%の下落と2010年9月以来の弱さになっているだけに、8月もこのトレンドが明確に示現する可能性がではじめています。
日足でみますと31日猛烈な戻りを試したことから大きな陽線引けのチャートが示現しており、さらに多少の上昇があったとしてもドル円のトレンドが上向きになる可能性は極めて低そうで、週明けの取引も十分な注意が必要になってきそうです。
■ドル円日足推移

新型コロナリスクを再度取り込み始めた金融市場

米株市場では3月末以降、ミレニアル世代が国から支給されて始めた給付金を原資として、米株市場に雪崩れ込みました。かなりの額の取引を繰り返すことで、相場の押し上げに大きく寄与する時間が続いたのです。
これにより「NASDAQ」は史上最高の上昇を果たしました。国内の株式市場もこうした動きに連動して上昇を続け、半ば新型コロナの影響を株式相場は克服したかのように見えたわけです。しかし米国の第2四半期GDPがマイナス33%という数字で表れると織り込んでいたとされていても、確実に相場にはネガティブな反応が現れるようになっており、日経平均も同様の反応を見せるようになっています。
個人消費がこれだけ壊滅的なレベルに陥っている以上、経済の悪化が個別株の企業の業績にネガティブな影響をもたらすことは避けられない状況です。株価が経済の実態に寄せつつあることを強く感じさせられます。
こうなると景気の悪化は株価の下落を誘引する可能性が高く、とくに米株の場合は完全に主体が個人投資家です。売りが加速すれば一気に相場が崩れる危険性はかなり高まりつつあります。
米国の個人投資家は金の買いやビットコインの買いにも関与しているようですから、なんらかのきっかけでNASDAQの株が崩れはじめると、こうした周辺相場も同時に売り込まれるリスクがかなり高くなっているように見えます。
新型コロナの二番底狙いは個人投資家の動きの変化が引き金になることは相当注意すべきで、8月がそのタイミングになる危険性は相当高そうな気配です。

ドル離れは鮮明な状況に

7月に入って突然ドル離れが加速した状況に見える現在の相場。
FRBが3月から強力に推し進めたドルキャッシュの市中への過剰とも思われる供給、バランスシート拡大でドル紙幣を無闇に大量印刷して配りまくっている状況、そしてこの先、政策金利を上昇させることがまったくできなくなってしまった、FRBの出口のない戦略が市場のドルへの信認を猛烈に低下させていることは間違いなさそうです。
リスクオフならドル買いといった3月からの動きが完全に、逆戻りしはじめていることがわかります。
したがって足元の相場ではリスクオフイコールドル買いとはならなくなっているのは明白で、金や銀に資金が逃げるのも法定通貨全般への信頼度が明らかに下落していることが大きな要因のようです。
こうなると足元の為替相場のドル売りも必ずしも一過性のものとは言えない状況で、需給の問題から上下動は伴うもののドル安方向が継続する可能性は、常に意識しておかなくてなりません。週明けからの8月相場もこの視点で取り組みたいところです。
(この記事を書いた人:今市太郎

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  • 今市太郎

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